Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2018年3月の読書記録>

雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

率直に言うと、難しかった。
話の展開がなぞりにくくて、なんだかつかみどころがなくて、なんとか読了。たのしむまではいかなかったかなぁ…
でもときどきはっとさせられる表現が出てきて、さらなる世界を感じさせられるなど。
個人的な印象としては、詩に近いかもしれない。つかめそうでつかめない感じ。
葉子に会ってみたいなぁと思いつつ、駒子になりたいなぁと思いつつ。


こころ

こころ

そしてその詩集ですよ。めったに手に取らないんだけど、図書館でなんとなく手に取ってしまったので。
思えば国語の授業を受けていたころから、得意教科にも関わらず、詩や短歌や俳句を読むのは苦手で。
そこに書いていないこと、行間を読むのが苦手なんだ…と言い訳していたような記憶がある。まぁいまも得意じゃないけど。。。
でも割と読みやすかった。そして書き留めておきたい言葉もあった。
歌詞もそうだけど、削られて磨かれたからこそ刺さる言葉。


* * * * * * *


仕事とライブと仕事とライブとライブの3月、まぁこう書くといつも通りですね(…)
昨年12月から追いかけてきたポルノちゃんのツアーが(個人的に)最終節を迎え、詰め込んだ3月でした。
だいぶ無理したけど、徳島も福井も行ってよかった…
とりわけ福井、大変だったけど、これまでに味わったことのないしあわせもあり。
まぁ細かい話はまたおって(・∀・)/(懐かしいやつ)

ポルノグラフィティ 15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" @ 鳴門市民会館(180304)

ツアー5本目、1階に列(22列)はちょう下手より。
このツアー唯一の下手席!これまでに見えなかったものが見えて面白かった〜!

* * * * * * *


開演前
映像に関して、この日に気づいたこと。
飛行機のシルエットがこちらに向かってくる
ステージ横から客席に向かって点くライト、これって映像?図形?を投影してるのかな…?
客席後ろの壁に映る影が、本編最後の曲で使われるすごいライト(後述)みたいな形に見えた
バラバラで迫り来るローマ字、今回目に止まったのは"FFF*1"と"TELL"*2
そしてここの映像、ツアー中に変わってるよね…?
追加グッズのロンTの図形みたいなのがスクリーンに出たとき、下向きの正三角形(▽)が太字(?)になってた
メンバーが歩くとき、最初は背中合わせ、次はこっちへ来るのと向こうへ向かうのと、入れ替わる


1.夜間飛行
冒頭で2人めがけて降ってくる泡が、なんだか2人に吸い込まれてってるみたいに見えた
そしてサビで岡野に降ってくる泡の連なり(大)が、今日は連なりそのものが蝶に見えた
(香川で岡野に向かって落ちてきたときには天使の羽に見えた)
あと、手前スクリーンの隙間から覗く後ろスクリーンの映像、マーブル模様の水面に見えた。
途中からピンクの水が混ざる(『渦』のジャケットみたいに)
ワンコーラス終わったギターソロは黄色スポットで、ツーコーラス後のギターソロは白スポットだった。水中(水底)に差し込む光のようで
本日のシリーズ、この日特筆すべき岡野のうたいかた(その1)、2番Bメロの「♪許してよ」
ここの色気*3がこれまでに感じたことのないものだった、凄まじかった
それも女性の色気で。あれはなにかが乗り移ってると真剣に思った、そんなうたいかただった
そして曲頭から感じた、ベースがめっちゃ効いてるね。
…これってフェスティバルホールでも思ったんだけど、なにか変えたのかなぁ。
(あるいは、今回の席が下手だったからよく聴こえただけかもしれない)


2.LiAR
おおおっ映像!たぶん前回は気づかなかった、モノクロの映像のなかで!爪も!赤い!唇だけじゃない!
そして凝った字体(雑なたとえをすると、ハリーポッターに出てきそうな)で
たくさんの「Liar」って言葉が並ぶ(たぶんL以外小文字だった)
「♪吐く息を〜」が赤一色だっけ…?全体的に暗くて、そのなかで赤一色だった記憶が…


3.真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
Bメロで青い炎の映像、2番からかなぁ?青い炎って、オレンジの炎(Aメロで出てた)よりも高温なんだよね。
そしてサビ、ツアーロゴは白だ!その周りをオレンジ色の炎が覆う


MC
冒頭から2人ともだいぶテンション高め
新藤「こう、都会のホールにはない、こういうライブハウスみたいな会場で」「今日はマジックが起こせそうな気がします!」
「ライブって、こっち(手を前へ出す)と、こっち(手を胸のほうへ寄せる)の熱気を(両手で循環させるようなジェスチャー)。
その両方があってできるものだから」

岡野「ここからは18年の歴史を(手を横にして積むようなジェスチャー)」
「その前に新しいメンバーを紹介します!ギター・tasuku!」

tasuku「今日は楽屋にいろいろいっぱい置いてくれてて、いちごとか」「鳴門芋(※鳴門金時のことだと思う)を頂きました」
岡野「楽屋すごかったよねぇ。いちごとか、牡蠣とか、わかめとか、あとせとかもあったね!」
わかめ…?鳴門の名産なのは知ってるけど、どういう形態で置いてあったのか気になる…お刺身かしらん

岡野「今日はお祭り騒ぎで!」
新藤「お!阿波踊りとかけた?(テンション高め)」
岡野「いや祭りはどこでもあろうよ」このやりとり、笑うわ

岡野「18年の!歴史を!少しだけでも感じてもらえたらと(的な)


4.ワールド☆サタデーグラフティ
前スクリーンが半分くらい降りてきてた!降りてくる長さは5枚それぞれバラバラで
映像はモノクロで(グレー多め)、なんて言えばいいんだろう、工場裏の配管みたいな…
それに対して照明がカラフル!サビで赤と黄色と緑!
「♪日曜日なのに晴れたね!ここは徳島なのに1人じゃないねぇ!」


5.ダリア
イントロで岡野に降り注ぐは、緑、そして紫(ピンク寄り)のスポットライト!!!


6.リンク
最初のほうの照明、赤と青の二色だと思ってたんだけど…と、トリコロールの照明じゃった…!
この日特筆すべき岡野のうたいかた(その2)、Cメロ!
俗っぽく言うと、厨二感がものすごかった…!(とても褒めています)
照明も真っ暗で青スポットなんよ…この歌詞のうたう孤独さが目でもわかるような、あの瞬間、間違いなく岡野はひとりだった


7.メリッサ
曲頭、真助ちゃんのドラムに乗せて岡野が森男を紹介、「今から森男が!ぶちかますけぇ!」的なことを言ってた
そのときの森男が!もうめっちゃ楽しそうにピースしててわたしはとてもうれしい
曲終わりの照明!緑と黄色のハーフアンドハーフ!


MC
岡野「これまでにあんまりやってない曲でも口ずさんでくれたり、そしていつもの曲はもっと盛り上がろうとしてくれたり、
その気持ちが伝わってきて嬉しかったです!」
「ありがとうございます!」
今日はめっちゃ、この場面だけじゃなく、普段以上にお辞儀してたような印象、深深と

アルバムタイトルの説明
新藤「説明しよう!"BUTTERFLY EFFECT"とは、えーっと、だから、」この落差、何回聴いてもふふふと笑ってしまうやつ
新藤「川になって海に降り注いで、たぶん一回鳴門の渦巻(※おそらく渦潮のこと)になって、そっから雨になって」

…ちょっと頭がおかしいかもしれない話をします
この話をしてる間じゅう、新藤が肩からかけてたギター(たしかクリーム色のストラト?)にスポットライトがキラキラ反射してて。
身体を右向け左向けしながら話すから、その光があっち行ったりこっち来たり
それを眺めたり、ときおり浴びたりするのがすごくしあわせでした、まる

岡野「その"BUTTERFLY EFFECT"の世界にどっぷり浸かっていってください!よろしく!」「よろしく!」って言って曲に入るのがすき!


