<2017年5月の読書記録>

わかった、締めのある仕事をしていると、月末月初にすきなように書くことはなかなかできないぞ。5回目にして気がついた(…)
なんで毎回遅刻するんだろうって、たしかに遅刻魔気味の自覚はあるけれど、、、
というわけでやっぱり月を跨ぎますね。まぁいっか。

* * * * * * *

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

同じことを言われるにしても、誰に言われるかによって受け取り方は変わってくるんだよなぁ。
わたしにとっては、村上さんに言われるとしっくりくることってあるんだなぁ、などと。
小説家になる予定も見込みも希望もないけれど、村上さんの小説の読者として、
また単純に人生の先輩として*1、励まされるところがありました。
たとえば、ご自身がこういう話をすることの意味を理解してらっしゃって、
そのうえできちんと「これは私の場合ですが」とはっきりと添えてくださること。
もっと平たくいうと、人は人、自分は自分という考えかたの実践。
確実にそれを実践してらっしゃるさまに尊敬を覚えるし、自分も身につけたいなと素直に思います。


MONKEY Vol.7 古典復活

MONKEY Vol.7 古典復活

村上春樹インタビュー(聞き手:川上未映子)のみ再読。
上記「職業としての小説家」発売時のインタビュー。
実はこのインタビューの初読時には、上記の本を読了してはなくて。
それでも十二分にこのインタビューは面白かったと思ったし、
発売時に買い逃したのを探しに行って正解だったと思ってた。思ってる。
それでもやっぱり、セットで読むとちがうなぁ。


さっきの村上さんの話にも通じるかな、森茉莉さんのお話*2を読むと、
自分が自分として生きること、そのこころもち、矜持を思い出させてくれるんだなぁ
もちろん、お話に出てくる光景や情景にときめきや憧れを抱く気持ちから
著作を手に取るときもあるんだけれど、今回は前者の気持ちが大きかった。
今月上旬の疲れてたとき、本屋さんでふと手に取って開いたページ(「やわらかな気持ちでよい文章と暮らす」)、
ここだけ読んでもうそのままレジに持ってったよね。
ハッとさせられるというか、頬を叩かれる(と言うと強すぎるような気もしてる)ような。叱咤激励。
そういうものを欲するときに手に取ると、期待どおりのものがぱしっと返ってくる、その信頼感。

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まだどこか心もとない気持ちのまま、なんとか乗り切った締めを機に、
久しぶりの旅行らしい旅行に出ました。遠征じゃない旅行なんていつ以来…!
ふらふらしながら(比喩)(ある意味でその言葉のとおりだけど)、それでもやっぱり知らないところはたのしいぞ〜たのしむぞ〜〜〜

*1:ここにこの言葉以上の意味はなく、単に自分よりも長く生きてらして人生経験を重ねてらっしゃるかた、という意味

*2:「エッセイ」というべきなんだろうだけど、このかたのエッセイはなんだかお話を聴かせてもらう気分になる