Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

ポルノグラフィティ 『14thライヴサーキット “The dice are cast” Live in OSAKA-JO HALL 2015」』Blu-ray感想 まとめ

アーーー5月になってしまったーーーー
FCUW5の感想もひととおり書いてみたものの、ワールドワイドウェブに乗せてしまっていいものか迷って未だ下書きのまま、、、こっちを乗せます。
14thツアーのBlu-ray、観ました。

わたしはあんまり現地で参加したライブを映像で観るのがすきじゃなくて。
なぜならあまりよく出来てない脳みそなので、映像で観てしまうと、現地での記憶や感覚が上書き保存されてしまいそうで…*1
その場で自分の耳で聴いた音はもちろん、そのときのその曲、そのメロディーを聴いたときに自分が目にした光景、画角とか色味とかも、
てきるだけ忘れたくないので。だってそれを得るのもライブに行く目的のひとつ
もちろん、その場で自分が観られなかったところ(カメラを通してしか観られないところも含め)を見せてもらえるのは
とても面白いしありがたいんだけど。

だから今回の映像も通して観たのはまだ1回です。苦笑 *2
それでも、今回はさっき言った参戦当時に見えなかったものがたくさん見えて、すごくたのしくて。
なんだかもう1公演行かせてもらった気分になってた。

というわけで、個人的には"The dice are cast"ツアーのダブルアンコール公演くらいの感で、また感想をつらつらと。
…だってこのツアーさぁ、こうやって書くのがめちゃくちゃたのしいんだもん。笑

※もしかしたら次に観たときに追記するかもしれない、だからタイトルは「まとめ」にしました。

* * * * * * *

「ANGRY BIRD」
メロと間奏のギター、同じフレーズを重ねていても少しずつ違っているんだよね、当たり前だけど
Cメロの歌い出しって当日もエフェクトかかってたっけ?
あと歌い出しとギターソロに入ってる歓声はいらないと思った、余計なことしない
なんだかテンポが上がってたように聞こえた…わたしの耳の具合かもしれない

「俺たちのセレブレーション」
あーーーー愛媛で思ったAメロのギターこれだーーーーお手元に届いてうれしいーーーすきだーーーこれだーーー
「ここでは異邦人」「わたしはだ、あ、れ?」「(Hold it) tight」の岡野の手の動き!すき!見んさい度また増してるじゃん!!!
Cメロ、青照明の中の黄色い岡野がまるで丸い月みたいだなぁ

「Stand Alone」
ギターーーーきもちいーーーーすきだーーーーーサビやイントロだけじゃなくてそうこれ、メロもそう気持ちいいのーーーー
この音をお手元に届けてくれてありがとう(何回でも言う)
レスポールのなんというかこのはっきりしない感じ、ビブラートのかかった感じというか、
これって聴いてると酩酊してくるよね。中毒性がある。
ギターソロもよかった!
康兵選手がキーボードの上に曲順表(たぶんセットリストとその曲ごとに使う楽器一覧表みたいなの)置いてるのが見えて、
FCUW5の写真見ても思ったけど、ポルノ・チームのそれは黒地に蛍光黄色文字なのね。
ヴォーカルのひとがたのしそうでなによりです。たのしいねぇ

「ソーシャルESCAPE」
岡野が!fenderの!ストラップ!!!プ!!!
新藤の足でのリズムの取り方がなんか…かわいい……でもこの曲はで足でリズム取っちゃうその感じ、ちょうわかる
やっぱこれはワイパーだなーきもちいいこのメロディーにはーーーって揺れてたらふと歌詞の意味を感じとってハッとする感覚、嫌いじゃない
間奏のギターが思ってた以上に重いな!ずしんとくる

「ポストマン」
イントロ、ドラムよりギターが鳴ってる感じ、あぁ本間さんだなーーー
サビでちょっとにやけながら歌う岡野
ギターソロがすげー鳴ってるのな!一緒にベルも鳴ってるのな!
「大阪最高」がこうして残っててうれしいーーーありがとうございますーーー

