Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2021年9月の読書記録>

まぁ広告で目にしたタイトルきっかけで手に取ったし、
まぁそこに引っ掛かるのはPodcast番組「OVER THE SUN」からだよね

podcasts.apple.com


いやーーーこれがいまの自分の課題だよなぁ、と。
「自分を愛せない人は他人も愛せない」とはよく言われるけれど、あまりピンときてなくて。
「『自分に愛されるだけの価値がある』と思えないと、『自分を愛する人がいるだなんて嘘なのでは?』と相手を疑うことにつながる」
この本でこう言われて腑に落ちてる。


そしてもういっこメモ、「自己肯定感」に関して。
この言葉については、今年読んだ石井ゆかりさんのこの文章がすごくピンときていて。

lineblog.me

「なんにもできなくても、
それを責めてくる人に
『なにか問題でも?』
と切り返せる」
ということが、
自己肯定感なんだろうと思います。

「自己肯定感を高める」
ことができるのだとするなら、
自分ができたことをほめるのではなく
「他人の欠点や失敗を許す」
ことのほうが役に立つだろうと思います。
他人の欠点や失敗を許容できるようになれば
自分自身にも、いつか、
そうできるようになるかもしれません。


いやーーーーまずはそっからよね。そうしていきたいな。な。



最後まで読んで納得した、なるほどたしかに、これは「悲しみ」に出会うまでのおはなし
人間関係とか色恋沙汰とかを軸にしてお話が進んでいくけれど、ひとりの少女が「悲しみ」に出会うまでのおはなし
それをこんなふうに書けるんだなぁ…

著者は「こんな経験はしていない」と断言してるそうだけれど*1
それでもなにかしらの経験から、このひとは「悲しみ」を知ってるんだろうなぁ、と、なんとなく
(もちろん、世の中にあるすべての「おはなし」が、
著者が知っていることをベースに書かれているわけではないだろうことを前提として、今回はこうおもった)

*1:「訳者あとがき」より