Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2020年2月の読書記録>

結果論かもしれないけれど、この喜田さんがいるんだもん、優勝するわよ、という気持ち。
昨季王者のみなさま、改めておめでとうございました。連覇しましょう。

BRUTUS(ブルータス) 2019年11/1号No.903[本屋好き。]

BRUTUS(ブルータス) 2019年11/1号No.903[本屋好き。]

  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: 雑誌
ずーっとちびちび読んでた本屋さん特集。
ページをめくっていくと、あらまぁびっくり夢眠書店。
載ってることすら知らずに買ったけど、だいじな本がまた増えました。

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

何年ぶりだろうか…何度目かの再読。
だいすきなお話だし、話の筋こそ覚えていたものの、再読ならではの新鮮さもあり。
本文中に「弟と犬はぶらんこ乗りに似ていた」とあるけれど、
"ぶらんこのり"は、あの子とおねぇちゃんのふたりでもあり、父さんと母さんのふたりでもあり、おじいちゃんとおばあちゃんのふたりでもあり。
ずっと揺れているなかで、お互いを"こっちがわ"に引き戻す存在。

そしていまの自分に言い聞かせないといけない言葉。

「葬式に出ないって決めたら、それをやりとおすんだ。大事なことだよ」


* * * * * * *


多忙なのはわかりきってた1ヶ月。
バタバタしながらなんとか行けたPerfumeの京セラドーム公演(人生初レヴェルの良席で、しあわせな経験…生きててよかった…)にはじまり、
誕生日前には細野さん映画鑑賞にかこつけて設定した尾道旅行、勝負と決めていた月半ばに思いもよらぬ展開、
月末にかけてはまたちがった(そして何度目かの)踏ん張りどころ。…やはり力及ばず、っていうのが正直な感想だったけれど。

目まぐるしく過ぎた29日。そのなかで巡ってきたチャンス。
動いていただいたみなさまに最大限に感謝すると同時に、その先は自分の足で歩いていかねば、という気持ち。

もういっこ、今年の頭ごろから努力したいと思っていたことだけど、いまようやく言葉にできそうだから、いま言葉にする。
新しい歳の目標といえるかもしれない。
「だいじな相手のために、いま自分になにができるか、なにがしたいか」じゃなくて、
「自分が相手の立場だとしたら、そのタイミングでどんな言動をしてほしいか」を、一旦落ち着いて考えること。

…ここまで書いてみて思った。
これ、『ぶらんこ乗り』のこの言葉にも影響されてるんだろうなぁ。

けれどすくなくとも、こっちからどりょくはしなくちゃ。ひとりだからって、いんきにとじこもっているなんて、てぬきだ。ずるい。

自分はまだまだだと思う気持ちがあるから、いろんなひとに影響されてつくりあげた理想があるから、
そのひとたちに成長した姿でお礼を言いたいから、まっとうに向き合いたいひとたちがいるから、
精進します。