「ワン・ウーマン・ショー〜甘い幻〜」
最初は岡野だけスポット(「"ワン"・ウーマン・ショー」の名のとおり)、ギターが鳴るところから新藤にもほんのり違う種類の照明
ツーコーラス目からベースもパーカッションもすごく聴こえてきた
…すっげーどうでもいい話、岡野のTシャツに映るマイクスタンドの頭の影がウサギの顔の形に見えた

ジョバイロ
頭のギター、前に聴いたときよりかっこよくなってない?研ぎ澄まされてる
(´-`).。oO(もしや真助ちゃんって猫背…?
赤ベースに緑ライトの照明はサビだったね。
そのあとの間奏で青ベースに黄色ライトになったときとのコントラスト

「螺旋」
冒頭、サイの目ライトがエメラルドグリーンから赤にパッと変わるの、かっこいいなぁ
手元写すのいいよーー
真助ちゃんの曲順表が見えたけど、これどこに置いてるんだろ?
正面のドラムの間に置いてるような…ドラムセットの構成がよくわからなくて情けない
岡野ははっきりとギタリストのほう向いて弾いてんね。
そして改めて、素直に、1本のギターでこれだけいろんな情景魅せられるのはさすがプロのギタリストだなぁと思った
…でもやっぱ途中ちょっと急いてるかなぁと思っちゃった、うーんどうしても、、、あそこでテンポ変えたのはなんでなんだろう
とはいえふと「豊潤」という言葉が浮かんだんだよ

「ミステーロ」
曲前にふと思った、ツアー本編からここの曲間が空いてたのは、もしや伏線…?(たぶん偶然)
やっぱり固まるしかなかったね、なおとくんだ…ほんものだ……
そして今回も、うっとりするまま、気づいたら終わっていた…
2回目観たら照明の具合にもはや慄いている ギターソロの照明、なんじゃあれ…

「バベルの風」
これはww やっぱ画面でも見えないwww
いま見るとなんだか『THE DAY』のアー写に通ずるものを感じますね
耳だけ向けるからよりそう感じるんだろうか、特にサビはやっぱストリングス効いてるなぁ
ギターソロのとき、森男も前出て弾いてるのか!(がんばって見えたのはこれくらい)
「迫る夕日が〜」で夕日に染まったみたいな岡野
「明日は勝手にやってきます」だけコーラス重ねてるような

「AGAIN」
照明メモ(このために何回か観てるうちにひきこまれて、さらにこの曲だけ何回も観た)
イントロ〜「国道沿い…薄い乳色の朝もや」:かなり白に近い薄ピンクが回る
「昇る太陽」:オレンジが回る
「夜ごと君に話していた約束」:緑が回る
「ダメになってゆくの」:紫が回る
「はるかな昔 海に沈んだ」:後ろから濃い水色(青というより濃い水色だとおもう)
ギターソロ:後ろから少し濃くなった薄ピンク
「君はあの時…行かなきゃ」:紫が回る
「本当のこと」:濃い水色が回る(唄や演奏で伝えられる高ぶりを、視覚でも表しているようにおもえた)
「国道沿い 見慣れたコンビニ」:後ろから群青色、そしてその上を黄色が撫ぜる

改めて、どうしようもなく胸が締めつけられるし
かと思えば最後のシーンでは、胸のなかのなにかをさらわれてぽかんと穴が開いたような感じがするし。
そしてそう、最後の「AGAIN AGAIN」を歌い終わってふっと力が抜けた瞬間の岡野。
この姿を目にしたときのどうしようもない気持ちたるや。あぁ、、、やっぱり言葉にならないや。
このさまは絶対にカメラでないと見られなかったんだと思う。このためだけにこのディスクの価値があると言っても過言ではない。だいじにします

