読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

パーフェクトはあり得ない 下らん野望は捨てちまえ

※カテゴリー間違いではありません

くるりの『THE PIER』、これはほんとに名盤、
こんな冠つけても大した意味はなさないんだろうけど、わたしのなかでの2014年ベストアルバムはこれです。
買った経緯からめっちゃ覚えてる。

くるりは何年も前からiPodに入れてて、それなりに聴いてたし、気持ちを乗せた曲もいくつもある、
さらにはワンマンこそないけど主催フェスの京都音博は3回行ってて、毎回満喫してるんだけど、、、
音楽はすごく聴きたいのよ、新曲もチェックするし、ラジオ出ててタイミング合ったら聴くし。
でもちょっと自分のなかでいろいろあって、、、うまく言葉にならないけれど
いままで1枚を除いてCDを買ったことはなかったのね。
(その1枚は『奇跡』です。だいじにしてる)(あっ 中古落ちのシングルは1枚だけ持ってたけど…)

そんでこのアルバムも、実はもともと買う予定はなくて…
しかしですよ、日付もばっちりよ、去年の9月23日
なんばのタワレコで時間潰してて、なんの気なしに視聴してみたら、
1曲目の「2034」に、もう、打ちのめされたし、撃ち抜かれた。衝撃的だった。
素直に思った、いま、この2014年に、これを聴かずになにを聴く、とおもった。

というわけで買って聴いたら、案の定、もう名盤でした。これは1枚通して聴きたいアルバムだなぁ
1〜3曲目の流れは極上の一言に尽きるし、それをがらっと変えるのが4曲目ってのもぐっとくる、
そっからの"変な新曲"(わたしは"変"とは思わなかったけれど…すごく"くるりらしい"とおもう)5曲目、
6曲目は一瞬で過ぎ去る嵐のよう、7曲目のloveで毎回なきそうな気持ちになって、8曲目は個人的に身に迫るものがある、
9曲目で一気に西へ連れてかれる、10曲目は美雨さんも推してたらしいわね、メロディと岸田(さん)の声とファンちゃんのコーラスの重なりが気持ちよい、
11曲目のほうがわたしは"変"だとおもうけどえっととにかく佐藤さんだいすきです!!!!!!!!!!
そんで12曲目ってタイトルからして季節物なのにたとえば今の時期にでも聴きたくなる曲、
13曲目の箸休めに毎回ムフフってなる、そしていよいよ14曲目、これが結局ぜんぶもってく、"There is always lights behind clouds"


…っていうのを去年に書いとけって話ですが。
レコ発ライブ、都合つかなくてそもそもチケットも取れなくて行けなかったんだ(´;ω;`)
去年は音博も行けずでさ(´;ω;`)ちなみに今年もたぶん行けない(´;ω;`) くやしい

ところがどっこい、近ごろ(つってももう数カ月前ですね…)岡野がこのアルバムについて言及してると伺いまして。
今回このように書き連ねた次第であります。
それはどこでかと言いますと、ありがたくも初回ゲストに呼んでいただいた「魁!音楽の時間」から、
張り切って関連部分を文字起こします

MC「さてここで、ポルノグラフィティさんと、まぁ音楽について、いろいろ伺っていきたいと思うんですけども」
  「最近気になってるアーティストさんとか…?」
岡野「僕は、最近、えっとまぁ同世代と言いますか、くるり、が、(BGMはライブ映像にて「Liverty & Gravity」)
えっとまぁ全然僕たちとは違う、まぁジャンルと言いますか、にいらし…いるんですけど、
去年出したアルバム(『THE PIER』)が、非常に、こう、聴いてると全部日本語で歌ってるんだけど、
ほんと、いろんな世界を旅してるような、
ロックっていうことだけにこだわらず、世界のこういろんな民謡、からたぶんヒントを得たような、曲づくりをしてるんだろうなぁっていう。
とにかく、まぁ、あの人たちは音楽が大好きで、
そこを深く掘り下げて、世界中のそういういいものを聴いてるから、
あのアルバムがつくれたんだなっていうのを聴かしてもらって。
僕もそういう風に、えーいたいなと思うし、いち音楽人としては。そういう意味ではこう、身が引き締まる思いと言いますか」

…文字起こしたら尻切れトンボだねw
しかしまぁ、岡野がこんなことテレビで言ってるのね…!それがどしたのってまずまぁそのうれしいんですよ。

このアルバムリリース時のインタビューで、たしか「MUSICA」だったかなぁ、岸田(さん)が言ってた。
ざっくりした言葉でアレなんだけど…「『バンド』も『音楽』のやり方のうちのひとつなんですよ、『音楽』のほうが大きいから」

