Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

2018.6.9 広島FM 9ジラジ公開録音 with ポルノグラフィティ in しまなみ supported by 尾道市文化協会

今更にも!ほどがある!けれども!記録を残して!おきますね!!
行ってきました!
めーーー!っちゃ!たのしかった!!!

先にリンクを貼っておきますね。
広島FM「9ジラジ」の番組ブログほか、各種サイトにもレポートが載っています。

hfm.jp

hfm.jp

tabetainjya.com

www.music-lounge.jp

popscene.jp


というわけで以下、ラジオの文字起こしと現場での自分の記憶(※現場でメモは取ってないです)を、ない交ぜにして書いています。
(余談、今回こうして現場で記憶してのちほど書き起こす→OnAirを聴いて改めて文字起こしする、という経験をしてみて、
自分の記憶がまぁまぁ適当だなぁと痛感した次第…
これまでに書いたライブのMCなんかも、こんなことになってるんだろうか……)

ともかく、高い正確性を備えたものではないことは確かです。あくまでも個人的な記録とさせてください。
そして、言っておきますね、長いです。


* * * * * * *


今回は抽選で当選したかたをご招待という方式だったんだけど、
広島FMで受付していた一般枠が450人だったようで、わたしは400番台でした。
整理番号順に入場してからは自由席(エリア指定)で、入った時点で前半分の席はほぼ埋まっていたので、
潔く後ろのほう、PA席近くで席を確保。
(あとで写真を見たら、真ん中のほうにいくつか空席を見つけて、後悔がないこともない)
音は綺麗に聴こえたし、上手下手でいうとど真ん中だったので、ある程度満足はしているよ。

ちなみに、客席に入るのが遅かったのと、席を確保してすぐお手洗いに立ってしまい、入場中にやってらした陣太鼓のパフォーマンスはほぼ見られず…。
ロビーではっさくんさんと戯れて(楽しかった!)席に戻ると、
今回の司会、広島FMのDJオオクボックスさんの前説がはじまり。
各種注意事項とともに、NHKのカメラが入っており、客席が映りこむ可能性があるとのアナウンス。
さて、いつどこで流れるのかね…!(ΦωΦ)
(と思っていたけれど、これはたぶん「SONGS」の密着だったんだろうなぁと思っている。
ということは…もうお蔵入りなのかなぁ…)

そしてほぼ定時刻
前説してらしたオオクボックスさんが下がって、
番組冒頭のジングル(チャイムのやつ)が流れ、
オオクボックスさん(アナウンス)が書道部員さんの呼びこみ


尾道北高校書道部(8名)による大書パフォーマンス

「アゲハ蝶」にのせて作品(のちにステージ後方に掲示される)を書かれる
途中、Bメロでクラップのパフォーマンスあり!(そのタイミングで書いていない生徒さんによる)
(なお、普段のライブでは2回→3回のクラップを、なし→2回で叩いてらした)
完成後の道具の片付けと、作品の上から半紙みたいな紙で押さえてらした(墨を拭き取ってるのかな…?)
そのときのBGMは「キング&クイーン」、たしか2コーラス目の途中で終わったはず
たぶんこのタイミングだったはず、書道部の生徒さんが一旦捌ける

オオクボックスさんご登場
尾道市因島市のみなさん、そして県外からのかたも」
ここだけでなく、収録の最後まで何回か「因島市」って言ってらしたオオクボックスさん、なぜだか笑顔になったよ
客席みんなでメンバー呼びこみ\ポルノグラフィティ/→メンバー登場→3人で立ったままトーク


○自己紹介、書道部員さんとのトーク
岡野「えーっと、因島、中庄町出身の、岡野昭仁でございます、よろしくお願いします!」
新藤「土生町出身の、新藤晴一です、よろしくお願いします!」
オオクボックス「さぁみんなで『おかえり』って言いますよ、せーのでいきますよ、せーの、」
\\\おかえりー!///
岡野「ただいまでございます!ありがとうございます!」←ここで思った、今日は岡野がだいぶテンション高いぞ(後述)
オオクボックス「今回のこの書を見ていただいてよいでしょうか」
岡野「すごいよね!これね」
オオクボックス「ちょっと本人たち(部員さん)呼んで、おふたりの感想を聞かしてもらってもいいですか?」「呼んじゃいますよ?」
岡野「あっ、呼んじゃうのね?」
オオクボックス「どうぞ!」
部員さん再登場
岡野「(部員さんに向けて)ありがとうございますほんまにねぇ」
「あぁよう汚れて。かわいそうに。ねぇ」
←親御さん感がすごい(その1)