8.Working men blues
Aメロで赤と黄色、Bメロは青、サビが赤と、オレンジだったかなぁ…ピンクかなぁ…とにかく暖色系
6連勤後かつ翌日から3連勤になる身にはストレートに沁みますね、「♪お前がやらなきゃ誰がやる」
2番Aメロ、康兵ちゃんのキーボード!
素人がイメージでしゃべるけど、ブルースにおけるハーモニカみたいなフレーズで、
うたに絡んでいく感じがとてもよい。ここはピンク照明だったはず


9.170828-29
冒頭の映像のなか、ニュース映像みたいなところで、水色の帯に「【速報】」の白い文字列を見つけた
音声もニュースのコラージュみたいだった
Bメロで水色だっけ…?曲全体を通しては緑の印象が強いんだけど、そこは青かったような…
ギターソロで、赤照明が多数射すなかで何本か白照明が射してたのってこの曲かなぁ。
赤も白もチカチカしてて、"emergency"って雰囲気がした


10.君の愛読書がケルアックだった件
映画予告編風の映像のために降りてきた真ん中スクリーン、裾が出窓につけるレースカーテンみたいに丸くなってる!(語彙)
…そうか、いま気づいた、この映像が予告編で、曲中のチョークアートの映像がエンドロールかなぁ。映画のエンディングで主題歌が流れてるような。

そしてまた泣く…いやでもさ、このイントロってめっちゃ泣けん???
そのへん、コードとかメロディとか、詳しいことはわからんけど、うまく作ってない???わたしが泣き上戸なだけかもしらんけど、、、
あと、曲中で数日前にかれらがサプライズで登場してた、母校の卒業式での様子が脳裏によぎるなど(単純に学生時代のエピソードという面からだと思う)
大サビ前の照明、真っ青に染まってるのかと思ったら!
ステージ上からこっちに向かって何本かライトが光ってるんだけど、下手側の端っこ、1本だけピンクのライトがときどき点いてた!


11.MICROWAVE
相変わらずひとり激アツである
…次はこの曲だと知ってても、曲がはじまるとどーーーーうしても身体を動かさずにはいられなくて、ひとりでおお暴れしてしまうよ
曲頭は星球の映像で、Bメロくらいからサビにかけて、水色とかピンクの照明が線みたいに横に射す(光線!)映像


森〜岡野のターン〜
岡野「森の妖精が出てくるんかね」お、おぅ、そういう設定?
岡野「今日はお天気がよかったからさ、そこらへんをお散歩してきたんよ。いのたにのラーメンも美味しかったね」
お、このツアーはご当地トークあんまりないなぁと思ってたけど、そういう話もするんや!
しかしだんだんグタグタになっていくトーク
岡野「(ひとりでちょっと笑いながら)お天気がよかったってことを報告しようと思ったけど、それはみんな知っとったね」笑うわ

うたの話
岡野「青筋立てるんはワシの専売特許ぐらいに思うとるのに」
ポリリズム」のうたいかた、ふたつの違いはすごくよくわかった。
ただ個人的には、ふたつめも「ポリリズム」という曲には合ってない気がした…あくまでも個人の感想です。*4
スガさんとのエピソードを含めて経緯をすべて説明してから、
ひとつめのうたいかたとふたつめのうたいかたで続けてうたってくれたんだけど、
ふたつめでうたう前に岡野「じゃあ、そっちもやってみよう(的な)
岡野「アルバムの曲じゃないんじゃけど、そして結構懐かしい曲なんじゃけど、聴いてもらおうと思います。『ハート』」

この曲名が出てきたことにもびっくりしたし、その発音にもびっくりした
無理矢理に表記すると、ハ(↑)ー(↓)ト(→)、そうなんだ…!


12.ハート
最初は音が少なめ、どんどん増えていく、アウトロでじゃかじゃか鳴らす感じに(スキャットつき)
最初は薄めのピンク(優しい色)のスポットライト、2番からオレンジのスポットに
すごくよかった。ただそれとは別の話として、前回参戦時まで聴いた「カゲボウシ」に参戦のたびにどんどん思い入れが募ってたところで。
もし次のライブでも聴けるなら、もっとまっすぐな気持ちで聴きたいです。
Cメロ、「♪朝と」と「♪来るとして」のあと、一瞬のブレイク、"一瞬の沈黙"


朗読、あるいはポエトリーリーディング(仮)〜新藤のターン〜
新藤の朗読にどんどん音が足されていくんだけど、
順番に当てられた照明(スポット)の色と、この日のそれぞれの音に感じたイメージを羅列します
真助緑(ドアを叩く音)→康兵ちゃん緑(女性の泣き声?叫び声?)→tasuku赤(「月飼い」冒頭のシンセのフレーズ)→森男赤(雷がゴロゴロいう音)→新藤黄(雷鳴)
tasukuさんと森男のフィーチャーは…前もあったのかなぁ…?ちゃんと観られてなかったのか、いつからか増えたのか…?
詩のキーワード「午前5時に反転したものは」、最後の1回、新藤の声がなんだか揺らいで聴こえて、
それが作為か不作為かわからんけど、そこにとてもぐっときてしまった


13.月飼い
朗読から鳴りつづけるtasukuさんのギターに重なる歌いだし
「真"夜"中」と"水槽"が白抜きだった、ほかにも白抜きがあった
1番サビは星と月みたいな照明、2番サビは星だけ…だったような…2番は歌詞に「月」が出てこないからかなぁ

この日はとりわけドラムが凄まじくて。
途中からただただそれに圧倒されてたら、ベースもずんずん響いてきて、そこでハッとさせられたし、改めて*5強くおもった
このアレンジでのこの曲、めっちゃ「バンド感」が強いね。
メンバーだとかサポートミュージシャンだとか関係なく、全員が対等な、ひとつのバンドだった。そしてそのことに泣きそうになってしまった。
今回は曲中にほとんど動けなくて、棒立ちもいいとこ、ときどき口パクで口ずさんでたくらいで
まぁその場でそうしたかったからそうしたまで、そうやって受け取りたかったんだ、そうやって味わいたかったんだ、この曲を


14.Part time love affair
前半はちょっと前曲の消化に必死で、ぼんやりと反響板のついたサイドの壁を見てた
ぼんやりと聴いてたからこそなのかな、ベースがめっちゃ聴こえたんだよね…
森男は電子パーカッション叩いてるんだよなぁ。
ということは、この音ってtasukuさんが弾いてはるんかなぁ…?(肩から掛けてらしたのが、ギターかベースかわからなかい程度には残念視力)

アウトロでの岡野のハーモニカの具合が、たぶんこれまででいちばんよかった。ここもだんだんよくなってるんじゃないかなぁ。
…ど素人がイメージでしゃべりますね、と前置きをしたうえで。
同じハーモニカ*6の演奏でも、ツアー冒頭はブルースっぽいハーモニカで、だんだんジャズのそれっぽくなってきた…ような。
自らの主張や意志を音に込めるというよりは、音楽を、セッションをたのしむというか…。
つまり、この曲に合ってきたんじゃないかなぁと。
あっこれだ、岡野の言葉を借りると、「青筋立てた感じじゃなくて、一歩引いて、簡単にいうと優しい」音色だった。
曲の途中*7からかな、サビだっけ、青と緑と黄色、この3色の組み合わせなんだけど、どんどん色が変わっていくんだ…
青は水色にもなり、黄色はオレンジに寄り


15.Fade away
サビの「♪Fade away」のうたいかたがすきなんだと気づいた本日。下の音域から響かせる感じ。
アウトロの岡野と新藤の絡み…たしか赤のなか…


曲終わり、新藤のギターが鳴り出すなかで、
ギターを掛けた岡野「楽しんでもらえてますか?」「ここまででいろんな色の曲を聴いてもらったけど!ここからは!希望のうたを!」