「メリッサ」
やっぱりこの曲は緑だよねぇぇぇぇぇ(照明)
詳しくないのに言うのアレなんだけど、ギター、絶妙な取り合わせしてるなぁ、同じ系統の音なんだけど、はっきり違うってわかる音を出す2本のギター
…というわけで買っててよかった『Player』誌(2015年10月号)で調べたら、たぶん新藤はMARTINのHD-28V、
岡野は映像からGIBSONなのはわかった、ただ『Player』に載ってるHummingbirdとは、ピックアップのところが違う気がするんだけど……
大サビで照明当たって緑に染まるマイクスタンドがかわいい!

「Hard Days, Holy Night」
頭が2人でアコギ2本なの、なんだか前の曲の続きみたいだよねぇ
なおとくんがこの曲でも笑顔なく弾いてるのに気づいて、なんというかゲストミュージシャンとしての真摯さを感じた

「Hey mama」
おい歌い出しめっちょ緊張してんじゃまいかww
岡野のコーラスきもちいーーーーー現地で聴く余裕なかった残念っぷりたるや
2回目の「はうえばっ」のあとに仰け反る新藤もよい。笑
そんでもって最後のくわGがいいよぉ、これでみんな屈託のない笑顔で終われる

wataridori
ホールツアーではじめて聴いて、そっから何回か聴いてきたこの曲だからこそ、この会場の大きさから感じる壮大さがあるよなぁ
そしてそれはストリングスが入ったことで増してるよなぁ
この照明、昼間っていうより夕方、夕日のイメージなのかな、それわかる
(´-`).。oO(この日後ろのドリームパネルにトラブルなかったっけ…そんなのも修正できるの…?もしや差し替え…?

瞳の奥をのぞかせて
くわG、パーカッションに加えてドラムみたいな音も出してるね。むしろそっちのほうが多いかな?
前にも書いたけど、ヴォーカルに対して変な遠慮のないギター、ピアノ、パーカッションの音がよい、響く

サウダージ
贅沢かーーーー(なおとくんイントロ)
からのベース祭り、祭りよ!!!!!と期待してたら、画面越しだと特にメロはあんまり聴こえないのね(′・ω・`)
2コーラス目のメロでパーカッションとピアノが入るのがよい!
大サビ「♪あーなったーの」の前で入る真助のオカズもきもちいい!
…って気づけたのはうれしいけど、やっぱベース祭りじゃないのがさみしい(′・ω・`)

これツアー中の感想で書いてなかったよな、また懐古趣味でごめんね聞き流してね
どうしても…いやぁだってさ、この曲のベースで痩せたって言ってた(『むらっさき』副音声ご参照)あの森男がなぁ…!と思ってしまうよ
もう完全に自分のものにしてた、森男の「サウダージ」を確立してたと思う。
わたしはTamaちゃんの「サウダージ」を残念ながら音源でしか知らないけれど、あきらかに音源とは別のものだった。
しかも音源を再現しようとして結果的に別のものになったんじゃなく、
意図して別物に、森男がかれ自身のものにしようとしてて、それを見事に達成してると思った。

まどろっこしく書いたけど、また聴きたいです。次に聴けるときがたのしみ!

「Century Lovers」
これも頭の照明の明滅ひどいねw (ここまできたらちょっと褒めてる)
サイコロ転がるのはやっぱ画的によい!映える!
C&Rの途中で入るベースとギターに痺れつつ、キスよりももっと熱くなるのちょうたのしい、こんなたのしいことない
あーーーーーレスポールきもちよいーーーーーー快哉を叫びたい

「Mugen」
あの爆発的なサビの前のBメロでたゆたいたくなる感じ、いまのライブならではなんだろうなと思う。

「Good luck to you」
やっとわかった、森男のベースはまっすぐだな!歪みが含まれてるんだけど、それでもまっすぐ!うーん素直というか
サビでみんなコーラスしてる!それでまたこっちも浮かれ気分が増す!新藤いい笑顔だなぁ
新藤のラップのとき左右に揺れまくってリズム取る岡野!!

