Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2018年8月の読書記録>

岳物語 (集英社文庫)

岳物語 (集英社文庫)

岳物語 (続) (集英社文庫)

岳物語 (続) (集英社文庫)

勧められて著者初読。自分ではきっと手に取らなかっただろうなぁ。
すごく読みやすかった。さらっと読めた。
連作になってるんだけど、一話ごとにふふっと、ほぉっと息をつきながら読む感じ。
なんというか、たしかに、ひとつの理想だなぁと思った。

個人的には『続』のほうがすきだなぁ。


* * * * * * *


はーーーーー終わった。2018年の8月が終わった。
ほんとなんだったんだろう…これまでに経験しなかったことが怒涛のようにやってきて、
そこに全力で突っ込んで、まぁいろいろあったけど、
一周回って元に戻ってきた、みたいなところかしらん…。

でもたぶん、一周回ってるうちにわたし自身がいろいろ変わったんだろうな、という感覚もあって。
まぁね、たのしいと思う時間が延びるのはよいことではないか、と思うことにしよう。
そのうちきっと節目はくるんだろうし。知らんけど。
いつかぜんぶ笑い話にして、笑顔で話せたらいいんだけれど。

というわけで6連勤最終日じゃ〜〜〜

<2018年7月の読書記録>

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

大部分を読んだのは今月になってからだけど、実は先月上旬に*1読んでた「バナナフィッシュ〜」が衝撃だった。
そこからページが進まなくて、しばらくしてから続きを読んでたんだけど。
もうひとつ、最後に収録されてる「テディ」が印象に残ってる。
そう考えると、このお話の選びかた、並べかたが秀逸だってことなんだろうなぁ。


ITALAN (限定盤)

ITALAN (限定盤)

CDの初回盤についてくる短編集。
「こどものはなし」がいちばん刺さった。


ウィステリアと三人の女たち

ウィステリアと三人の女たち

だれかを見送って生きているひとたちのお話たちだった。
表題作は雑誌に載ったときに読んだことがあったんだけど(読みはじめてから思い出した)(たぶん昨秋、豊島美術館近くのカフェにて)、
この著者の作品って、たしかに藤色のイメージがあるかもしれない。届きそうで届かない、掴めそうで掴めない、でも"掴めそう"なところにはある。


週末カミング (角川文庫)

週末カミング (角川文庫)


* * * * * * *

もう今月に入ってからいろいろあって、必死で先月のことを思い出そうとするも、思い出せない。。。
ひっさしぶりに遠征のない月だったなぁ。GLHのライブがめちゃくちゃたのしかったことが救い(救い?)だった。

今月も生き抜くぞ。行きつく先を目指して。

*1:尾道への道道

<2018年6月の読書記録>

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

数年ぶりの再読。
先月読んだ『フラニーとズーイ』、その関西弁訳(と呼ぶのが正しいのかはわからん)が収録されていると耳にして、
本棚から出してきました。

いつからか、読書してて気になった言葉や文章があったときには、ほぼ日手帳に書き留めているんだけど。
この本をはじめて読んだ大学生のころ、あまりにも書き留めておきたい箇所が多すぎて、
マスキングテープでばんばん印をつけてて。(そんなことをしたのははじめて)
そのあと読み返すごとにその印を見て「なるほどな」「あっそこなんや」と過去の自分と対話するような気持ちにもなってて、今回。
また新しくいくつか印をつけました。次に読むとき、どうおもうのかなぁ。


* * * * * * *

なんだかんだで忙しかった6月(いつものこと)
尾道からの因島からの尾道がとにかくたのしかった…正直、ここまでたのしいとは予想してなかった…
そしてはじめての尾道、めちゃめちゃよいところじゃないですか…


とはいえ、いまは大雨の被害がかなり出てるようで…おだやかな暮らしが1日も早く戻りますように。
尾道には近くまた行こうと思ってたところで(ライブとは関係なくね)。いまは必ず行こうという気持ち。

* * * * * * *

まぁでもここ直近の話でいうと、うぅむ
カフェイレ*1での新藤のこの話が刺さる、図らずも

(年齢)
俺、ときどきこうやって話すけど、29から30になるときは、なんか若さからの離脱、みたいな。
29歳までは若かったけぇ。…若い?じゃけぇ、高校生や中学生の延長で29歳までのイメージじゃったけぇ。
で、30になったらいよいよ若さからの離脱か、みたいなイメージじゃったんよ。そんとき。
で、30になったらちょっとどんよりしとったんじゃけど、まぁ30代を過ごしました。(後略)

やっぱり何者かにならないとだめかね、だめかねぇ、、、

*1:2018.6.25 OnAirぶん

<2018年5月の読書記録>

フラニーとズーイ (新潮文庫)

フラニーとズーイ (新潮文庫)


ラニーへの共感とズーイへの憧憬。これに尽きる。

「フラニー」の章は、どちらかというとうわ滑り気味に読んでいたところで
(でも読み進めるのが苦になるところまではいかなかった)。
「ズーイ」の章、ページをめくる手が止まらなかった。

ラニーの話を聴くうちに、ああこれはわたしがずっと抱えている(そのことに気づいたのはこの5年くらい、たぶん)ものと、
近しいものの話をしてるんだろうなと。
美しくないもの、完全でないものの存在を、心のどこかでは認められないんだ。
自分自身について、もういい大人なんだけど、まったくもって子供だよなと思うことが日常的にままあって。
きっとそれはここに起因してるんだろうなぁ。
(そう考えられるだけの客観性があることが救いかもしれないし、
それでもこのお話がリアリティをもって迫ってくる程度には目を瞑って生きている)
(そして、いまこの具合でこの本に出会えたことをとても喜ばしいと思っている)

そしてその妹に、いまの自分のすべてをつかって話して聞かせるズーイには、
きっと自力でそこへたどり着いたんだろうと思うと、やはり憧憬の念を抱かざるをえないな。
…実際にこんなふうに横で話して聞かされたら、きっとうんざりしてしまうだろうけど。苦笑
それはともかくとしても、清濁併せ呑むってほんとうに憧れる。とかくこの世は生きづらい。

それとは別の話として、すごく、村上春樹的要素の強い文章だなぁとも思った。
それがこの本を手に取ったきっかけでもあるし、ここまで響いた一因だとは思う。


女ごころ (新潮文庫)

女ごころ (新潮文庫)

再読。
フラニーとズーイ』に打ちのめされた直後に一気に読んだんだけど、
あんまり客観的には読めず、他人ごととは思えないな…という感想。
「相手のためになれば」と思ってやったことが、相手にとっては地獄を見せるようなことだったとしたら。
それは結局自分のために、自分の都合で、自分が楽しむために、自分が楽になるためにやってるんじゃないかって、
主人公・メアリイの行動を見て感じてしまったんだけれど、いまはなんだか身につまされるような思い。
前回はどんなふうに読んだんだったかなぁ。


キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

サリンジャーという作家を知ってしまったので。
フラニーとズーイ』よりは客観的に読めたかなぁ…
ホールデンの思考や行動に、あぁわかる、わかるんだけどそれはやっちゃだめ、とハラハラさせられながら読みました。
そしてこうやって話せるようになってよかったなぁ…と。もちろん、かれのなかではまだ終わってないんだろうけど。


* * * * * * *


5月はまたよく遊んだなぁ。名古屋福岡横浜。その間にこっちでもライブ行ったし。
横浜がほんとにたのしくて。まぁ久しぶりの横浜で勝ったからってのも大きいんだけど。

でもまぁね、『フラニーとズーイ』の衝撃がね。だいぶ叩きのめされたね。がんばろうね…

<2018年4月の読書記録>

城塞 (上巻) (新潮文庫)