オオクボックス「いかがですか?今日の出来栄えは」
部長さん「みんなが思い切って、楽しんで書くことができたので、よかったと思います!」(拍手!)
岡野「そうそうなんか、楽しんでやっとる感じが、上(※たぶん控え室が2階にある)から見ててえぇなぁと思って」
部長さん「ありがとうございます!」
新藤「あのぉーこの会場入ったときにちょうど彼女らがリハーサルやってて。で、片付けのときにみんな、顔にまで墨つけて。
熱心にやってくれて、なんかありがたいなぁと思いましたね」
「今日暑かったけぇ外に墨置いといたら乾くっつって、揉めてたよ」

部長さん、岡野笑う
オオクボックス「めっちゃ見てますやん笑」
岡野「大変じゃろなと思って。英語とか書くのがね」
岡野「これ難しかろう、この"supported by"とか"in"とか、普段英語とかカタカナとか書かんじゃろ?漢字やひらがなばっかりじゃろ?」

部長さん「作品だと書かないですね。やっぱり漢字ですね。
ただ、こういうパフォーマンスだと英語とかカタカナも書きます。文章も書くので」
岡野「なるほどね」

オオクボックス「おふたりと共演できていかがでしたか?」
部長さん「ポルノグラフィティっていうともう、因島の大スターっていう感じなんで、緊張はしたんですけど、楽しかったですやっぱり」
オオクボックス「因島に住んでるんだよね?隣、昭仁さんだよ?」
部長さん「…笑」
岡野「別に、たいしたことなかろう?ねぇ、ほんまに」
部長さん「すごい…」
岡野「なに?笑」
部長さん「まさか会えると思ってなかったので」
岡野「ほんまねぇ。よう頑張ってくれた」←親御さん感がすごい(その2)
岡野「腕も汚れてしもて、お母ちゃんに怒られるでこれ。大丈夫?」

(ここだったかな…?)新藤「今日、(地元の学校は)運動会があるんじゃろ?」

書道部員さんご退場(拍手!)


トーク(1)
3人がスツールみたいな椅子に座る
ここまで、上手から新藤、岡野、オオクボックスさんの順で立ってたんだけど、
そのままの並びで座ればいいのに、なぜかあえて下手に移動して、オオクボックスさんを真ん中にしようとする岡野
途中で気づいて戻る「あっわしこっち(真ん中の椅子)ね!よう考えたらなんで(オオクボックスさんが)真ん中なんよ」

岡野は足を揃えて背筋を伸ばして座る、新藤はガニ股で猫背…w
ここのトークのBGMがね、これなんだっけ…なにかの曲のBacking Trackだと思うの…うーん…「365日」だったかなぁ。。。
岡野のコーラスが入ってる曲で、たぶんイントロ部分をループにしてた
(ちなみにほかのトーク部分でもBGMあったと思うけど、覚えてない…)

因島で過ごした時間
岡野「都会に出て、東京とか大阪に出て、この素晴らしさに気がついたけぇ。
あっ、わしすごいえぇところに住んどって、あそこで育ったからこそ、培われたものがあるなっていうのはね、後から気がつきました」

新藤「そうですね、ほんとまぁ、こう、アホな子だったので。
やっぱりあの、因島が退屈で、きらびやかな東京や大阪に早く出たくてしょうがなかった、そんときはそう思ってたんですけども」
「まぁやっぱりこう、自分のこれまでを振り返るなかで、
まぁ因島で、友だちや、親戚のおっちゃんやおばちゃんや、そのへんにこう、囲まれながら過ごした時間っていうのは自分の根っこにあるんだろうし。
それは大人になってきて、ますます感じているところですね」

・サイン
オオクボックス「ポルノグラフィティのサインが家にあるよってかた、大きな拍手いただいてよろしいでしょうか」
かなりの人数、客席の6〜7割…?が拍手
オンステージ爆笑
岡野「まぁあるじゃろうね笑
だってよう書いとるもんね。だいぶ書いとるで。実家の6畳間がサインで埋まったことがあるけぇ。色紙で」

・2005年の因島凱旋ライブ
オオクボックス「覚えていますか?」
岡野「うん。なんて言いますかね、はじめて、因島に帰ってやらさせてもらったコンサートというかライブだったので、
とにかくプレッシャーはすごく大きかったんですけども、
あとからすごく、観てた子どもたちにも、まぁ高校生中学生の生徒さんたちもすごく喜んでるって話を聞いて。
なんかほんとにやってよかったなっていうのは今、時が経ってまた改めて思いますね」