「Oh!!! HANABI
あー何回でもそう、出だし、この清廉なメロディーに魅せられる

「オー!リバル」
頭のギターベースアコーディオンのところ、これたぶんツアー序盤よりもすごく豊かになってるよなぁ
…あとはもう、映像だとしても、やっぱり号泣するまででした
「姿なき姿を追い続けた先が 楽園ではなくても夢ではなくてもこの目で見てみたい」

余談混じり、以前「なおとくんのいないツアーで、サウダもジョバも瞳もセットリストに入れたったその強気」って書いたけど、
それこそさ、ラテンをテーマにした最新曲をこうしてぶつけてきたこのツアーで、サウダもジョバもセットリストに入れてたんだよね。その心意気たるや。

「スロウ・ザ・コイン」
イントロのギター、なんだか青春!!って音だねぇ。と思って聴いてたら、間奏で思った、これがバンド感があるっていうのかな
これは音源よりもライブで聴くのがすきだ!音源だとそんなに好みでなかったような気がしてたんだけど、ライブ音源だとめっちゃすき
岡野のうたう「メランコリー」って単語の響きがすき
そういえば岡野はTシャツ着るとき袖折るんだね。本編でジャケット脱いだときも折ってたよねぇ

メンバー紹介、やっぱnang-changは途中で片耳のイヤモニ外してるね。拍手の前で。これその場で観ててすごくぐっときたんだー。
新藤さんの話すときのポーズがなんとも言えない、女子か。
岡野「まだまだ前に前に進んでいきたいと思います」

「ジレンマ」
ソロ回し、真助の横に森男がいたのね!
康兵ちゃんのソロで勝手にペットボトル投げる岡野昭仁、ナンチャンとこではなんもできずw
嗚呼なおとくん、大正義!!!!!!!!!!

そんでサプライズ、、、
先述の理由で、普段からライブのあとには音源がなかなか聞けない(聞きたくない)人間にとって
あのうたあの演奏の直後に大音量で音源聞かされるってもう、、、勘弁して
あと「年末はゆっくり〜」のくだりもこんなところで聞きたくなかった

後ろ手で客席に背を向け、サポートミュージシャンのハイタッチを見守る晴一さん

最後に、スタッフロール。
最後によく乗せてくれる「and people who giving PORNOGRAFFITTI love」の文字が乗る映像、その場面。
これはぜひあなたにも観ていただきたいです。
個人的にはなんてファン冥利に尽きる、しあわせな演出なのかと思って、写真を撮りまくってしまったよ。

* * * * * * *

はい、ひとまずこんなもんで。
繰り返しになるけれど、このツアーはいつも以上に書いて残すのがほんとにたのしかった。
感想書きがライブのたのしみのひとつになってた。

だからたぶん、これまでのツアーとは違った感覚で映像作品も観てて、こうして書いてみた次第です。
まぁど素人でなにも言えないんだけど*3、それは映像作品としてのクオリティの高さがあってこそなんだろうなぁ。
観おわった後に「あぁこれでついにツアーが終わったんだなぁ」と思えたくらいでした。

あ-----------そう思うとさみしい!よいツアーだったとおもうからこそなんだけど、それでもさみしい!
だけどもう次を見せてくれてるもんね。こっちも置いてかれないようにしなきゃね。

ひとまず、長々と書いてきましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
そして改めてもう一度、素晴らしいツアーでした。ありがとうございました。
これからにも心からの期待を込めて。

*1:だから人生初ライブとなったツアーの映像作品は、参戦公演とは違う公演が収録されてるけどいまだに観られてない。昨年意を決してようやく手元に置けたくらい。

*2:ただし「AGAIN」だけは何回も視聴してる。理由は後述

*3:だから感想文でもカメラ割とかにはほとんど言及できてない