16.Rainbow
大泣き
サビはステージ上のライトが7色やけど、それ以外でも7色のライトがいろんなところで射してて、よかった
この曲だったかなぁ…ギターソロでミントグリーンの照明…!
ポルノのライブで使われる緑って、真緑、芝生みたいな緑が多いからびっくりした
曲終わりに明るめの青照明に染まる、そのなかで鳴りはじめるは、この曲前と同じギターの音


17.ギフト
号泣(大泣きより上)、、、サビで意を決して立ち上がれるくらいに
個人的な話をします。この曲のCメロの詞は、ポルノの歌詞のなかでも何本かの指に入るくらいにだいじな歌詞で。
ポルノの詞に純粋に共感したのは、ここの歌詞がはじめてだったような気がする。
ほんまに、わたしはこの曲に何回奮い立たせてもらったんやろうね、
そしてこれからも、何回も奮い立たせてもらうんやろうね、と、しみじみ思ってしまった
後ろスクリーンにはCメロ前までは水色のキラキラ、大サビは金色のキラキラの映像


岡野「今日を特別な1日にして帰ろうぜ!『THE DAY』!」


18.THE DAY
間奏の掛け合いが、なんだかバトル、闘いって感じがした。これまで以上に。
これまでよりもエネルギーが強かった。たとえるならボクシングの試合のような。(生で観たことはないんだけれど)
気づいたら、リングを囲む観客のように拳を突き上げていた


19.ハネウマライダー
tasukuさん、サビでめっちょ跳んでた…跳びながら弾いてた…すごいわ


岡野「今日が特別な1日になりましたか?でも、ここがスタートじゃけぇ」
「ここからまた前へ進んでいってください!」「ラスト1曲!」


20.キング&クイーン
イントロでステージ真ん中(奥行きの話)あたりにすごい照明が降りてくるんだけど、ちょっと降りたところで止まるの、
それが飛行機のジェットエンジンみたいに見えた。
(山口ではそのライトがステージに落とす光がそう見えたけど、今回はそのライト自体がそう見えた。客席に向いてた)
もっとも、数は4つあったんだけどね。

たしかAメロとサビは、明るいステージの上ですごい照明が青色で回ってたんだけど、Bメロで赤と黄色の照明になって。
そのBメロの歌詞を聴きながらその色に染まるステージを観ていると、ふと思い出した曲があって。
それはさっき聴かせてもらった「Working〜」なんだけど、
照明と、そしてこのBメロの歌詞が、なんだか重なるところがあったんだよなぁ。
(どう重なったのかうまく言えないんだけど…つまりたぶん個人的な感覚なんだと思う)

そこに待っている圧倒的な高すぎる壁に
ぶつかってみて 打ち拉がれ空を 仰ぐしかなけりゃ

クラップ、康兵ちゃんのも真助ちゃんのも見えたよー
そして2回目(大サビ)で客席のクラップが揃うのがよく見えて、よいなぁと思った
そこでまたちょっと泣けてきて、、、結構弱ってますねワイ


* * * * * * *


EN1.カメレオン・レンズ
頭は不穏な夜空の映像、たぶんサビでふたつの月(満月、たぶん)が左右にシンメトリーに出てくる
「What color?」で何色ものスポットライト、それがサビに入ると白色に
どの部分だったか…ステージ上手下手から3色の照明、上からオレンジ(細)、横から赤(小)とピンク(大)、ただ魅了されてた…
こういうイントロ(人の言葉を借りるとエド・シーランみたいな)に、コーラスはたぶんぜんぶ流してて、
でも不思議とライブ感はぜんぜん損なわれてなくて。
こういう同期が必要な曲を、ましてやリリース前のライブで、こんなに完成度高く演奏するとは…!と圧倒されてしまった

暗転のち、岡野の「メンバー紹介です!」でツアーロゴ(黄色)が後ろスクリーンに


メンバー紹介(ざっくり)
新藤
「長いことやっとるのに、こんなにワーとかキャーとか言うてくれてありがとう!
これがないとやってられんわ!笑」

このふた言めがもうね、うれしくてうれしくて…(´;ω;`)
だってわたしもそうだもん。
毎日、このために、ここにくるために、この日のためにがんばってるからさぁ
フィールドこそ違えど、きっとかれらも毎日大変なことだらけなんだろうなぁと思ったし、
そんななかでお互いに同じようにこのとき、このライブのためにがんばって、
そうやってやっとたどり着いたここで、いまこうして一緒にたのしんでるんだなと思うとね
「18年って言ってると、20年っていうのがイメージされてくるんだけど、
18年目から足をもつれさせてかろうじて進むんじゃなくて、それを加速しながら超えていきたいし」

新藤「僕を超えない程度にワーキャー言ってあげてください、ぼーかるは?」
客席\あきひとー!!!!!/
岡野「軽く超えたね(^ω^)」
岡野「いやほんまそれよね。(これが)ないとやってられっか!」


EN2.ジレンマ
ソロ回しが途中からぐだっぐだw
tasukuさんのとき、自分が端っこに捌けすぎてtasukuさんを見つけられない岡野
「あれっ!どこいった??」(ちょっと経ったところで)(その間tasukuさん弾いてたっけ)「あっ!おった!tasuku〜〜〜」
ナンチャンのとき、テルミンをお客さんに弾かせるナンチャン、しかし音が出ない
終盤で岡野「それ、こすらにゃ音出んよ」…結局音が出ないままはるいちさんのターンへw

曲終わりの岡野、いつもの言葉の前に「君たちは強い!!!」…サポーターはびっくりしたわ、ありがとう


* * * * * * *


相変わらず日記のような、個人的な話をします。
この徳島公演のひとつ前の高知公演前、サポートミュージシャンの真助ちゃんがInstagramにこんな投稿をしてて。

先述のとおり、わたしはこの「ギフト」という曲に個人的に思い入れがあるので、
この投稿を読んでとてもぐっときてたところで、この徳島公演。
お昼ごろ徳島に入って、ライブの前にお茶してて。
そこで飲んだ紅茶(ムレスナティー)が美味しかったので、買って帰ったのね。
そしたらパッケージにこんなことが書いてあって。

あーっなんか、この日に飲むべくして飲んだし、買うべくして買ったお茶なんだなぁと。
またひとつ、しあわせな記憶が増えました、という記録。

というわけで。次が個人的にこのツアーの最終節!集大成!完全燃焼してきます!!!!!


* * * * * * *


はい、個人的まとめ。
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*1:たぶん単に3つ並んでただけ

*2:組み合わせたらこの単語になるなぁって思いついただけで、それに意味があるかどうかは…わからん

*3:たぶん、ポルノのライブの感想でこういう表現をしたのははじめて

*4:その一方で、前回聴かせてもらった「カゲボウシ」や、このあと聴かせてもらう「ハート」には合ってると思った

*5:香川でも同じようなことを感じたんだけど、今回のほうがより強くそう感じた

*6:…たぶん。もしかしたら楽器自体を、違うハーモニカに変えたのかなぁ

*7:ツーコーラス目…?