城塞 (上巻) (新潮文庫)


武道館

武道館

読もう読もうと思いながらも、ずっと手にとってなかった本でした。

なんかもうねぇ、だれかしらの"ファン"を名乗ってる者として、これは読んでよかったんだろうなぁと。
ましてやこないだまでアイドルを(本気で、ただしぬるめに)応援してた者としては…
考えさせられるし、想像せざるをえないし、振り返らざるをえない。
そんなことは知っていたけれど、ファンはファンでしかないんだよなぁ。

そのなかで相手のためになにができるかなんて、そんなことを考えること自体がルール違反のような気すらしてくる。
もちほん、ファンにしかできないこともあるんだろうとも思うけど、けどね
(たとえば、ただの"観客"としてライブや試合に足を運べるのは、ファンの特権だと思う)


もうひとつのトピックス、選択することについて。
碧の言葉で思い出したのは、わたしにとって特別なミュージシャン*1の言葉。

「僕らも君らも正しいと思う方に進むしかないし、
それが正しいかどうかは選んでない方には進めんけぇわからん、
でも大事なのは進んだってことだし、
そうやって選んだ道の先でまたこうやって会えたらいいなって思います」

(※ライブでのMCを記憶を頼りに文字起こししたものです)

きっとだれにとってもそうなんだろうし、みんながそう思いながら日日選択を重ねて生きている、「これを正解にするしかない」と。
だからこそ、だいじなひとには、人に"選ばれる"ためになにかを選ぶのではなく、
自分がやりたいことをやりたいようにやってほしいし、自分で選んだ道を正解にしていってほしい。
それに対してどう反応するかは、そのときのわたしが勝手に決めることだから。自分で決めるから。
だからあなたにもそうしてほしい。

…こう言いたいよなぁと思って、言ってもいるけど、けどね。
実際に、そのひとがなにかわたしを揺るがすような選択をしたときに、どう反応するかはわからない。
でもやっぱり、"(その距離に関わらず)だいじな"ひとが取った選択は、時間をかけてでも受け入れられるようになりたいなぁ。
そしてそう思うからには、わたし自身も自分で選択して、選んだ道を「正しい」ものにしていかなくちゃいけないね。ね。

あと、一市民として。ポルノグラフィティの「Fade away」という曲を思い出した。


* * * * * * *


4月はなんというか、まぁまぁ苦しい記憶が濃いめに残ってるなぁ。後半がそうだったからかも。
いろんな場面で、周りのみなさまの優しさと、これまでの貯金(比喩)で生き抜いた感があるなぁ、、、感謝するしか、、、

また1ヶ月生き抜きましょう。そうやっていつか会える日まで、なんとか元気でいたいものです。

ポルノグラフィティ 15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" に関する雑記

香川、山口、広島2日目、大阪初日、徳島、福井と、このツアーに6本参戦して、その感想文を書くうちに、
気になったことや考えたことをいくつか、トピックス的に書いてみました。
自分が参戦した公演毎の、というよりは、各公演を通しての、セットリストや演出など、共通部分についての話です。
念のためお断り、まったくの私見です。
映像は未視聴なので、また後日増える/変わるかもしれません。


* * * * * * *


◆「夜間飛行」の演出について

今回のセットリスト1曲目。このツアーの世界観に一気に引き込んでくれる曲。
そしてそのための凝った演出。おおまかにいうと、
ステージ手前(メンバーと客席の間)に紗幕があって、そこには泡の映像。
メンバーの上には、明滅する豆電球が数個ついた紐のようなものがたくさん吊られている。
メンバーの後ろにも幕、そこには水面のような映像。
これは、ステージ上のメンバーが水中にいるってことを表しているんだと思うんだけど。

なぜか(個人的に)ツアー最終戦でいきあたった疑問があって。
そもそも、なんでこの曲にこういう演出で、水の中を表現してるんだろう。だって「夜間"飛行"」なのにね。

…このあとだらだらと書いていますが、先に言っておくと、答えは出ていません。
こんなふうに、ここまで考えてみたよ、という道筋の記録を一旦残してみます。
ほら、記述式問題の部分点狙いのような。


この演出からまず思いついたのは、このあとに演奏される「Part time love affair」の歌詞、
「♪泡のようにはじけてく『Why?』」そして「♪Wの海底」
でもそれがこの曲とどういう繋がり、共通点があるのかは思いつかない。。。
強いていえば、両曲の主人公と恋人(仮)の関係性かなぁ…
「夜間飛行」は主人公が女性で、「Part time love affair」は男性という違いがある(いっそ対になってる?)けど、
どちらも道ならぬ恋の曲、ってことかなぁ…
うぅむ、、、考えるほど「Why?」の海に沈んでいくばかり、、、
あっ、この演出、メンバーは水中というよりは海底、水底にいるって感じはあるかも。


と思ったところで思い出した、このあとのセットリスト(ライブ中盤)で披露される
朗読(ポエトリーリーディング)のなかの一節

海底から見上げた魚は 空を飛んでいて
空から見下ろした鳥は 海を泳いでいる

ぼかして書くけど、会報67号での新藤のこの曲に関する話を読むと、
この曲の主人公は飛行機に乗ってるのではなく、飛行機を見上げてるのかなぁと思ったことを思い出して。
それってこの詩で海底から魚を、そして空を見上げるさまと重なるよなぁと。

そしてもうひとつ、この詩での空と海の対比が、この曲にこの演出(映像)っていう対比に似てるなぁと。


そう考えてみると、今回のセットリストには「空」を連想させる曲と「海」を連想させる曲がそれぞれあるんじゃないかなぁ。
ぱっと思いついたものを並べると
「空」
・「夜間飛行」
・「ギフト」(「♪最初に空を飛んだ鳥は〜」)
・「キング&クイーン」(「♪誰よりも高く飛ぶんだ」)

「海」
・「Part time love affair」(先述のとおり)
・「Fade away」(「♪海面を突き破って〜」)

余談気味に…そのほかでいうと、
「メリッサ」は「空を見て迷うばかり」の主人公が、
羽ばたく鳥に対して「お前の背に俺も乗せてくれないか」とうたっている(="俺"は飛べてない、「地を這うばかり」)
「Rainbow」と「ハネウマライダー」は空でも海でもない、陸を「走る」うただよなぁとか思いつつ。

そして「月飼い」、この曲は「空」も「海(水上)」も思わせるんだよなぁ。
「♪君とならば行けると思っていた暗雲の先」、「♪月を空に返した」、「♪小ぶりな月が水面に浮かぶ」とか。
そもそもサビの「♪東から漕ぎ出した船は」っていうのが、空に浮かぶ月を海に浮かぶ舟にたとえてるんだろうなぁと思うの。


ここまで考えて気になったのが、「海」を連想させる曲がセットリストの中盤に固まっていること。
その一方で空をイメージさせる曲は、その直後の"希望のうた"ゾーンの何曲かで出てきて、そこで「飛んでいる」こと。

そう…考えると、うーん、飛ぶために一度水中に潜るようなこともある、
場合によってはそういうことも"必要"、ってこと、なの、か、なぁ。
それをライブの1曲目の曲と演出の対比で暗示してる…ってことはないかなぁ…(弱気)(ここまで書いといて)


あっ、でもこのセットリストの「空」と「海」の曲の並びのなかで、唯一の例外がライブ冒頭で演奏される「夜間飛行」。
ただし先述のとおり、この曲で主人公は飛んでない(と思う)