オオクボックス「行ったっていう人いますか?」ちらほら挙手、オオクボックスさんに指されてたかたは当時小6だったそう

・因高卒業式
新藤「まぁ、その20周年が近いので、よくどんな時間でしたかってインタビューされることがあるんですけれども。
まぁ自分らの時間だけを考えるとなんか早かったとか遅かったとか、イマイチ掴みきれないんですけど、
まぁ『アポロ』がデビューしたときにオギャーて生まれた子らが、あんな立派な、これから成人になっていく、立派な人たちになっているのを見て、
やっぱこの時間っていうのは、ちょっと、自分らのキャリアを振り返っても誇らしいくらいの時間だなぁと。その大きさを見てね、思いましたね」

尾道市長表敬訪問
岡野「まさかそんなことすると思わんけぇ。笑
市長さんに表敬訪問すると、因島で育っとるときには思わんけぇ。なんか面白い体験でしたよ」
「でも市長さんがすごく協力してくださって、楽しみにしてくださってるんで、
ほんとにこの地元の方がその後押ししてくれるんがありがたいなと、改めて思います」

新藤「あの一応、因島市民会館の外壁キレイに塗ってくれって言うたんですけど。『それはまた別の話で』って言われて」
岡野「『椅子はキレイにしたけぇねぇ』って。*1
たしかにワシらがおるころよりは椅子はキレイになっとるけぇね」

オオクボックス「じゃあ来年あたりに外観もキレイになってる可能性が」
新藤「なってるかなぁぁぁ」

・しまなみロマンスポルノ'18
オオクボックス「どんなライブに?」
岡野「そうですねぇ、もちろんライブとしてはみなさんが喜んでくださればいいなと思うけれども、
まぁあのこの、しまなみのこのロケーションのよさ、世界中探しても日本中探してもえーないような、ほんとロケーション、シチュエーションなんで、
まぁその空気がほんとに一番のセット、演出だと思いますので。
それをまぁもちろん、県内にいらっしゃる方も、県外から来られる方も、堪能してほしいなと思いますね」


○しまなみロマンスクイズ
オオクボックスさんよりアナウンス。
尾道因島に関するクイズ
・いずれも三択問題
・メンバーだけでなく客席も参加(正解だと思った選択肢に拍手)、全問正解者にプレゼント
・オオクボックスさんが事前に因島尾道でロケに行った場所に関するクイズ、
そのときどきの写真がプロジェクターに映し出される

Q1.浄土寺の住職さんは(1)〜(3)のどの方?
→A.(3)

3人の候補となる男性が、ハットと黒いマントを巻いて登場
ヒントとしてそれぞれの方に「私が住職です」と言ってもらう(住職さんならいい声をしてらっしゃるだろうから)
シンキングタイム、参拝されるオオクボックスさんの写真を見た岡野「なんなんこれw」「なんか…なんか腹立つ画じゃね…w」

岡野の回答:(3)
「なんじゃろかその、慣れてない感じ、やっぱ声をごまかさにゃいけんって声色を変えた感じ、でバレバレな3番だと思います」
新藤の回答:いない(のちに(1)へ変更)
名刹ですよ、浄土寺言うたら。そこの住職がここに出てくるわけがないからいない」
岡野「いないというパターン」
新藤「まぁーもし出てきていただくなら、1番の方がナチュラルだったかなという気はしました」

正解は3番→岡野「ほらぁ!」
本物の住職さん、帽子脱いでもヅラを仕込む周到さww
オオクボックス「これはポルノグラフィティを意識されての髪型?笑」
住職さん「はい」
岡野「なんでよ!笑」
住職さん「岡野さんを意識してみました」このくだりがおもしろすぎたw

住職さんは尾道市文化協会の会長さん
岡野「あぁ、なるほど」
オオクボックス「やっぱり因島に住まれてたら、知ってたお寺のひとつですよね?」
岡野「そうですね!!!(勢いよく)」
客席笑うわ
新藤「はい。知ってますよ。あのちょっと角曲がったところですよね」
岡野「ちょっと上あがったとこよね。階段あるよね」
オオクボックス「階段はどこでもありますよね笑」

・青影トンネル
取材日に自転車で走ったオオクボックスさん
岡野「(その写真を見て)これは行き(往路)のほうじゃね。中庄からのほう」←さすが、すぐ言ってた!
岡野「考えてみたらこんな恐ろしいところよう通ったなぁと思って」「怖かったじゃろう?」
オオクボックス「昭仁さんちょっと、すげぇとこ通ってたなぁみたいな」
岡野「すぐ横をバスが通っていくんじゃけぇ」
「もう命懸けで通って。まっすぐ走らにゃいけんと思って」「朝は(片側一車線なのに)両車線を車が通るんよ」