昨年末の"SING IT UP"でも思ったけれど、岡野個人の純粋な趣味嗜好は
いわゆる「ロック(ンロール)」、そして「バンドサウンド」だけでなく、もっと幅広いんだな
…文字にするとそりゃあそうよって話だけどさw
そしてそのなかには、当たり前だけど日本の音楽がある、しかも自分も好みのものもあるんだって!
だってだいじなひとが同じ音楽を趣味として聴いてるってさ、そりゃあね、うれしいですよ

そしてそう思うと、新藤の"バンド"や"ロック"への気持ちの入れ込みようが際立つわよね
上記に続いてこう言ってる

新藤「僕ねぇ"忘れらんねえよ"ってバンドが…3ピースのバンドがあるんですけどご存知ですか?
一つ『バンドワゴン』っていう曲があるんですけど、この曲は東名高速を、
ハイエースかなんかで、たぶん名古屋のほうへ行くんだと思うんですけど、そんときの曲なんですけど、
やっぱこの東名高速のこの向こうにでっかいステージが待っている、
まぁ自分でハイエースに乗ってるからそんなでっかいステージじゃないんだけど、まぁ未来にはあるんだ、っていう。
それを、自分らは、最近は新幹線のグリーン車かなんかで移動しちゃうじゃないですか。
そんときに、(この曲を)聴いて(耳のイヤホンに手を当てる仕草)、
成り上がっていきたいっていうのもロックの一つではあるとは思うけど、
この、その"忘れらんねえよ"の彼らの曲を聴いてから、
こういうこと(座席のリクライニングにもたれる動作)じゃねぇなっていうのを、よく、新幹線のなかで思ってます」

(なお雑誌「SWITCH」でもこれに類する話があって、そちらも合わせて読みたいやつ)

ちなみに、この番組でその後に続く最近行ったライブについての話も対照的
岡野:玉置浩二さんのフルオケでの公演
「ヴォーカリスト表現者として、こんなにすごい、もうバケモノみたいな人がいたんだと改めて実感した」
「歌に対するアプローチがちょっと違う方なのかなっていう」
新藤:エルトン・ジョンのラスベガスでの公演
「レジェンドたちが自分のエネルギーで会場を巻き込んでやってるのは、やっぱり刺激になりますね」

これさ、これね。
上の話と続けてみると、重ねて言うけど、新藤個人として
"バンド"や"ロック"への思い入れが強いんだろうなって。
それはたぶんかれのミュージシャンとしての原点だからで、初期衝動というか。
いまそういうものを、取り戻すじゃないけど、そこへ立ち戻ろうとしてる。

・*。゜☆゜・。・*。゜☆゜・。・*。゜☆゜・。

そんでついでにもひとつ起こす。新藤のラジオでの話。
2015/06/01 カフェイン11 ツアータイトル発表のくだりの文字起こし

さて本日は、ポルノグラフィティの活動について、大事な報告から。
3ヶ月後、9月3日からスタートする3年ぶりの全国ホールツアー、
ポルノグラフィティ14回目のライヴサーキットの、ツアータイトルが正式決定いたしましたー。本日ここで発表させていただきます。
今回のツアータイトルは、こちらです。"The dice are cast"
dice are cast、ま、"賽は投げられた"ってことですね。

あの、"3さい"、聞きんさい歌いんさい踊りんさいみたいな、なんか、つけてたんで、
それぇもきっとやるんだろうな、というかまぁその流れで、"さい"繋がりで、あのぉーーつけてみたんですけども。

ここんところ、ほら、別にふざけとったわけじゃないけど、いろいろこう、その『青春花道』あたりから、
なんか、ちょっとこう、一生懸命考えて一生懸命こう、アピールできることを考えたら、インパクトのあるものを考えたら、
ちょっとコミカルになるところも、ポルノグラフィティ多くて。
違うの、俺たちはもともと、違う違う違う違う、そういう、そう、じゃあ違う違う違う違う、そういう、ことぉ…
ガンズアンドローゼズに憧れてやってきたんだと。笑
みんな、もう、もうみんな忘れてると思うけど、こう、「バットボーイロック」っつうか、
なんならもう、おーーーーこう、歌って、興奮して、えー客席に飛び込んで殴り合いするような、
そういう「バットボーイロック」に憧れてやってきたんだと。
あんな花柄のシャツ着てサングラスかけてジャケットを…それを笑、で、それはええんやけど、
もちろん好きでやってきたんじゃけど。すぐコスプレするとかね、そういう、違うんだと。