となると、「飛んでない」ことを強調するために、主人公が飛行機を見上げる側にいることの象徴として、
飛行機が飛んでいる「空」と対になる、「海」、水中にいるさまを表してる、のかなぁ。


もしくは…もういっこ気になってたのが、手前の紗幕に映る泡の映像。
曲頭から降りてきてた泡が、大サビ前の「FLY」のあとで上がっていくこと。

もともと、個人的にこの大文字の「FLY」は、命令文のようなものかなと思ってて。
管制官が出す司令というか、もしくは魔法の呪文というか、そういう意味なのかなと思ってたんだけど。

この「FLY」という言葉は1サビ前にも2サビ前にもあるけれど、
ここでうたわれるその言葉は、なんというか渾身の、しぼり出すような「FLY」で。
それはもう、"お願いだから"とか、"頼むから"とか、そういう言葉が続きそうなくらいに切望している感じがあって。
そしてその言葉に続いて、ずっと降りてきてたあまたの泡が一斉に上がっていくんだよね。空へ向かって。
そう、言ってしまえば"飛ぶ"んだよね。念じた「FLY」が通じたかのように。


…これだけ考えてみても、正直どれも腑に落ちたわけじゃなくって。
どなたさまでも、なにか思いついたことがあったらぜひお声かけください。。。


* * * * * * *


◆「月飼い」について

今回のセットリスト13曲目。
今回のライブで最も衝撃的だったのはこの曲の披露だった、というファンも多いのでは。わたしもそうです。
その理由を言葉にしてみますよ、という項。

この曲は、2003年リリースのシングル『メリッサ』のカップリング曲。
リリース直後からファンの間でとても人気のある曲で、個人的にもすきな曲。
新藤の詞世界も、Tamaちゃんの曲も、そして岡野のうたも、そのすべてを等しく同時に堪能できる、
まさにわたしのすきな”ポルノグラフィティ”にどっぷり浸れる、そんな曲。

ライブで披露されたのは今回が3回目。
1回目は2003〜2004年にかけてのツアー"74ers"、
2回目は2009年のツアー"ロイヤルストレートフラッシュ"(以下、ロイフラ)。

"74ers"はこの曲のリリース後、最初のツアーだった、として。
ロイフラではファンが聴きたい曲だからやった、はず。
ロイフラ直前に行なわれたファンクラブツアー(FCUW3)での「シングル以外で聴きたい曲」アンケートで、
非常に人気のあった曲*1だったから、
そのリクエストに応えて、まぁ言うなればファンサーヴィス的に。

そして今回。もちろんあくまでも勝手な推測だけど、
今回はかれらがやりたくてやったんじゃないかなと思っている。
「ファンに人気の曲だから」ってことは、極端にいえばそんなことは考えずに。
"いまの自分たちがやりたい"ライブの構成に必要だったから、あくまでもそちらありきで、そういう状況で、
この曲を選んで、こういう演出でやったのかなって、そうおもうんだ。

なぜなら、この曲前のポエトリーリーディングこそが、いまの新藤個人がやりたいことなんだろうなと思ったし、
そこで表現したいもののためには「月飼い」という曲が必要だったから、
今回、リリースツアーにも関わらずこの曲をああいうかたちで演奏することを選んだと思うからです。
繰り返します、個人の感想です。

以下、もしそうだとして、という仮定の話をします。


◯あちらのやりたいことと、こちらの観たいものが一致したこと
もちろん、ファンの希望に沿ってくれるのもうれしい。こちらのことをちゃんと考えてくれてるんだなって思えるから。
それとは別で、かれらのやりたい曲とわたし(たち)の聴きたい曲や観たい演出とが一致していた、って、
もしそうならそりゃあうれしいじゃん。
自分にとってだいじな曲を、あちらもだいじに届けてくれること。そんなんめちゃめちゃうれしいよ。


ポルノグラフィティというバンドが、オリジナルアルバムのレコ発ライブで、
過去曲にこれほどまでの意味をもたせて演奏すること、言うなれば、ヘソ曲にすること。
レコ発ライブのなかでそういう手法を用いること。
そうしてくれたらいいのになって、ひとつの手段として、選択肢として取り入れてくれたらいいのになって、ずっと思ってたから。

おそらく、このライブで「ポルノグラフィティ」として客席に届けたいのは、「希望のうた」たちだったんじゃないかと思ってる。
なかでも「キング&クイーン」、言ってしまえば、あそこでああいう風にあの曲を届けるのが、このライブの主題だと思う。
でもそれとは別で、極端な言い方をすると、表現者としてのエゴもあって、今回この曲をやりたかったのかなぁと思う。
あるいはもしかしたら、その「希望のうた」への道のりには必要だと判断したんじゃないのかな、「月飼い」という曲が。
そこでこの曲を選んで、出してきたってことがうれしい。そういう選択肢を揃えたこと、そのなかからこの曲を選択したこと。


◯「月飼い」という懐かしい曲を、新しいかたちで聴かせてくれること
演出も含めて、これまでの演奏時とは違った意味をもたせてたと思う。
演奏もそう、個人的初戦の香川でびっくりしたの、ものすごくロックだった。この曲ってこんなにロックだったんだ、と。
懐かしい曲を新しくやること、懐かしい曲で新しいことをやること。
個人的な話で失礼、これ、FCUW5のアンケートで書いたんだよね、「ポルノグラフィティへの今後のリクエスト」っていう項目で、
「過去の曲を新しい形で聴かせてくれたらうれしいです」って。
今回、望みうる最上のかたちで叶えてもらってるじゃんか…!


つまり、今回のツアーにおけるこの曲をこれほど大きなトピックとして捉えるのは、
単に「これまであまり演奏されなかったすきな曲、"ファンの間で言われる名曲"が聴けた」というだけではないんだよ。という話。
ほんとうに、何重もの意味でうれしいんだ…


* * * * * * *


◆「170828-29」について
大阪初日のあとかなぁ。この曲についてちょっと考えてて。
そこでこの曲の解釈…自分なりの解釈を、言葉にしてみる機会があったので、ここに置いておく。

ミサイルがいつ飛んできてもおかしくない世界で、自分はいったいどうすればよいのか。
守りたい人がいるから、丸腰でやられるわけにはいかない。
でも現時点では「華奢な傘*2」しかないし、それをどうにかする(ことを検討する)ためには時間が必要。
そもそもの話、戦争なんて時代遅れなことをいまこの時代のこの国で考えなきゃならんのか。
そんなことを言っているいま、まさにこの瞬間も、「ミサイルがいつ飛んできてもおかしくない」という現実を生きている。
それでも、たとえどんな状況でも、「ピースピース」と口にすることはやめちゃいけない、
言いつづけなきゃいけないんだ。

それぞれの曲について、なんとなくの解釈、読み解きってもってるんだけど、こうしてちゃんと文章にしてみたことって意外となくて。
さらにはこれを(Twitterで)書いてみたら、まわりのひとの解釈を聴かせてもらう機会があったんだけど、
それぞれがちょっとずつ違っていて、それも面白かったなぁ。


もうひとつ、「♪戦場からインスタグラム」のくだりに関して思ったことも置いておく。

○ここって「戦場」と「インスタグラム」の対比かなと思うんだけど、いま思いつく対比がふたつあって。
・「戦場」に対する「平和」の象徴としての「インスタグラム」
・「戦場」が時代遅れなもの、それに対して時代の先端(今時)なものとしての「インスタグラム」
("時代遅れ"は一行前の歌詞から。「戦場に子を送り出した母が涙する」というシチュエーションがもはや時代遅れな話だ、ってことなのかなと)

