- 作者: 川上未映子,穂村弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/12/17
- メディア: 単行本
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図書館にて。
いやぁ、未映子さんは話すとまたさらに面白いかただなぁと。
小説もエッセイもすきだけれど、話し言葉にはまた違う面白さがあった。
実は、学生のころに一度だけ講演を聴きに行ったことがあるのだけれど、
正直そのときの印象は薄くて。(授業があって中抜けしたからかなぁ…)
すごく素で話されているように読めたし、
なんというか、このひとの魅力がどの本よりも現れていた気がする。
まっすぐさというか、純粋さというと違うかな、清潔さというか。
あ、まえがきで穂村さんの言うところの「本気さ」が、まるっと出ていたように思う。
その穂村さんは、それこそ資生堂の「花椿」の連載を何度か読んだくらいだったんだけれど。
おふたりは全然似ていないところも多くて、それでもちゃんとお互いを尊重して、尊敬して話ができていて。
なおかつそのお話がおもしろい。
そういう大人っていいなぁ、と思ってしまう、もういい大人。
- 作者: 獅子文六,山崎まどか
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/03/07
- メディア: 文庫
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- 作者: 穂村弘
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2019/02/08
- メディア: 文庫
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食に関する、一見するとなんの気なさそうなお話(連載)をまとめた一冊なんだけど。
それをこれだけのものに書ける、また次も読みたいと思わせる文章になるのって、すごいよなぁ。
そういうと大層なものに聞こえるかもしれないけれど笑、なんというか、好きな温度の本でした。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/09/29
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何年ぶりかの再読。はじめて読んだのは中学生のとき。
改めて、変わった家族だよなぁと思ってたら、
江國さんもあとがきに「変な家族の話」って書いてらして。なんだかちょっとほっとした。
それとは別の話として。ことちゃんが20歳になったお祝いの場面におもったこと。
2011年の大晦日に、当時も、そしていまもだいじなだいすきなおねぇさんからもらった言葉、
わたしの20代の目標にしているんだけれど。果たしてそれは達成できているのだろうかなぁ、なんて。
* * * * * * *
誕生月でした。
たくさんのしあわせの詰まった言葉たちを頂いて、なんというか満ち足りた誕生日でした。
前にもどこかで言ったけど、この日をこうして過ごせることが、この1年を生きてきた価値だと感じました。
そしておかげさまで、また1年、精一杯、自分なりに生きようとおもえます。
心から、いつもありがとうございます。