だから、ちょっと、で、その、きっと、あのーファンの方のなかにも、えっ?っていう笑…続いてきたと思うのね。
ここらで、ちゃんとこう、かっこいい…かっこいいじゃないな…マジなところ、を、見せようとして、
見せようとしてっていうか、そんな無理して見せるつもりもないけど、
ちょっとこう…戻して、かっこいいでしょ?"The dice are cast"ツアー。
これをね、あのー、駄洒落じゃなくてこういうことにしてみてね、あのー真面目な方の顔も、
こう見てもらおうかなと思って、今、あー、軌道を戻しているところ、ですね。はい。

えーっと、意味はね、これから…まぁ「賽は投げられた」だから、ここはちょっと駄洒落なんですけど、結局。
あーーーまぁあの、まぁ「後は引けねぇぞ」っていうこと、ですよね結局、なんかそういう…意味合い…ですよね。
その辺は、なんか、そういう本気具合を、おーーツアーの中で出せたらいいなぁとは思いますけれども。

3年ぶりのホールツアーですし、あーはじめて来てくれる人もきっといると思いますし、
あーここまで十何年もやってきてて、まぁ今更…あーなんちゅうかな、
腹の決まってないライブなんてするつもりはない、っていうみたいな、ことぉでしょうか。
もちろんリハーサルはまだまだですし、演る曲も決まってないので、そういう、気合いだけの…が、
一番前にあるんですけれども、ま、きっとそういうライブになるんじゃないかなと、思います。

ポルノグラフィティの14回目のライヴサーキット、"The dice are cast"ツアーは、9月3日、神奈川県は横須賀芸術劇場でスタートします。

ほら、ね。
(これに加えてさ、現時点ではっきりとアナウンスはされてないけど、
デビュー前後からお世話になってきたポンプさんと数年ぶりにレコーディングしたんでしょう?)
そしてそれをこのラジオの話と合わせると、それはもうつまり"バンド"として、
そういうことを為そうとしてる。いまのポルノグラフィティは。

ファンとしてそれにすごく期待してるし、アルバムもツアーもたのしみよ!
(そうでないとこんな風に文字に起こさないよ!!!)

その一方で、岡野、かれ自身の単純な趣味嗜好、そしておそらくミュージシャンとしてのルーツは、
上記の話、そして去年の"SING IT UP"のセットリストのとおりで、
"バンド"や"ロック"だけじゃないように思える。
あぁそうなんだよなって、そこにはきっと明確なちがいがあるんだよなーって、おもった。
(あ、これも差異…って思ったけど、差異までいうとなんか言いすぎのような気がしている)

たぶんそのちがいこそが、かれらのポルノグラフィティの楽曲群に幅を生み出してるんだろうし、
なんならこのインタビューでの岡野の言葉にある
「『たくさんの人に曲を聴いてもらいたい』という思い」をかたちにした「たくさんの人に愛されるものを作ること」を
これまで達成してきた一因だと思う。

ポルノグラフィティ、映画『名探偵コナン』主題歌に込めたデビュー以来の思いとは


つまりはね、"真面目な方の顔"のアルバムもツアーもたのしみな一方で、
岡野の趣味嗜好にもいろんな形で("ポルノグラフィティ"を通したり通さなかったりして)
もっと触れたいなーと、おもうんです。
(あれ、これ"SING IT UP"の感想と同じじゃん、同じです)(…)

ただしえっとね、ポルノグラフィティのなにかを心配してるつもりはないんだ
単に「そうだよなぁこうみると顕著なちがいがあるなぁ」っておもった、ってメモしてるだけなんだよー
だってね、これがなによりの根拠だけど、"SING IT UP"で岡野言ってたもん、わたし聴いたもん、
「これをポルノグラフィティという母体に返していきたい」って。

・*。゜☆゜・。・*。゜☆゜・。・*。゜☆゜・。

また長くなってしまったね、文字起こしが多いとはいえ
そしてなんとなくのままフェードアウトしていくという。。。

最後に、話は戻って「魁!」でのことですが、
リバル曲紹介のところで、お隣に座られた同じくゲストのカーリーさん、
隣で話す岡野を見て話を聴いてらしたのが印象に残っています。いい人なんだろうなぁ