○「決して映えはしない」と「ピースピース」も含めて
戦場からのインスタグラムにも、自撮りや仲間との写真を載せるとして。
そういう写真で定番のポーズといえば、ピースサイン
戦場でインスタグラムのために掲げられるピースサイン。その違和感、むなしさ、"映えなさ"たるや。


…とかなんとか言ってたらあの福井だもんね。ほんとにね。なにがあるかわからんもんよ。


* * * * * * *


◆"74ers"との関連性

…当初はこのことを書こうと思ったわけではなくて。
「このツアーは長くファンやってきた人ほどぐっとくる」的な話をちらちら耳にしてて。
言いたいことはわかるんだけど、なにかがわたしの考えとは決定的に違う、と思ってて、
それがどう違うか書けそうなので書いてみた、ら、"74ers"との関連性の話が大きくなってしまったので。
便宜上、こういうタイトルにします。


そもそも、あるライブに対して、それがぐっとくるかどうか、どんなふうにぐっとくるかは観る人によって違う。
それにはいろんな要素があると思うけど、ファン歴を含めたそれまでの人生経験も、当然ひとつの要素としてあると思う。
それはいかなるライブでもそう、当たり前のこと。
(ほら、みんなだいすき「カメレオン・レンズ」の1番Aメロを思い出してみて)
だから「ぐっときた」度合いなんてものは比較できないし、一概にファン歴で語れるものでもないと思っている。

ただ、今回のライブに関していえば、
過去のツアー"74ers"を経験したかどうかで、感じかたは変わってくるんじゃないか、とは思う。
(※言うまでもなく個人の感想です)
もっとも、それが現地参戦か、映像を通じた経験か、
もっといえば、たとえば現地参戦してても、その前のライブに行っていたかとか、そのツアーに行った回数だとか、
その他いろいろ、そこの違いもあると思うけど。

なぜなら、このツアーはどうしてもわたし自身の経験のなかの"74ers"を思い出させるから。
「ワールド☆サタデーグラフティ」や「月飼い」という曲目、これまでにない試みも取り入れた演出("ショウ"要素も多分にある)など。
そして依然書いた記事の繰り返しになるけど、ライブ前のインタビュー(ナタリーのアルバム特集)での新藤の言葉。

natalie.mu

「Real Days*3」での新藤の言葉と重なるところは大いにあると思う。

さらに脱線してわたしの話をすれば、"74ers"が人生初ライブで、当然めちゃくちゃ思い入れがありますが、
今回のツアーも、それはもうめちゃめちゃぐっときた、だいじにしたいツアーでした。
だから(個人的な)ツアーの最初と最後には、"74ers"のツアーTを着て行きました。
そして、実はこないだの福井にて、それに関連した理由でちょっと絶望もしました。数曲後には元気になったけど。(詳細は福井公演の感想文にて)


話を戻して。
繰り返すけど、ファン歴が違ったとして、だからわたしのほうがぐっとくるとか、あなたのほうが思い入れがあるとか、そうは思わないです。
でもたぶん、ほかのライブと同じように、ひとによってみえるものは違うと思う。
たとえ同じ公演に行っていたとしても、隣の席で参戦していたとしても。
だってそれぞれが"色を変えたり歪めたり"しているはずだから。あなたもわたしも、きっとあのひとも。

だから、わたしは自分が感じたことをだいじにしたいと思うし、だいじなあなたの感想が聴きたいんです。それが同じような内容でも、違ってても、聴きたいんです。(完)


* * * * * * *


こうして考えるポイントをたくさん提示してくれる、こういうたくさんのしかけのある、示唆に富んだライブをしてくれて、
それをこうして受け取れてこころからしあわせです。
だからこそかれらのライブは何回でも行きたいし、どの席でもたのしめるんだ。
もちろん受け取れてないところもあるんだろうけれど、いまのわたしのベストがこれです。

きっとこれまでのツアーもそうだっただろうし、今回のこのツアーでもそう、いまのかれらのベストを出して届けてくれるんだろうから、
わたしもそれに現時点でのベストで応えたいと思って参戦してました。(2010年TARGETツアーのときからそう)
(ちなみに…単発ライブでもそうなんだろうけど、ツアーのほうがその心意気は強いんじゃないかなと思う。
だから毎回、ツアー初戦は「かかってこいや!」という気持ちで臨んでいる)

今回はそれが出来たとおもえているから、ファンとして自信をもっていられるし、
そしてこれからもそういう関係でいたいと、おこがましいながらに思うんだ。


このツアーはほんとにすきなツアーで、これからもずっとずっとだいじにするツアーだと思ってるし、
正直この4ヶ月(17年12月〜18年3月)は、このツアーにめちゃくちゃ助けられた。救われた。何回も。
だから今後の人生で行き詰まったときのために定演してほしい、とすら思うんだけど。(映像化はよ)

きっとかれらにとっての「ポルノグラフィティ」の完成形はこれではないし
(だから次へ進む、次のライブが具体的に決まってるんだと思う)、
わたしもそこへ一緒に進みたいです。
そのためにはまだまだ、次のライブまでにまだまだがんばらないといけないな。

とにかく、39公演を完走できてほんとによかった、よかった。
毎回その場でも伝えてきたけど、まだまだ伝えたいよ。いつもありがとう、ずっとだいすき。

*1:ソースはたしか会報だったと思うんだけど…見つけられてない

*2:これは「核の傘」とかけているのだろうか…?

*3:"74ers"のツアードキュメントブック

ポルノグラフィティ 15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" @ 福井フェニックスプラザ(180318)

個人的にツアー6本目にして最終戦、1階Aゾーンい列(ステージから2列目ってことです)、ちょう上手側から。
ホール公演でこんなにステージ近くの席につくのは、はじめてでした。
だから正直、音環境はあんまりよくなくて*1、聴くことよりも観ることに注力してます。
その結果、珍しくデレです。それも新藤さんに、激しめのデレです。…ご注意ください。


* * * * * * *


開演前
今回は、席についた時点で狼狽するのが目に見えてたから
(実際に、席についてすぐに一旦ロビーに避難した)(だってステージが近すぎる)
ちょっとでもこの席に慣れておこうと、普段*2より早めに席に座ってて。

しばらく座ってたらすこし落ち着いてきて、まず気づいたこと、
下まで降りてきてる前スクリーンが、ステージすれすれじゃなくて数センチ浮いてた。
きっとそうなるように毎回、会場ごとに調整してらっしゃるんだろうな…。ありがとうございます。

そんなことを考えてたらもうちょっと落ちついてきたので、これまでになくゆっくり開演前の映像を観られたんだけど。
この映像って、公演を重ねるごとにあきらかに場面が増えてるよね…。

この日気づいたものを羅列すると、

・ 飛行機の整列、Eの字になってた
・ "交差する翼の(夜間*3?)飛行"もあった
・ 追加グッズバンダナのモチーフになってる、ローマ字が線で繋がっていく映像、
  各都道府県の頭文字が出ると同時に、それを囲む円が同心円状に広がっていく
 その広がっていく感じ、うまく言えないけどEFFECT感がある(?)
・ バラバラになって出てくるローマ字から今日思いついた単語、"FREE"
・ 五芒星みたいな線*4が浮かんでくる。
  ときどき「PORNO GRAFFITTI」「15th LIVE CIRCUIT」などの言葉が線の先に浮かぶ
・ 3つずつ透明な玉が何列かに並んで向かってくる、泡かな? その上に飛行機のシルエットがこっちに向かってくる
・ 方位マークっていうのかな、「4」みたいな、東西南北を示すマークが、スクリーンに大きくどーんと
・ 飛行機の離陸前のアナウンス(ふうの音声)は開演直前、暗くなってから1回だけ流す

