新藤晴一 ポルノグラフィティ (GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES)
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2019/01/10
- メディア: ムック
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冒頭のインタビューを読んで。
新藤晴一さんは、わたしが想定していた以上に、
「ポルノグラフィティ」としての自覚が強いんだなと感じた。
ポルノグラフィティのファンは、それがすごくうれしかった。
それと同時に、同じテーマで岡野昭仁さんのインタビューを聴きたいなと思った。
ギターの話は、正直半分も理解できてないと思う。。。勉強します。。。
でも半分って言えるくらいには、観た/聴いたことのあるギターの話が載ってて、
そしてそれはたぶん、わたしのギターに関する知識の過半数を占めていて。
きっとこれからもお守り的に、そして辞書的に、お世話になる本だと思います。
一家に一台というか、ファン必携ってやつだと思います。本棚にぜひ。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/12/22
- メディア: 文庫
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この本は初読なんだけど、あーっ、これだ、と思った。
たとえば。
ある種の食べものは心をつよくしてくれる。
(「おそ夏のゆうぐれ」より)
あぁ、わたしは間違いなく江國香織を読んで育ったんだなと。
ある種の"刷り込み"されてるのかもしれないなぁ。
これらの文章(この本は短編集)、その書きかた、言葉についてもそうおもうし、
なんの気なしに(たぶん実際にはそんなことはないのだろうけれど)*1書かれたいち文にも、そうおもう。
すごくしっくりくる。あっそうだ、とおもう。
自分で本を選んで読むようになったころに、はじめて選んだ本のひとつは江國さんの本で。
そしてたぶん、はじめての"愛読書"のひとつは江國さんの本で、実際にカバーが擦り切れるほど読んでる。
でも、ここ数年はなんとなく触れていなくて。
今回ふと手に取ってみたら思わされた、あぁこんなに影響を受けていたんだなぁ、と。
そりゃあこういう人間になるよね、と痛感させられているところ。ほんとにね。
*1:たとえば、たぶんこの括弧の使いかたも江國さんの影響