- 作者:スコット フィッツジェラルド
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
読んでみて、訳者が「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本」にこの本を挙げる理由が、
なんとなくわかるような気がする。
個人的には『キャッチャー・イン・ザ・ライ』のほうを挙げるけれど。
全9章の物語、最初の3章(とりわけ第2章〜第3章)が進まなくて、
どうしたもんかと思っていたけれど。
そこから先はほとんど一気に読みました。そして最後に第1章を読み直して浸ってるところ。
本当に軽薄なのは、本当に豪勢なのは、本当に瀟洒なのは、どっちだ。
なんか、生きるのってだれにとっても大変で、みんなそれぞれにしんどいんやな、と。
(P.189の春子とみづきの会話、そのまんまやけど)
だからこそ、「なんとかがんばって楽しみを見つける」ことをわたし自身もやめたくないし、
それぞれにそうやって生きている人を肯定したい。
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あと数冊読んでるものがあるんだけど、どれも読みかけになって月を跨いでしまった、、、
また来月。(いうて今月)(今月も終盤やで)