おそらく17:28にはサポートミュージシャンズが出てきてた
開演直前に流れるバラバラのローマ字の映像(たぶん3回目)、この時点ではたしか真ん中のスクリーンが降りてきてなくて、
幕の隙間から見える康兵ちゃん(定位置に座ってる)に、前のスクリーンから透けた映像が重なってるのが見えた
そしてドットで描かれたメンバーのシルエットが前後に5人になって歩いてる段階で、
メンバーも出てくる。…ちょっと叫んじゃってごめんやで


1.夜間飛行
照明、なるほどなと思った。
紐に電球がついたみたいなものが大量に降りてきてるんだ、位置はメンバーの真上くらい。
1本の紐に電球がたぶん3〜4個ずつついてて、その電球はゆっくり明滅する
知識がなくてうまく言えないんだけど、夜空を飛んでる飛行機を見上げると、ライトが明滅してるじゃん。あれに見えた。

あ、スクリーンとミュージシャンズの並びは、奥から

後ろスクリーン
サポートミュージシャンズ
真ん中スクリーン
メンバー
前スクリーン

後ろ(…真ん中かも)スクリーンにはやっぱり水面の映像だった。そして前スクリーンでは泡の映像。
そう、今更ながらに今回いきあたったの。そもそも、なんでこの曲にこの演出、水のなかなんだろう。だって「夜間飛行」なのにね。
…思いついたことをだらだら書いてたら長くなったので(いつものこと)、別記事に流しますね

はるいちさん、たしかに指だけでなく身体で弾いてるね。こういう曲でも。
この曲もそうだったし、ほかにもいくつかあった気がする。
たぶんここだったと思うんだけど、ステージ横からスモーク焚かれてるのがすごくよく見えた


2.LiAR
前スクリーンが降りたままで音が鳴りはじめて、歌い出しとともに少しずつ上がっていく
頭サビ「♪気づかせた!」で上がりきって照明がバッと点く、明るめ、色は忘れた
その直後の客席の盛り上がりがすごかった。
わたしはその後しばらくして実感が湧いてくるまで、なんにも覚えてないです たぶん棒立ちだったんでしょうね
そう、「♪僕が見つけた」か「♪手にした」かすらも覚えてないの、、、あんなに気にしてたのに、、、
緑が効果的に使われてた…印象
この席なので映像はほぼ見てないです…


3.真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
岡野が思ったより動いてた、上手下手でなくステージの手前やら奥やらに
Bメロの映像、アルバムジャケット(燃えてるロゴ)を囲む青い炎の映像
あと、気づいたのがこの曲でのことだったような…
康兵ちゃんの衣装、羽織りが資生堂パーラーの紙袋みたいな色柄だった(…)


MC(以下のものも含め概要)
岡野「福井はなんと6年ぶり!」
客席「…?」「4年ぶり!」
岡野「えっ!ダイキャス?」
客席「ラブEメール!」「サンドーム(福井)!」
岡野「サンドーム!そうか、ライブは4年ぶりか、この会場は6年ぶり!」
岡野「いまめっちゃ1対1で話してしもたけど」
(※念のため補足しておくと、めっちゃ和やかな雰囲気でした)

たすくさん紹介
岡野「これまでもレコーディングとかアレンジで参加してもらいよったんじゃけど、ツアーで回るのははじめてです!」
tasuku「はじめまして、tasukuと申します!今日はよろしくお願いします!!」
岡野「彼も広島出身です!福山というところの出身です!」

新藤、会場の話
新藤「都会にはあんまりない、1階しかない、ライブハウスみたいな会場」
岡野はドリンクスタンドに左手を置いて、右足が前で足をクロスして新藤のほう向いて聴いてた

岡野「ここからは18年の歴史を!」


4.ワールド☆サタデーグラフティ
踊りすぎて、、、記憶が、、、
「♪日曜日だね晴れたね、ここは福井なのに1人じゃないよッ」あかんこれも怪しいわ、、、
冒頭でちょっと詰まって、そのあと早口になったことは覚えてるけど…
映像、モノクロで世界地図もあったような。
個人的にはこの曲が聴けてものっすごくうれしかったし、これだけでチケット代の価値があると思うくらい好きな曲なんだけど、
「18年の歴史」のなかでこの曲が選ばれたのって、しばらくやってない曲かつこのご当地歌詞ができるからなのかなぁ、などと。
あとたぶん…大サビで歌詞間違え、1サビと2サビが混じったみたいな、あんまり気にならないタイプのやつ
この終わりかたすきーーーーー!じゃーんじゃーんじゃーんじゃーんじゃんじゃん


5.ダリア
前の曲終わり、音が切れないうちにスタッフさん4〜5名が一気にダーって出てきてらしたのが印象に残ってる。
こんなふうにやってらしたんやなぁ。
今日の岡野は「アウッ」って言ってた、最初のタイミングから言ってたはず
そしてこれまでぜんぜん触れてなかったね、音源でホーンが吹いてるメロディ、レスポールで弾いてるね…!
イントロや間奏での新藤のギターを聴いて、孤高という言葉が浮かんできた。遠吠えのような。


6.リンク
Cメロ、真っ青に染まるなか、岡野に白スポットやった、でもたぶん真っ白ではないような…(蛍光灯的な白さではなかった)
ギターソロは赤と白のスポットが降ってきてた、本数多めで
ずっと思ってたことが今回やっと言葉にできたんだけど、
真助ちゃんのドラムって、とてもまっすぐやんね。それこそそう、真っ白だなぁと。だから何色にでも染まる。
だからどんな音楽にも溶け込むのかなぁと思うし、
よく考えてみたら、ライブで真助ちゃんのドラムが"浮いてる"と感じたことがないかもしれない。*5
そしてこれもやっと言葉にできた、この曲のサビ、アンセム感あるよねぇ!拳を挙げたくなる


7.メリッサ
イントロの岡野「まだまだこっからいくぞ!森男!!!」
森男ちゃん、腕をピンと伸ばして(たぶん)ピースサイン、これほんまに、こっちもめっちゃ笑顔になるよねぇぇぇ
そこは照明がたしか緑で、うたい出し(「♪きーみのってっでー」)で真っ黄色にちょっと白、いつもハッとする
2番Aメロ、夕焼けみたいなオレンジ
曲中で何度か新藤と目が合った…ような


MC
(この話、たぶんここだったと思う)
岡野「盛り上がってるねぇ!」
客席「イェーイ!」
岡野「もっと火をつけてやろうか?」
あああああああああああああああそりゃあもう、燃えましたよね、どうも灰なうです

アルバムタイトルの話
岡野「晴一さんが!説明してくれます!」
って言うときの指差しかたがすき
わたしの語彙ではどんなんかまったく伝えられんけど、人差し指で指してた(説明になってない…)
新藤「どうしてこんなに18年も続けられるんですか、とか訊かれたらさ、
『自分を表現するため』とかかっこつけて言うたりするけど」
(この話、たぶんここだったと思う)
新藤「最初は『rain』とか『drops』っていうタイトルにしようと思ったんじゃけど、それは『普通』って却下されて。笑
で、似たような意味の言葉、似たような言葉?近い言葉…で探して、出てきたのが『バタフライ効果』。
で、英語のほうがかっこいいよねって、『バタフライエフェケト』、
(噛んだのを認めて言い直す)『バタフライエフェクト』になりました!」

この話をするとき、「説明しよう。*6で腕を組む新藤、
と思ったらほぼ同じタイミングで同じように*7岡野も腕を組む
そして新藤が話してる途中の岡野、先生感がすごい…
腕組んでちょっと歩き回ってたの。全校集会のときに後ろでうろうろしてる先生って感じ…!笑