ポルノグラフィティ 15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" @ フェスティバルホール(180213)

3階5列真ん中ブロックにて。
個人的にはツアー4本目にして後半初戦、
ご協力くださったみなさまのおかげで参戦することができました。心から、ありがとうございます。

念願のフェスティバルホール(改修後)、評判どおりの素敵なホールでした。音の響きがすきだなぁ。客席の赤い椅子もすき!
しかしまぁ、相変わらず*13階席は高かった。笑 席に着くまでに何回エスカレーター乗ったか。笑
でも席にたどり着くまでもたのしくて!赤絨毯の階段はもちろん、ロビーの装飾も凝ってて、
この照明で遊ぶ感じ、味園ユニバースのような雰囲気を感じたなぁ。「大阪!!!」って感じ!(雑)

引き続き、これ以前の公演の感想文で触れた内容(重複する内容)は省いております。あしからず。
そしてMCにつけてる「(的な)」は、はっきり覚えられてないところです。。。
なんとなくこういうことを言ってたんだ、くらいでお読みください。


* * * * * * *


開演前
映像に関して、この日気づいたこと。
飛行機の隊列がF字型?に並んでた
飛んでるんじゃなくて、地上での整列、駐車場へ入るみたいに動くのを真上から眺めてるような
"BUTTERFLY EFFECT"の文字がバラバラで迫ってくる*2。ステージ横の白いライトが客席方向へ点灯。そのライトが青になる。
迫ってくるローマ字(並びはランダム…だと思う)をぼうっと見てると、なんとなく別の単語が浮かんできた。
この日浮かんできたのは「BLUE」と「YELL」。(この単語が浮かんだのは、このツアーに複数回行ってるからかもしれない)ほかにもあるかなぁ。
暗転
スクリーンにツアータイトルと都市名が出てくる
ドットの同心円状(追加グッズのロングTシャツ前面のイメージ)真ん中にツアータイトル、それを挟んで2人が歩く姿のシルエットが点線で描かれている


1.夜間飛行
1番サビは紫のライトが薄め、2番サビと大サビは明らかにそれより濃くなってた
スクリーン、てっきり前と後ろの2枚かと思ってたんだけど、
手前、真ん中(メンバー真上くらい)、後ろ(ステージのいちばん奥)の3枚あるわ、ほんまや…
(教えてもらってからはじめて実際に見て、びっくり)
前のスクリーンの間から覗く後ろスクリーンに映し出される映像が、水面にも見えたし、雲混じりの青空にも見えた。
この日がはじめてのお客さんが多かったのかな、客席の手拍子が割と多くて、ちょっとびっくりした。


2.LiAR
…セトリ変更って固まるよねぇ(その1)
この曲をリリース後に*3ライブで聴くのははじめてでした!
イントロで思った、この曲の新藤さんのギター、なんというかイキってるなぁ(^ω^)(※ちょう褒めてます)
そして間奏のソロが!たどたどしさが一切なく、口からならぬ、ギターからCD音源…!と思った そんなのはじめてよ
あと、これはこの会場の特徴もあるのかな、ベースがものすごく聴こえてきた。とりわけイントロ、びっくりした
そして歌詞、「♪僕が手にした鍵じゃどれも」ってうたってた!*4
これは歌詞間違い…というか、歌詞変更、元に戻したのかなぁ。*5
それとも最初にうたった歌詞が記憶に残ってて、ついそっちでうたっちゃったのか。
照明が赤だけじゃなくって!びっくりした Bメロが緑やった
真ん中のスクリーンはツアー前半の「Montage」と同じように半分降りてきてて、映像が出てたんだけど、
なんというかイメージ映像って感じ。
モノクロと赤色だけの映像、曲頭で女性の唇(これだけ赤色)がアップに、
最初に一瞬だけ、メンバーかと思ってびっくりしてしまった。笑


3.真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
なんというか、この曲で岡野の快復を確信した
「♪今日を超える明日へゆこう」の説得力たるや!あぁ、よかった、、、おかえり!
ドラムがよかったなぁ
ときどきブレイクのタイミングで照明も映像も真っ白な灰になるの、そんな風に思ってから毎回、観るたびに唸らされてる。うまいよなぁ


MC
岡野「僕はもう元気になりましたー!」(´;ω;`)おかえりー!
岡野「新しいメンバーを紹介します!ギター・tasuku!」
tasukuさん、メンバー紹介でいつも森男がやってるみたいなピースサイン
岡野「フェスとかでは一緒にやってたんだけど、今回のツアーから」「彼は広島出身です!福山の出身です!」
tasuku「僕はインフルエンザにかかったことがありません!」
岡野「ほんまに?」
新藤「それ(検査してなくて)わかっとらんだけじゃろう?」
岡野「あぁそれかもね。わからんで、1年に2回かかることもあるかもしれん!」
会場笑うわ
岡野「AとB、両方かかることもあるかもしれん」
新藤「最近Cっていうのもあるらしいよ」
岡野「やめぇや」 ※念のため、終始和やかな雰囲気です。

岡野「今回は"BUTTERFLY EFFECT"ツアーということなんですが、
ワシらももう18年やってきて、その18年の歴史があるので、そのなかから何曲かお届けします」


4.ワールド☆サタデーグラフティ
うれしい、セトリ変わらなかったー!!!!!(ここは変わると踏んでた)
曲頭に青色照明、クラップを煽る康兵ちゃんを目にして、この曲が聴けていることをより一層実感しました(突き指おだいじに)
「♪火曜日なのに雪だね、ここは大阪なのに1人じゃないよー!
(語尾違うかも)

…「雪だね」ってまた聴いてしまった(ツアー4本目にして3回目)(香川広島大阪)
このブロック終わりのMCで岡野「『ワールド☆サタデーグラフィティ』」ってまた言ってた(^ω^)
岡野「ほとんどライブではやっとらん曲」


5.ダリア
照明の色は香川や山口で観た組み合わせ*6と一緒だと思うんだけど
形が変わってて、後ろスクリーンの下にある(ステージ床面に置いてある?)ライトが上に向かってまっすぐ放たれてた
最後の「アウッ」言うた!!!
このブロック終わりのMCで岡野「これもなかなかライブでやっとらん曲」


6.リンク
イントロでこの曲ってわかったけど、まぁセトリ変更って固まるよね(その2)
Aメロかな、青多めの赤混じり照明!すき!!!
音源よりギター強めで、なんだかストリングスが薄くなるのを逆手に取ってるような。ロック感が増してた。
今回のほうがよいなと思ったし、たぶんそのおかげで、今回この曲の苦手意識が薄まったかもしれない。自分でもすごくびっくりしてるけど。
間奏とアウトロでさ、ストリングス入る前のところ、気づいたら自分が跳んでてびっくりした(推しジャンプ気味だったのは反省してる)
岡野、「♪わかってるのに」はちょっとキツそうだったかなぁ
ここのCメロかそのあとのギターソロかな、緑照明!!!この曲に緑もってくるかぁー!と快哉を叫ぶなど
大サビ前のドラム!真助ちゃんの色が入っててよかった


7.メリッサ
曲頭のロングトーンは調節してた。それでも同じように迫りくるものがあったことと、併せて書いておく。
間奏についてのわかりにくい話をします。
森男がソロで「ダンダダダダン ダンダンダダダン」→そこまで弾いたあとの一瞬のブレイクで岡野が「森男!」と呼ぶ→森男「ダンダダダダダン」
→間髪入れず新藤弾きはじめる、「ちゃーららっらっらー」→そこまで弾いてから岡野「晴一!」
曲終わりの岡野「そして『メリッソ*7』、『メリッソ』て!この曲何回歌ってるんや(セルフツッコミ)
サビが主に黄色ちょっと白っていう照明、なんかたんぽぽみたいだなぁって思った
アウトロは緑だった〜たぶん


MC
アルバムタイトルの説明
新藤「説明しよう!」このパターン━━(゚∀゚)━━!!! ついに聴けたぞぉぉぉ
新藤「『BUTTERFLY EFFECT』とは!!!…えーっと」なにこの落差。笑 客席笑うわ
新藤「最初は『DROPS』とか『RAIN』みたいたタイトルにしようと思ったんだけど、みんなで話し合って、えーっと、
ちっちゃい蝶が地球のこっち側で羽ばたくと〜(指をくるくる回して説明してた)
(のがこっからでもなんとなく見えた)

岡野「ここからはその『BUTTERFLY EFFECT』の世界に、どっぷり浸かっていただきたいなと思います!」


8.Working men blues
「♪涙を浮かべて」の「か」の音、音源と比べると音が違ってたんだけど、
でもそこがすごくよくて、なんというか哀愁みたいなものを感じた
Bメロが青照明、後ろスクリーンではビル群の夜景がアップ、モノクロ映像で