8.Working men blues
大サビ前がすごく沁みてくるうたいかた、ぼそっと呟くみたいな
今日の「♪連なっていけその想いよ」が、このバンドのことみたいに聞こえてぐっときた。
みんなの、それぞれの音が、想いが連なってこの演奏になるんだよなぁ
ギターソロでミントグリーンはこの曲か、、、たぶん、たぶんね


9.170828-29
曲頭の映像、これやっぱ素材として「アポロ(New Apollo Project Version)」冒頭の音も使ってないかなぁ…?
おそらく、映像のなかで「Porno Graffitti」って文字列も一瞬出てたはず
「♪指を乗せながら」で人差し指をチラチラ動かす(マウスをクリックするみたいに)岡野。
「♪真っ逆さま」の手の動きはやってなかった

そして特記事項。はるいちさんがめちゃめちゃかっこよい(本日のシリーズその1)
わたくしこれまでのライブと同じく、イントロから使えるスペースをすべて使って、全力でノってたんですが。
間奏のギターソロ、新藤がこっち側のコロガシまで来て、それに足掛けて、がんがん弾いてたの、たしか赤と白照明
もうもうもう、それがこの世のものとは思えないくらいかっこよくて、
…それ以外に言えんのやけど、かっこよくて(何回言うんや)。
新藤が身体で弾いてるリズムに、わたしもますますがんがんノってました。
そしてソロが終わって、自分の立ち位置に戻るとき、ヒラっと翻るはるいちさん
(そのさまがなんだか銃弾を避けるみたいに見えた、、、)(非常にかっこよかったんです)

さらには。大サビ前(「♪星に祈る〜」)(この間は弾いてない)で後ろ向いてると思ったら、ですよ。
大サビに入る直前にまたくるっと翻って、ステージ最上手(スピーカーの真横)、ギリギリまで出てきて、そこで大サビ弾いてるの!!!!!
あぁあの全身で弾く感じで…ぐわんぐわん弾いてるの!!!!!!緑照明のなかで、わたしからするとステージ上との最短距離*8になる位置で。
わたしも夢中でぐわんぐわんノッたわ…この距離でこんなふうに一緒にノるって、こんな、こんなことある……
新藤は曲終わりまでその場でそうやって弾いてた。

この一連のパフォーマンスは、毎回同じような流れでやってるのか、今回だけのものなのかはわからんけど*9
この場所でそれを体感して、一緒にそうしていられるのは、この日のハイライトのひとつだったんだ

曲が終わった途端、それこそ被弾したかのようにふっとばされて座り込むワイ
でもさ、これってめちゃめちゃまっとうなことやんね。
ミュージシャンが演奏してるときのかっこよさにただ圧倒されて、蹂躙されるって、ファンとしてめちゃまっとうなことよ。
そして、このうえなくしあわせなことだわ…ありがとう


10.君の愛読書がケルアックだった件
座り込んだまま体育座りしてて、映像は、ほぼ見てないね
お客さんの隙間からかろうじてはるいちさんの様子だけ見えた、
最初は映像を見上げてて、自分が映像に出てきて客席が「キャー」ってなったあたりで飲みものを飲み、立ち位置へ戻る
曲中のことは…記憶ェ
あっ、Cメロの青照明、今回は青一色だった*10


11.MICROWAVE
大満足・*。゜☆゜・。 この席でもたらふく踊ってきました
イントロ前からだったかな、「ジャッ」って音に合わせてピンクと水色の光線がスクリーンに踊る
曲中に出てくる線画は、◻︎◇△の重なった図形みたいなのもあった
空いたほうの手でリズムを取りながらうたう岡野
Bメロ後半、たぶん熱くなりすぎないように抑えてて、でも音源よりははやってて、その加減が絶妙で、勝手にすっごく興奮した


曲終わり、すべての音が消えてから岡野以外は全員捌ける
新藤とか康兵ちゃんはさらっと捌けてた
真助ちゃんはこっちから様子が見える間は(真ん中の幕が降りてきて、そこに映像が投影されるまで)、ずっと残ってた


森〜岡野のターン〜
岡野「額と首筋の青筋と」
ポリリズム」のくだり、今日は説明→1回目うたう→説明→2回目うたう、の流れでした。


12.ハート
「♪朝と夜が」「♪これからも、交互に、くるとして」「♪その間に、僕たちが、出会ったとしたら、ほら」
歌うというよりは、どちらかというと語りかけてるように聴こえた
スピーカー近くで得したこと(その1)、文字どおり全身で聴けたんだ…このうたごえを…


朗読、あるいはポエトリーリーディング(仮)〜新藤のターン〜
スモークがめちゃめちゃ炊かれる、そのスモークが自席にも流れてくる
まぁ、当然というべきか、もうはるいちさんをずっと観てまして(…)
わたしの席からだと、ステージの真ん中(ヴォーカルの立ち位置)にいるように見えたはるいちさん、
詩を一節読むごとに、一旦マイクからはちょっと離れる(下がる)んだね
本日も4人の音にフィーチャーするタイミングあり、それぞれの音から感じたイメージはこのとおり、
真助ちゃん:風雨が雨戸を叩く音(ガタガタガタ、みたいな)→康兵ちゃん:女声の慟哭→たすくさん:「月飼い」のイントロ→森男と新藤…ほんとにごめん、きちんと聴けてない
新藤のマイクについてるiPhoneiPod touchみたいなやつ、あれってここで後ろのスクリーンで流してる映像を見るためじゃないかなぁ
映像とどんぴしゃりで詩を読むために


13.月飼い
「夜間飛行」のときと同じ照明(紐に豆電球)が降りてきてた。でも点滅はしてなかった。満点の星空のよう。
「♪飽きもせずに」で真ん中スクリーンが上がっていく
サビで照明全開、それがもうめちゃくちゃかっこよかったんだけど…
以下、ほんとうにごめんなさい、もうだれに謝りたいのかわからん、いっそ全方位に謝りたいくらいで

その瞬間、わたしはとっさに3ショットを目に入れたくなって、新藤と、岡野と、その向こうにTamaちゃんを探してしまった
でも、当たり前だけど2人しかいなくて
そのことに「あっ…」と思って、そしてそんなことを思った自分にもショックを受けた
まだ引きずってる…というか、そういう気持ちが、あったんだね…

そういう気持ちを抱くこと自体を悪いとは思わないし、
ある意味「わたしの原点は、"3人の"ポルノグラフィティなんだなと再確認した」ぐらいの気持ちもあるんだけど、
それでもやっぱりこの場では、申し訳ないやら情けないやら心苦しいやら、もうどうしようもなくて
着てたTシャツを握りしめて、呆然としつつもとにかく必死で立って、全力で聴いてた

繰り返すけど、それくらいの、すきになったばかりに感じたような、人生初のライブのときのような、
圧倒的で混じり気がなくて、こちらを盲目にさせるような、
そんなかっこよさを感じたんだ、この日のこの曲の演奏からは。


14.Part time love affair
Aメロから野党カラー3色の細いライトの束がいくつか降ってきてて、大サビで黄緑青の3色の照明が
森男は電子パーカッション叩いてるんだけど、ベースを肩にかけたまま叩いてるねぇ
たすくさん弾いてたの、たぶんあれシンセベースだと思う


15.Fade away
大サビが真っ赤、これでもかってぐらい、ステージ上のすべての照明を赤で焚いたんちゃうかってぐらい、真っ赤
アウトロ、岡野がスキャット入れてきた。下でいくかなと思ったら、最後は上も出してた。
とはいえ、このあとの「THE DAY」のように全力をぶつける感じではなくて、
でもそれがこの曲に合ってたんだ。なんだかおどろおどろしい感じ、蠢いてる感じ
やっぱりこの曲が今回のツアーを通じていちばん進化してきてると思った。どんどん変わっていく、成長していく。


暗転してすぐに青めの照明、新藤のギター

岡野「ここまでいろんな色の曲を届けてきましたが!みなさんどうですか!」
「ここからは希望のうたを!受け取ってくれ!!」

ああああああああ知ってか知らずか!もうね、"10イヤーズギフト"*11かよ!!!!!


16.Rainbow
おかしいなぁ、1サビぐらいから号泣してて、観たもの聴いた音の記憶がぜんぜんないんだけど、、、
ライブ途中で気づいたけど、この席から岡野を見ようとすると、ナンチャンがちょうど真正面になって勝手に気まずい
(たぶん向こうからこちらの表情までは見えてない距離)(だと思いたい)
悲惨な形相で心苦しいながらにも、煽られたからには必死で「♪イェーイイェーイ」歌いました、まぁ号泣してて口押さえてましたけど


17.ギフト
おっかしいなぁ、イントロから大号泣だったんだけど
このツアーでも結局毎回この曲で泣いてたけど、今回が一番泣いたんじゃないか…?そ、そんなつもりじゃなかったのにねぇ。。。
このときはさすがに一直線上のナンチャンがもう!ほんとうに恥ずかしかった、それでも止まらない涙と嗚咽
それだけだいじなんです、この曲


岡野「今日という日を!特別な1日にして帰りましょう!『THE DAY』!」


18.THE DAY
サビのはるいちさん!!!!「♪かねのっねー!」のあとの振りかぶり!がんがん頭振ってきました
間奏のギターとヴォーカルの掛け合い(…というよりはもっと強烈なやりとり)、
岡野は今日も下から攻めて最後に上も出してたんだけど、
もう下から攻めてるときの準備してる感すらたまらんのです、エンジンふかしてる感じ


19.ハネウマライダー
ワンコーラス目、とにかくこっちに来た岡野と目が合う合う、一緒に(口パクで)うたううたう
「♪ハンドルはないけれど〜つもりもない」と、「♪ただ必死に〜君が目の前に現れた」だったかなぁ、あーーーーーしあわせだ、ありがとう
あと、岡野がいたのは下手だったけど、「♪海が見たいと言われたから(ちょっとためて叫ぶ、歌ってない)ハンドルを切っとるんじゃーーーーー!」ばくしょう
2サビで新藤が出てきたような、でも目の前じゃなくて、コロガシのあたりだったと思う


岡野「今日が特別な1日になったじゃろうか?でもここがスタートだから。この先が長いんよ。
そのときに覚えておいてほしい言葉があります。『強さとは、己自身を、何度でも、信じられること』。
これからも前へ進んで、ワシらと一緒に素晴らしい景色をみよう」


20.キング&クイーン
先述のとおり決して音環境が良いとはいえない席だったから、話半分で聞いてほしいんだけど。
たぶん1番Bメロからだったと思う、音がなんかおかしかった、、、
残念ながら音感はないのでわからんけど、半音?一音? とにかく音がズレてた…たぶん
そのBメロ後半で新藤の口が歪む*12のを2回くらい見たし、岡野にもどこか必死のそぶりが見えたような…
1サビもまだどこかおかしくて、サビ後にあきらかに首をひねる新藤
(そしてその左頬が汗で光っているのを見た…汗の雫が滴るんじゃなく、頬全体が光ってた)
正直、これはもしかしたら曲をやり直すのかも…と思った、でもやりきった、走りきった
ツーコーラス目もBメロがちょっとおかしかったけど、サビでわたしの耳には許容範囲に戻った、たしか

映像素材、曲頭で開演前の▽が出てきたと思ったら、
大サビで映像素材の振り返りがパーっと流れるように出てくる、
覚えてるのは「夜間飛行」での水面、「Working〜」での夜景、「MICROWAVE」での◇◻︎△みたいな図形の重なり、森

そして今日も会場に舞ったのは短いテープではなくキラキラ!!!
ちょっと長くなるけど、せっかくなのでこの席で見たことを記録しておきますね。

開演前から気になってたんだけど、特効の筒が花道に、角度でいうと真横に、大1つ小2つあって。小には蓋がついてて、大はただの筒に見える。
これまでに参戦したライブから考えると、今回のライブで降ってくるのは短いテープかキラキラ、どちらか一方のはず。
じゃあなんで筒が2種類あるんだろう…?と疑問に思ってて。

この曲がはじまって、たしかツーコーラス目の最初だったかなぁ…とにかく曲の途中で、スタッフさんが客席通路に出てこられて。
その手には箱、なかにはあのキラキラ片がたくさん…!
そして迎えた大サビ、いつものタイミングでまず小さい筒がパーンと発射!舞うはキラキラ・*。゜☆゜・。
そこで真横をちらっと見てみると、大きい筒からもキラキラが飛んできてて!「!?」と思ってよく見たら、なんとその筒は送風機で、
スタッフさんがキラキラ片をちょっとずつかざして、飛ばしてはる…!!!
なるほど…ありがとうございます…!と思いながら見上げるキラキラは、ことさらに美しかったです…ありがとうございます…!!!

もうちょっと脱線すると、これを見て思ったのは、今回のツアー、
キラキラとテープのどっちが飛ぶかは会場の大きさで決めてるのかなぁと。
この方法で飛ばすと、おそらく大きい会場(わたしが行ったなかでは大阪・フェスティバルホール)だと
客席の真ん中、岡野の立ち位置あたりまで飛ばないんじゃないかなぁ…?
だから代わりにテープを飛ばしてたんじゃないか、と踏んでる

曲終わり、いつものように割とさらっと捌けるオンステージ
左手を挙げて「ありがとう」と口にしながら去るはるいちさんの姿をはっきりと覚えてる


* * * * * * *


アンコール、岡野ロンT新藤ポルノT、たすく白、真助ちゃん赤、あとは忘れた
新藤が黒テレを肩にかけるとき、立ち位置近くで後ろを向いてかけてたんだけど、黒テレ背面の傷が見えてきゅんとしてしまった


EN1.カメレオン・レンズ
スピーカーが近くてとても得したこと(その2)、冒頭の「♪ありのままの」がもう、、、
一瞬であのうたごえに、耳はもちろん、全身が包まれるんだよ…
本編の「ハート」は全身で聴きにいった(能動的)って感じだけど、
こっちは全身が包まれる(受動的)な感じだった。…自分で言っててよくわからんな
映像、曲頭は満月は下手にひとつだけ、サビでスクリーン左右にふたつ
Bメロかな、オレンジの照明が回る


メンバー紹介
サポートミュージシャンズの紹介時、本日の特記事項シリーズ(その2)
あーーーーー新藤が!!!!!大きいスピーカーの真横に来た!!!近い!!!!!!
ミュージシャンズのほうを向いてたんだけど、もーーーーこの背中なんなん、腕もそう、美しくてもう、
左手でギターのネックを叩いて拍手してるんとかもう、もう、
ちらっとだけ見た岡野は、反対側でスピーカーの横の箱(アンプ?)に肘ついてしゃべってた