9.170828-29
曲頭の映像が変わってた、よりわかりやすくなってた。後ろスクリーンに投影される映像
これはロケット発射音?でも違うよなぁ?と毎回思ってたけど、映像で出してもらってはっきりした、ミサイル発射の音なんだね。
外国のニュースみたいな映像*8のコラージュ、一回「170828-29(の一部だったかもしれない)」の文字列が挟まれてたのを覚えてる
懐かしい話をすると、"SWITCH"ツアーの「Twilight, トワイライト」の曲前の映像みたいな。
ニュース映像のなかで「8/29」って日付も見た、水色帯に白い数字だったはず
最後にオープニングのツアータイトルと同じような字体だったかなぁ、「170828-29」
この日はイントロから新藤がめちゃめちゃノってた!あぁっわかるー!と思いながら全力でノリました。

そして歌詞に関して…どちらかというと、歌詞の解釈というよりは自己分析みたいになっちゃったんだけど。。。
以下、チラシの裏だから適当に飛ばしてね。

この日、「♪知らない惑星まで〜」って歌詞がなんだか引っかかって。なんでだったのかなって考えてみた。
ここの歌詞って、冷静に読むとかなり無茶苦茶なことを言ってる、言ってしまえば妄想で暴言だよね。
でも、そんな無茶苦茶なことをなりふり構わず願ってしまうくらいに切実で、
現状が切迫してるってことを表してるんじゃないかなと思ったんだ。

この曲の歌詞について、作詞者の新藤は
「もともとは(結果的には)ミサイルが飛ぶ前日に書いていて、でもミサイルが飛んだ日(=歌入れ当日)にだいぶ書き換えた(大意)」って言ってる。
つまり、ミサイルが実際に飛んだあとで聴かれる曲だってことをわかったうえで、この歌詞を書いてる(書き直してる)。

natalie.mu

で、なんで引っかかったのかって。
この曲を聴いてるいま、この歌詞を、もう単なる妄想やら暴言だと、
言うなれば"切り捨てて"しまえなくなってるからかなと思ったの。

だって、昨年実際にミサイルが飛んでるわけだから。
たとえば数年前にこの曲を聴いたとしたら、そもそも「ミサイルが飛んでくる」と歌うこと自体が無茶苦茶な話だったはずで。
そんななかで、ましてや「知らない惑星まで飛んでいって刺さって」だなんて。
そんな無茶苦茶なこと、あくまでも妄想でしかないし、なんなら「なんて暴言を」って言うところだった、そんなはずなのに、
おそろしいことにいま現在は、現実味が増してるというか。現実味、いっそ切実ささえもった純粋な願望に聞こえてしまうというか。
そこに違和感…というかおそろしさ…?そんなものを感じたのかなぁと。

そして新藤は、この曲が170829以後の、ミサイルが飛んできた世界で聴かれる曲だとわかったうえで、それでもこう書くんだなぁ、
「俺らの武器はピースサインなんだ」って、そう書くんだなぁって。

…うまく言えない。。。
ここまで考えてみて、ミサイルが飛ぶ前の歌詞も読んでみたいなぁと思いました。(…)


10.君の愛読書がケルアックだった件
…前曲に引き続いての曲前の映像、同じ映像でもその対比(というべきか落差というべきか)がすごい。
そのぶんだけこの曲の意味、大事さが増す気がするなぁ
という話とは別として、自分でびっくりした、イントロでわんわん泣いてたのw このメロディすっごく泣けるんだね…
映像のチョークアート、ギターソロのところで新藤先生が出てきてた(それ以外にも出てたかもしらん)
Cメロ、真っ青照明にチョークアートはポニーテールのミウちゃんソロ(横顔)、ど、どこの彩音さんかと、、、
やっぱり今日がこのツアー初回のお客さん多かったんだろうかね、ここまでも要所要所で歓声が上がってたし、
この映像もめっちゃウケてた。そしてこの曲サビのワイパーが一瞬迷って揃っていく感じもそう。


11.MICROWAVE
前曲終わり、あっそうだったここで暗転のまま映像…と思ったら!
これまでと違う音(断片的な音源)、そして映像(モノクロでミラーボール…!まさに星球じゃん!!!)
(ちなみに1曲通して映像は星球のみだったと思う、角度とか大きさは変わっていったはず)
きたあああああああ━━(゚∀゚)━━!!!・*。゜☆゜・。 そりゃあ「フゥー!!!」って言うてましたね
1曲ずーっとすきなように踊ってて(ビバ3階)、正直あんまり覚えてないんだけど、、、
薄い白の照明?薄く水色とピンクが差してたような、、、
岡野は音源と交代で歌ってた
岡野「♪まるで冷蔵庫」音源「僕の頭」、みたいに。だから「♪アンダーヘア」は音源でした(^ω^)
ちょいちょい(オカズみたいなところを)音源から変えてたなぁ。音源のつもりで踊ろうと思ったら音がなかったことがあった
アウトロも音が途切れて、どんどん断片的になっていく
そういえば、好き勝手踊ってるうちに、気づくと割とヒップホップ風のノリになってたんだよね。
新藤がリリース時に「リズム重視の曲」って言ってたけど、そのへんが関係あるのかなぁ。
そうだ自分用メモ、そのリズムに踊らされてちゃんと聴いた記憶がないの、Bメロの後半!
今度はちゃんと聴きたい!!!から!!!覚えといてねわたし!!!


森〜岡野のターン〜
岡野「…森じゃね」「わたくしは、いま、森におります」"わたくし"て
なお、前曲から森へのつながりはまだ見いだせていない模様
岡野「『ポリリズム』はそんなガーンといってパーっと歌う曲じゃないと」か、関西人の喋りかたや!笑
そしてそのポリ、違いがわかりやすくなってた…!正直、ツアー4回目ではじめてわかったかもしれない…
岡野「一歩引いて、わかりやすく言うと優しい感じで」


12.カゲボウシ
広島で気づいたけど、今回確信した、こうやって演奏されるこの曲、めっちゃよいぞ。(「よい」というのは「好い」ということです)
間奏のギター最後のほう、さっき「LiAR」で新藤のギターを「CD音源」って言ったけど、
誤解を恐れずに言えば、こっちは多分にゆらぎが含まれた音で、でもそれがすごくよかった。
曲終わりに暗転。


朗読、あるいはポエトリーリーディング(仮)〜新藤のターン〜
薄暗いなかで青い照明、新藤の朗読(仮)にどんどん音が足されていく感じかなぁ
スクリーンの詩、おそらく「」のなかも白抜き文字だった…はず

海底から「見上」げた魚は空を飛んでいて
空から見下ろした「鳥」は海を泳いでいる

たぶん鳥が飛ぶのを見上げる映像があって、海面を見下ろす映像(これがライブ冒頭「夜間飛行」の映像に似てた)もあった。

最初にドラム(真助)(割と序盤、まだ新藤が読んでる合間だったかも)、次にキーボード(康兵ちゃん)、それぞれ緑スポット
そして真打ちの新藤が弾きはじめるときは赤、だったような…
どこか颯爽と出てくる岡野、スタッフさんから受け取ったギターを担ぐ、マイクスタンドの前へ


13.月飼い
暗めの青に染まるなか、サビで一気に開ける感じ、黄色が3割くらいになる
そしてサビ後の間奏だったかなぁ、満天の星空みたいな照明!これがだいすき!
香川でこのツアーで最初に聴いたときにも思ったけど、やっぱりこの曲も過去のライブで聴いたときよりロック感が増してる。
…それぐらいで、全然冷静に聴けなかったことを報告いたします('-') 曲頭で座りこんでしまって椅子に腰かけるのがやっと


14.Part time love affair
「♪あいつに電話をかけちゃ ぃやだよ」このちっちゃい「ぃ」を入れるのがすきです
ハーモニカがどんどん好くなってる、けどもうちょいシンプルなほうが好きかな、、、