新藤「18年やってると、なんとなく20年を超えられそうな気もしてくるし、まぁ俺たちもイメージできとるところはあるし」…言ったな、期待するぞ
「これを飛行機にたとえると!!!」
客席「(あっ新しいたとえ!)おおーーーっ!!!」
新藤笑う
岡野、手を広げて飛行機の真似
客席「おーーーっ!!!(煽る)」
新藤笑うわな、ごめんやで
新藤「離陸するときって、すげえGがかかるじゃん、このウウッっていうの」
客席笑うわ
新藤苦笑い、ごめんやで
新藤「そのときってジェットエンジンをすげぇ回してて。
でも離陸して飛んで、CAさんがお茶配りよるときって、安定しとるように思うけど、そのときのほうが飛びよるスピードは速いんよ」

客席「うんうん」
新藤「じゃけ、安定しとるからって、アクセル?をゆるめてもいけんし、
ハンドルから手ぇ離しちゃいけんし、ハンドルから手は離さんか」

客席笑うわ
新藤「ジェットエンジンは回し続けんといかんし。
つまり、わしらもそうやって飛びつづけにゃいけんのよ。そのためにはガソリンを入れ続けんといけん。
そのガソリンは、たとえばこうやって新しい曲を出すことだったり、
夏フェスに出ることだったり、海外やることだったり、このライブ1本1本もそうだし。
そうやって可能性をいっこいっこ探していって、それを広げて、まだまだ飛んでいきたいです!」
「今後とも、快適な空の旅をお過ごしください」

ちょっともう、これさ、完璧じゃない???(後述)

新藤「(アナウンスふうに)それでは、本日のチーフパーサーを紹介します。名前を呼んでやってください。ぼーかるは?」
客席\あきひとー!!!/
新藤「ぼーかるは、おかの、あきひとくぅーん」
岡野敬礼

岡野「みなさんに最後のワンピースを嵌めてもらったから、それが崩れないように。
今日という日が、時間が経っても崩れないように、
こう、糊づけを、コーティングをしたいと思います!」
…おい、うまいこと言うなぁぁぁぁ(後述)


EN2.ジレンマ
本日の特記事項シリーズ(その3)、曲頭からこっちのスピーカー横にはるいちさん!!!!!!!
ステージギリギリまで出てきてくれてああああああああかっこよいいいいいい*13
ソロ回しのときにもメンバー紹介のときのようにちょっと捌けてきて、手を挙げてクラップなどで煽るはるいちさんああああああ
そのソロ回し、気づいたときにはもうすでに、たすくさんそして真助ちゃん、上半身に着てたはずのツアーTがなかった(…)
真ん中まで出てきた康兵ちゃんのTシャツも岡野に引っ張られてたけど、残念ながら脱げず、、、(仕込まれてなかった)
はるいちさん、ギターソロは真ん中のほうで弾く。
本日何回めかわからんけど、もうそれがかっこよすぎて、わたしもパーマ当てようかなと思った(…)

ソロ回し後からは岡野がこちらへ、ありがとう!!!!!指輪が見えたことで「岡野がいる」という実感が湧くという不思議さ
ラスサビは森男ちゃんがこっちで!!!
もうね、ちょーーーーーーうたのしそうなの!!!!わたしもたのしい!!!!
そして客席にピック投げるときのお顔が!!!だれよりたのしそう!!!!!
ピックって結構飛ぶんやなぁ、たぶん5〜6列目まで飛んでた。
狙って投げて、投げたあとちゃんと指差して笑いかけてた森男ちゃんがすきです

岡野「今日のライブは完成!しましたー!」

最後の挨拶で前に出てきたときに気づいた、康兵ちゃん、手首にグッズのバンダナ巻いてるね…!
あと鳴門でも見たような気がするけど…一列に並ぶ前にみんなでコロガシ(2つ)をよいしょよいしょと動かしてた。各2人ずつぐらいで。


挨拶まわり
もう、近かった、としか、、、ライブハウスの最前は経験あるけど、まぁもう10年以上前(…なんだね。文字にしてびっくりした)
直接会話とかはしてないんだけど、それはもう動揺しまくってたから、以下は話半分で…

上手側には最初に新藤が、続いて岡野が来たんだけど。
それぞれの花道までの道のり(?)でわたしはもう、ごちそうさまでした
まずは眼前の大きいスピーカーを、客席に背を向けてビターーッと跨ぐはるいちさん、、、、、
この跨ぎかた、、、出た、、ほんものだ、、、、帰りはスピーカーの後ろを通ってったよ
一方の岡野は、ステージの端まで行って→大きいスピーカーの後ろから出てきてたんだけど、
スピーカーの向こうから│ω・)チラッ ってこっちを覗いた、、、そのときに目が合う、、、からの花道まで出てきて、
真正面で「ハハッ」って、右斜め下向いて、笑ってた、、、あの乾いた笑い、、、、、

あとこれはふたりともそう、もちろん近くの客席も見てくれるんだけど、
遠くのほうもめっっちゃ見てくれてるし、声かけてるんだよね…!その姿が印象的だった…

生声は…新藤が「また、ちょくちょく、来ます」だったような……(曖昧)


* * * * * * *


上でちらっと書いたけど、この日の"希望のうた"からの流れ(含む岡野のMC)、完璧じゃない?
「ギフト」でこれまでの道のりを肯定してくれて、
「THE DAY」で今日という日を特別な1日にしてくれる、
そして「キング&クイーン」でその先へ、明日へと、一緒に進むことを提示してくれる
さらには「ジレンマ」で今日という特別な日が時間が経っても崩れないように、コーティングをしようと。
…完璧じゃない???

そして新藤のメンバー紹介での飛行機のたとえ、(わたしが聴いただけでも)これまでにいくつかのパターンがあったけど、
これもそう、「夜間飛行」ではじまって「キング&クイーン」で終わるライブにぴったりじゃない???


そういう意味で、わたしなりにここまでツアーに参加してきて、至極勝手な想像ながら、
もしかしたら、このツアーの"最終形"が出てきたんじゃないかなぁ、と思いました。
これをあと1本、そして振替3本で完成させるのかなぁ。
でも今回のツアーはここまででかなり変わってきたから、まだ変わりそうな気もするなぁ。笑


そして、いつもライブのたびに「早いなぁ、もう終わっちゃうんだなぁ」とは思うけど、
ここまで体感時間が短かったライブは、さすがに久しぶりだったなぁ…曲が終わるたびにそう感じたもの。

つまり、それだけ圧倒的な体験でした。
これはずっと記憶だけでなく感覚で憶えているライブになるだろうし、そうやって憶えておきたいな
割と真剣にそうおもっているのよ。
そんなライブをありがとう。ほんとうに行ってよかったし、行けてよかった。


…まだ考えることはあるんだけど、それはツアーのまとめとして別記事を書くつもりなので、とりあえずこんなところで。
ここまで読んでくださってありがとうございました。


* * * * * * *

以下、個人的まとめ。

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*1:スピーカーが近いので、当然のことながらとにかく音量が大きい

*2:ホール規模なら、だいたい開演5分前着席ですかね…とりわけポルノでは席で待つのが苦手…

*3:明るい画面に黒のシルエットだったから、昼…かも

*4:5本以上あったけど

*5:新曲を聴いてライブではどうなるのかなぁと思ったことはあるけど、誤解を恐れずに言えば毎度杞憂に終わってる

*6:今日は「!」じゃなくて「。」だった

*7:たぶん組み方も同じだった…たぶん

*8:1mあるかどうか

*9:正直、これまでに自分が参戦した公演でどうだったかは、全然まったく覚えてない

*10:徳島では下手端に1個だけピンクのライトが見えたような

*11:淡路・横浜ロマンスポルノ'08、本編最後の曲「ギフト」にて、新藤の「これからも俺たちのギフトを受け取ってくれー!!!」

*12:=苦笑してる

*13:…こういう書きかたはやめようと思ってたけど、もはや錯乱するしかなかった