15.Fade away
ギターーーー!!!ギュイーンがなかった…ギター自体を変えてたっぽい…?よく見えず
これがやっぱり影のヘソじゃないかなぁ(そんな表現をしはじめると、もうなにがなにやらって感じやけど)
だってライブのたびにどんどん変わっていくんだもん、そして深く、かっこよくなって、聴きごたえが増していく
サビだったかな、ステージ後ろのライト(たぶんステージ上に置いてある)が赤色で、上に向かってV字×2セットになるように照らしてるんだけど
そのV字が重なって、大きなWみたいに見えた。真ん中の上もクロスしてるんだけど


暗転明けに新藤のあのギターの音、ステージ上をほとんど水色に染める照明
岡野「ここからは!希望のうたを届けたいと思います!」


16.Rainbow
えっっっっっっ
…セトリ変更って、固まるよね(その3)
ごめんね、この曲はすきだし思い入れもあるんだけど、
それでもどうしても、最初のセットリストでこの位置だった「ギフト」がわたしにとっては特別な曲でね、
それがここで聴けないのかと思うと、1番サビ前くらいまで呆然としてしまった…ごめんなさい
後ろスクリーンはマーブル模様(『渦』のジャケットを思い出した)みたいな映像、
その下で光る虹色の照明(何本かのライトがそれぞれ赤オレンジ黄色〜になってる)が
原色じゃなくて、ちょっとやさしい色で(パステル寄り、でも完全にパステルではない)、それがすごく好みだった!
これはフェスティバルホールの仕様なのかなぁ


17.ギフト
…というわけで、イントロのギターで号泣しました
いっこしか覚えてない、Cメロの「♪月夜に浮かぶ〜」のところ、
後ろスクリーン上のライト(小さめがたくさんあって、そのうちのいくつかが点く)、黄色く光るんだ…これに感激してまた泣いた


岡野「今日という日を、特別な1日にして帰りましょう!『THE DAY』!」


18.THE DAY
間奏で岡野と新藤のかけ合い、岡野は下から攻める感じ。2回目で上もいった。いってた。
でも2回で終わらせたのは、たぶん調節したんだと思う
ギターソロ終わり、前に出てたところから自分の位置に戻るために翻る晴一さんが、あーーーーー今日もかっこよかった 赤照明のなか


19.ハネウマライダー
あんまり覚えてない、、、
「♪Hey you!!」で客電がバッッッと点くの、なんか恥ずかしいけどうれしいよねぇ


20.キング&クイーン
曲前に岡野「みなさんに、覚えておいてほしい言葉があります。『強さとは、己自身を何度でも信じられること』」
こう、自分の詞を堂々とこういう風に提示してくれることがとても心強くて、
そしてどこか、いまのかれ自身に向けての言葉のようにも思われて、涙が出てきた

大サビで飛ぶ金銀のキラキラが、短い金銀テープ(たぶん)(現物見てないからなんとも)になってた。これは設備の問題か、片づけが大変だからかなぁ
個人的にはキラキラのほうがよいんだよなぁ…落ちるのもテープのほうが速いし(キラキラのほうが滞空時間が長い)
後ろのスクリーンにも、大サビからかな?舞うキラキラが映ってるし、これは今回のポルノTとも繋がってる?と思ってぐっときたし。
なにより、映像の最後、そのキラキラが集まってツアーロゴになるんだよ…実際にキラキラが舞うことで、そこにより大きな意味を持たせられると思うんだよ……

曲中の映像、ここまでの演出で使われてる素材が出てきてると思うんだけど、「MICROWAVE」のミラーボールと「カゲボウシ」の森があったような!


* * * * * * *


アンコール
岡野「新曲を!聴いてもらおうと思います!」


EN1.カメレオン・レンズ
…ここのセトリ変更はね、固まらなかったよ。予想してたから(^ω^)
歌詞が後ろスクリーンに出てた たしか黒背景に白字、明朝体かなぁ?
「♪君の愛は What color?」表記は”愛”か!”eye”でも”アイ”でもなく
「♪そこにはふたつの月がならぶ」表記、ひらがななんやな
音源がすごくすきだったんだけど、これライブで聴くとどうなるんだろうと思ってたからさ、ライブで聴くのもよかった。
とりわけフェスティバルホールだからかなぁ、低音の響きがすごくすき。
この日のアンケートにも、「音源より立体的に聴こえた」って書いてる

そしてこの曲も照明がすごい。あのすごいライト*9が半円のツートーン(イントロは青と緑)になって、くるくる回ってて。
2色が近づいたと思ったら離れたり、永遠に追いつかない追いかけっこみたいな。
と思ったらまさにこんなんですわ、このバナーのような。公式サイトより*10

あとこの曲かなぁ、、、ピンク5割、赤3割、オレンジ2割ぐらいの照明。
こう書くとどんだけ明るい、華やかな感じかと思うけど、全然そんなことはなくって。
この組み合わせでこんな色になるのかとびっくりした
もいっここの曲…のCメロかなぁ、暗めで白照明、ほんの少し緑が差すんだけど、
率直に言ってこわかった。「こわい照明」って言うとなんだかよくわからないけれど、こわかった。

曲終わりの岡野「この曲も、みなさま末長くお付き合いいただければと存じます(あれ?違う?)」


メンバー紹介
順番がtasuku→康兵→nang-chang→森男→真助、だったと思う。。。
下手端の大きいスピーカー前くらいまで捌けた岡野が紹介していくんだけど、
最初のtasukuさんのときに近くのお客さんから「見えないー」との声が上がり、
岡野が「もうちょっと前に」と呼ぶ→tasukuさん前に出てくる→その後、全員が前に出てくる流れに(^ω^)たのし!
でもたしか真助ちゃんはドラムセットから動かず、立って投げキッスしてた(^ω^)


新藤(ざっくりいきます)
「18年っていうと20周年っていうのが見えてくるんだけど。
20周年は目標ではないし、それを軽々と(?)超えていきたいし」

!!!!!おおっ20周年のその先まで!言ったなァァァ
「200m走で言うと、あと20mをどう走るか。
最初の20mと同じように走ってもいかんし、たとえば100m走ったところのカーブを走るんとも違うし。
そのためにフェスに出たりだとか、ツアーをしたりだとか、新しいこともしていかんといけんし」

岡野(ざっくりいきます)
「(前略)みなさんの熱*11や、笑ってくれる笑顔や、かいてくれた汗、そういうもんが最後のワンピースになってて。
今日はそのワンピースがしっかり入りました!
でもね、それが崩れんようにね*12、こう最後のコーティングをせんといけん。パズルが崩れんようにね、こう上から(コーティングを)。
そのためにはアホになることが必要です」


EN2.ジレンマ
メモ:イントロ、最初のワンフレーズは煽らないから自分のテンポで跳んで大丈夫!
nang-chang、最前のお客さんにテルミン弾かせてた!
新藤ギターソロ、ライトが赤と白!紅白!
岡野「今日のライブは完成いたしましたー!」


生声は忘れた、、、岡野が「大阪はなんちゃら」って言ってたような…(ひどい)

そういえば、今回岡野の衣装が2パターンあるらしいんだけど、今のところ4回とも紫シャツのやつだなぁ。
あとアンコール、岡野が追加グッズのロンT着てて*13、「お、おぅ…」と思ったけど、
五分袖くらいまでがっつり腕まくりしてて。そう着ればあれもアリだなぁ。(買うとは言ってない)


* * * * * * *


このライブの前日。
ありがたくも連続でお休みを取らせてもらってたので、康兵ちゃんの自主企画ライブ、"&K"にも行ってきました。

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ゲストは真助ちゃんで、そしてシークレットゲストになんとまぁ、新藤晴一さん。

詳細はここでは省くけど(雑なメモ、おともだちで読みたいかたがいらっしゃればお声かけください)、
めちゃめちゃよい席に座ることができて、ありがたくもとても近くで堪能してきました。
それに対してこの日は3階からの眺めで、またその対比がたのしかったんだなぁ

そういうのも含めて、きっとずっと忘れられないであろう、だいじな遠征になりました。そしてますますだいじなツアーになっています。
はーーーーー、ほんとにこれしかない、ありがとうございました!
次は徳島・鳴門!四国でまたこのライブが観られるよ〜〜〜うれしい〜〜〜!!!!!


* * * * * * *


というわけで、個人的まとめ。
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*1:前回、改修前に行ったときは3階席の後ろから2列目でした

*2:追加グッズのロングTシャツの袖のイメージ

*3:リリースされたバージョンで

*4:リリースされている歌詞は「目にした」

*5:この曲がリリース前、最初に披露されたときー横浜ロマンスポルノ'16にてーの仮歌詞は「手」だった

*6:Aメロピンク×緑、Bメロ青×オレンジ、サビは赤×紫

*7:正直、ここは3階真ん中だと語尾はあまり聞き取れず

*8:これは実際のニュース映像なのかなぁ

*9:「キング&クイーン」でステージ床面を照らすライト

*10:無断転載に当たるかもしれない…まずかったらご指摘ください…

*11:曖昧

*12:最初なんの話かわからず、首をひねってしまった

*13:新藤はジャケ写Tの赤だったと思う…

<2018年2月の読書記録>

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

書くということ、話すということ、言葉を使うということ、それを長年、何十年と続けるということ。
その集合体というか結晶というか、そういうものがこの本なんだとしたら、そのすごみを感じざるをえない。
…そんなかた苦しいことを考えてつくられた本ではないんだろうけど。
エッセイが多いから読みやすいんだけど*1
でもそこを貫くもの(意志、なのかなぁ)は強烈で。なんというか、ひととしてこうありたいよなぁ。


* * * * * * *


この本を携えて全国ツアーに出た2018年2月。
経由地を含めると、7泊8日で大阪→宮崎→福岡→札幌→大阪!
おかげさまで滞りなく全行程を終えられたのは、ありがたいことだよなと思う…!
いろんなことがあった、結んでもらったご縁も、ものすごい巡りあわせみたいなものもあって、
これこらもずっと憶えているであろう8日間になりました。

その想い出をこころに置いて、また今月もがんばります。
だってまたあそこに行く予定があるんだ、わたしもがんばるよーーーーー

*1:音楽に関する章で苦戦したのは勉強不足

<2018年1月の読書記録>

夜間飛行 (新潮文庫)

夜間飛行 (新潮文庫)

表題作と同名の曲(ポルノグラフィティの最新アルバムに収録)を聴いて、
そういえば通読したことないや…と思って手に取りました。
以前に、たしか京都のカフェだったと思うんだけど、着席したところで近くに置いてあって、そこで手に取って。
でも時間の関係で、途中まで読んで席を立った記憶があって。
だから結末は知らないけど、すんなり物語のなかに入っていけました。
その一方で、同録の「南方郵便機」にはかなり苦戦した、、、
実は11月半ばから読んでたんだけど、こっちがなかなか進まず…
こちらも2回目に読むときは違うのかなぁ。しばらく寝かせてみます。

いずれにも言えるのは、著者なのか訳者なのか、それともフランス語という言語なのか、あるいは、
どこに由来するのかわからないけれど(すべてなのかもしれない)、詩的だなぁと。まぁ陳腐な感想!w
そういう意味でも勉強になるなぁと。たのしみというよりは、勉強。



英国諜報員アシェンデン (新潮文庫)

英国諜報員アシェンデン (新潮文庫)

それと比べて、こちらはほとんどまったくたのしみ、趣味としての読書。ページが進む進む。笑
もちろん唸らされるところもあるし、言うなれば勉強になるところもあるんだけど、それも面白い。
1冊でひとつのお話なんだけど、短篇集に近いような。主人公と、その上司は(ほぼ)全編通して登場します。
あーーー面白かった!


* * * * * * *


ひと言日記的な。
また旅に出ています。これまでで最大かつ最長の大冒険、とりあえず順調です。
また終わったら記録するかもしれない、しないかもしれない、はてさて。

<2017年12月の読書記録>

自分で言うぞ、いつの話やねん…(エセ関西弁)
(余談、関西在住の間はまったく出てこなかったエセ関西弁が、ここ1〜2年で加速度的に出てくるようになって困ってゐる…なんで…)

というわけでこの1冊でした。

本の本: 夢眠書店、はじめます

本の本: 夢眠書店、はじめます

これは、買ってよかった。
このWeb連載をまとめたもので、ほとんどの回は読んでたんだけど、でも本として買ってよかった。

夢眠書店開店日記 | ほんのひきだし


まず紙がすごくきれいなんだ〜表紙も中表紙も含めて。特に表紙の紙!手ざわりがすき〜〜〜
そして本を開いたところで「そうか」と思ったのは、縦書きで読むとこういう感じになるんだなぁと。
Webで読むより1回がコンパクトにまとまって感じられた。(まぁ既読だからかもしれない)
本文のレイアウトにはちょっとびっくりしたけど、
これもたぶん「普段本を手に取らない人」へのねむきゅんの配慮なんだろうなぁと思って、勝手に納得できた。

もちろん内容も、多少の本好き(ねむきゅんには遠く及ばない)として興味深く、とりわけクラフト・エヴィング商會さんとの対談…!
推しが彼女の推し(というと語弊があるかもしれないけど)に会いに行く、胸熱…!的な気持ちもありつつ、お話としてもとっても面白かった。
ひとつだけ、Webでは写真がかなりたくさん載ってた印象だったので、もうちょっと載せてほしかったな…!ねむきゅんの(おそらく)私服…カラーでなくても見たいッ


* * * * * * *


今月(先月)も1冊かぁ。全力でライブに行きつつ仕事に追われ、、、
それでも、ライブのおかげで生きながらえていることをつくづく実感した1ヶ月でした。
そのライブ3本の感想文を書いていたら(まだ書いてるけど)(感想文を書くのもライブの大きなたのしみなんじゃよ)、
まぁこうしてライフログを書いてなかったという…言い訳……

まぁせっかく1年ぶん書いたので、数えてみたら年間で34冊、まぁここに入れてない雑誌もあるけど、おおむねこんな感じかぁ。
後半の失速ぶりね、、、たしかに忙しかったんだけど。あ、音楽雑誌をたくさん読んだのも後半(10月以降)だもんね。

数はもうちょっと読みたいな、、、目標にするならとりあえず40冊かなぁ。もちろん数じゃないんだけど。どうかなぁ。
あとは初読を増やしたいなぁ。なかでも読んだことのない著者の本を読んでみたい。うん。


というわけで、今年もゆるく続けてみようと思うんじゃ〜だらしなさ丸出しでお見苦しいばかりですが…
今更ながらに、今年もよろしくお願いいたします!

描いた 未来は あんなにも 鮮やかだって 明かしてやる

2017年の10曲、で書こうと思ったんだけど、うーん、8曲になってしまった。。。まぁいっか。。。
昨年と比べると、ライブの思い出から選んだ曲が多めですね。
あ、Perfumeの「If you wanna」も「TOKYO GIRL」も、
迷って結局入れなかったのは、今年ライブで観られてないからかもしれんなぁ。

* * * * * * *

パスピエ「永すぎた春」

永すぎた春

永すぎた春

年明けから秋のはじまりくらいまで、もうずーーーっと、ことあるごとに聴いてた。
そのあとちょっと躓くようなことがあって、そっからまだ聴けてないんだけど。。。確実に2017年のあの季節を表す曲。
なかでもいちばん濃度高く聴いてたのは3月のツアー香川公演前後、
このバンドをはじめてライブで観て、そのバンド感(5人が等しく迫ってくる感じ!)に感激しつつ、この曲でもう、、、うれしかったと言うのが近いんだろうな。
4人のパスピエを観られてないし、あんまり大したことは言えないけど、また観たいです。


LEO今井「Taxi」

昨年のMETAFIVE祭りの余韻から手を伸ばしました。
もーーーーね、LEOくんはかっこよいよ。(あっいまさらっと断言してる、そんな自分にびっくりした)(いやかっこよいんだけど)
日常的に車に乗るようになって早3年、相変わらず運転は苦手なんだけど、
暗くなった帰り道、この曲を聴きながら運転するのがいつの間にかたのしみになってた。
7月の"KYOTO LIGHTS"で聴かせてくれたMETAFIVEの「Maisie's Avenue」もすごくよかったよーーーすきだよーー


David Bowie「Little Wonder」

Little Wonder

Little Wonder

これに尽きる。今年0から知ったという点においては、この曲が圧倒的な存在。

yellowsky.hatenablog.jp


ポルノグラフィティ「キング&クイーン」

今年、ポルノで1曲選ぶなら…と思ったら、出てきたのはこの曲でした。
アルバム『BUTTERFLY EFFECT』の感想で書いたことと重なるけど、もう一回書いてみる。
正直、初聴きでは「眩しさの供給過多…」と思ったし、いまだにシャッフルとかの不意打ち単体で聴くと目を細めてしまうし、
もっと言うと、たとえば「今年リリースされた曲」のなかでもっとすきな曲はあるんだ。(ごめんやで)
それでも、10月に出たアルバムの最後にこの曲を聴いたとき、
新藤がカフェイレ(2017.10.16 OnAir)のアルバム全曲紹介で言ってた言葉に納得したので、この曲を選びました。

まぁこの曲がやっぱり、今回のアルバムっていうかこの、「ポルノ2017」というか、この時期、にはまぁひとつ象徴する曲なので、
まぁ最初か最後、しかなかったので、今回は最後にこの曲で締めたという、感じでしょうか。


ポルノグラフィティ「夜間飛行」

夜間飛行

夜間飛行

…とか言った口の下、この文章の仕上げを書いてたらどうしても頭のなかで流れてきたので挙げます。
アルバムリリース時からめちゃめちゃだいじに聴いてるけど、ここ10日ぐらいかな、不意に頭のなかで流れてくる瞬間があって。
とは言っても、ライブ後は音源(セットリストにその曲があるかどうかに関わらず)をなかなか聴けないタイプなので、
今月上旬のライブ3連戦からはあんまりポルノ自体を聴いてなかったんだけど。
まぁでも、自分の精一杯で曲を感じて考えて読みといて、そんな聴きかたを久しぶりにさせてもらってて(いまも)、
それはすごくしあわせな聴きかたなんだなぁと思い出させてもらったので。
またこういう曲が聴きたいなぁという期待も込めつつ。


電気グルーヴ「N.O.」

N.O.

N.O.

2017年もぼちぼちライブには行ったけど、
「あのときに戻りたい!もう一度まったく同じライブを体感したい!」という点での断トツ1位は、5月の"CIRCLE'17"。
KIMONOSと細野さんでの最前は忘れられない(来年も何卒…!)し、芝生でまったりごはん食べながら聴くのも楽園みたいだったし、
トリの電気がもう…あんなにたのしい、享楽的で快楽的なライブあるんかいって思う。今でも。
そのなかでもこの「N.O.」!その場では正直歌詞も曖昧だったにもかかわらず!(あとでちゃんと読んで、そこでだいすきな曲になった)
ライブ後からずーっと頭のなかのすぐ取り出せるところに置いてる。そしてこの秋にどん詰まりに突っ込んだ時期は、その抽斗を開けっぱなしだった。
なんとかこっちへ帰ってこられたのは、毎朝電気の曲を聴いてたからなんだーーーアーティストシャッフルにして、最後は必ずこの曲を選ぶんだ。
憂き世を生き抜くすべをもうひとつ教えてもらったような感覚。ありがたや。


細野晴臣「El negro zumbo(Anna)」

El Negro Zumbon (Anna)

El Negro Zumbon (Anna)

やっと音源化された…うちでも聴ける…!ありがたや…
久しぶりに出た新譜が2枚組、そのうちのDisk1、ライブで育ててきた曲を音源化したカヴァー集の最後に収録されてるこの曲。
ここ何年かはどこかしらで欠かさず行ってる細野さんのライブ、もちろんライブで聴くのがいちばんなんだけど、
音源でも聴けたらいいのになって思ってたからさ。うれしい〜〜〜
お守りがいっこ増えた気分。ありがとうございます。
ちなみに未音源化のオリジナル曲をまとめたDisk2、その1曲目の「洲崎パラダイス」も推し。よすぎ。そしてワイの好みが伊賀さんとただ被りでちょっと笑った。

natalie.mu


* * * * * * *


最後に。
でんぱ組.inc「WWDBEST」

WWDBEST

WWDBEST

以下、8月末の時点で書いてたメモを多少編集して載せます。
なにが言いたいって、そのあと(っていうかここ数日)でまた新しい局面を迎えているけれど、ここに書くのはその前の段階から考えていたことで、
その次の局面を迎えたいまも、同じように考えてるんだ、って前置きしてから書いておきたくって。
.

今年1月に出た新譜がベストアルバムで、タイトルは『WWDBEST』、新曲のタイトルも同じ。
幕神アリーナツアーは神戸2日目のみ参戦したんだけど、そのときの感想として、
「あぁ、これでWWDシリーズを完結させるんだな」と思っていた。*1
(余談、このライブでいちばん印象的だったのは「W.W.DⅡ」、
パフォーマンスの完成度がすごく上がってるなと思ったし、それはつまりこの曲がめちゃめちゃ響いてきたってことです。
箱推しねむ寄りは、もちろん「WWDBEST」のねむきゅんも忘れてないけどね)

そう感じてしまったとき、ひとつ完結させてその先に進む彼女たちに光がありますようにと思いつつ*2
そんな彼女たちと共に先に進めるかどうか(わたしは置いていかれるんじゃないか)という不安はあった。
でもきっと、彼女たちなら「W.W.D」という名のついた曲たちを消してしまうことはしない、
その曲たちをなかったことにするわけではない(具体的にはこの曲をこれからも時折歌って、歌い継いでいくだろう)と思ってたから、
次はどう打って出てくるのかな、と期待も込めて待っていたんだけれど。

あのね 終わりなんて来ないって 笑ってあげる(「WWDBEST」)

やがていつか魔法が解けるなら この場所 この景色 想いだけは(「でんぱーりーナイト」)

あと少しだけ!! あと少しだけ!! この青春(キセツ)がいつか過ぎ去っても 繋いだキモチ 永遠ならいいな…(「ノットボッチ・夏」)

少なくともわたしにとって、終わりは、きてないかな、だって6人のうたう曲との日日を終わらせるつもりはないから。
これからも頼りにしてます。

そして、その先の彼女たち6人に幸あらんことを。
彼女たちにはどんどん前へ進んでってほしいし、手垢のついた言葉でいうと今後の活躍を願ってます。
わたしはここでちょっと置いていかれるつもりです。またそのうちどこかで追いつくかもしれないし、このままかもしれないし。
少なくともいまの時点では、わたしは6人の、「W.W.D」シリーズをうたうでんぱ組.incの箱推しで、ただそれだけでしかない、なぁ
彼女たちをまったく気にしなくなるってことはないだろうけどね。それでも、ここでひと区切りつけておきたい。

* * * * * * *

こんな感じで。今年はライブ12本に試合は9試合(うちマリノス6試合)(あれ、思ったより行けてた!)、
おかげさまでみちみちの1年になりました。ありがとうございます。
来年は、間違いなくひとつの集大成になるので、、、本気出します。
もちろん、早速年明けから再開されるツアーを筆頭に、決まってるライブも何本かあるので、めちゃめちゃたのしみます!

というわけで今年も残りわずか、しあわせなことに都内のホテルからお届けしました。
天皇杯決勝、ここまで連れてきてもらったことへの感謝を込めて。一緒に勝つよ。
とはいえひとまずご挨拶。みなさまよいお年をお迎えください。

*1:当時はあえて、わざと、このことはどこにも書かなかったけど…

*2:完結させて、そこで「でんぱ組.inc」を"終わらせる"とはその時点では到底思えなかったから。それをひとつの"季節"として、また次の"季節"を6人で迎えるように見えたから