Q2.白滝山の看板「残すものは△△だけ」→A2.(1)足あと(選択肢:願い事、お賽銭)
この問題の冒頭、オオクボックスさんが「しろたきさん」と呼んでツッコむ岡野「"しらたきさん"ね」
(余談:わたし「願い事」でまぁまぁ目立つ拍手したけど、ほとんどしてる人がいなくて…w
「えっ」って固まってすぐ拍手止めたら、ステージ上も「えっ」ってなってたから笑った)

岡野の回答:(1)
岡野「ごめん、普通に『足あと』で。うまいことボケれんわ」
オオクボックス「選択肢が悪かったですね」
岡野「ほんまよ」
新藤の回答:(1)
新藤「わし、"思い出"かと思うたんよ」
岡野「わしもよ」

・(このへんだったような)
新藤「(スライドの写真が切り替わったときに)関係ないけど、君(オオクボックスさん)、ブサイクだなぁ」←ひどい(※冗談です)
(その前のどこかのタイミングだったと思う)
岡野「君、こんなブサイクだったっけ?昔はそんなことなかったのに」←ひどい(※冗談です)

・土生で40年音楽教室の先生をやってらっしゃる、村上さん(尾道市文化協会 因島支部)ご登場
「岡野さんのお母さまとはお話ししたことがあって、新藤さんのお母さまとはコーラス仲間で毎週ご一緒してます」
新藤「!!! いつもお世話になっております!!!(パッと立ってお辞儀)」


Q3.土生商店街の旧愛称は○○商店街
→A3.(2)昭和商店街(選択肢:はっさく商店街、はぶみなと商店街)

土生出身の新藤さん、商店街の愛称は?
新藤「商店街に名前があるの?土生の商店街に」
岡野「土生出身なんじゃけぇ知っとろう?わしは中庄じゃけ知らんけど」笑うわ
新藤「知らんわほんまに」
答えは「あい土生通り」
新藤「知らぁん!笑」
岡野「はぁ、なるほど」
新藤「最近つけたんじゃなよねこれきっと?」
オオクボックス「平成6年から、24年前ということですね」
新藤「まだ因島いたなぁ」
岡野「おったやろう」
新藤「おったわ」
新藤「昔はネオン街とかもあって、『大人の街』って感じだった」「今は(シャッター多めで)通りやすくてえぇよ」
岡野「もう久しく行っとらんのぉ」

岡野の回答:(2)
「今ね、あそこにおられるご年配の方が絶対知ってられるなぁと思ってじっと見てたんですけど、
どれにも拍手せんかったね。そこしか見てなくて見そこねた」
「なんじゃろうか。えーでもなんか昭和にやっぱり日立造船がすごくガーっとこう、ねぇ、活気があったということで、2番!」

新藤の回答:(2)
「いや、知らんけど。消去法でいくと。"土生港"は"はぶみなと"とは言わんし。
(商店街は)土生港の近くなんじゃけど、港大橋いうたらもうちょっと離れとるところにあるけぇ。
で、はっさくは、最近観光協会の方が必死に推してる、最近の商品なんで。
だからやっぱ消去法でいうと2番なんじゃないかなぁと思います」
ガチ推理…!笑
オオクボックス「ファイナルアンサー?」
新藤「はい。きっと」

(正解発表後)
岡野「よかったぁ〜〜〜(安堵の色)」
新藤「知らんなぁでもね」
岡野「知らんねぇ」
新藤「知らん」

ペーパームーン
新藤「ファンの人がよう行ってくれよるって聞くね」
・クイズ全問正解者とじゃんけん大会
10名ぶんのプレゼント(はっさくゼリー3個と、2018サマーグッズのタオルとラバーバンドをセットで)が用意されるも、
そもそも3問正解者が10名も…いるのか…?w
オオクボックス「3問正解した人は立ってくださーい!」
最初は全然いなかったけどちらほら出てきて、なんとか10名超えたくらい
オオクボックス「『最初はぶー!』でいきましょう」
岡野「最初はぶぅ!」自分で言っといて手を下ろす「やりにくいわ」「なに出したらえぇんかわからんし」
岡野のチョキに勝った人、1人もおらず(わたしも座ったままチョキ出した)
岡野「えっ!こんなことあるぅ?」「前代未聞よ」←岡野さんの四字熟語出た!!!
岡野が2回目の準備してたけど、オオクボックス「次は晴一さんいきましょうか」→岡野座る
新藤立って仕切り直し「やりにくいわこれ」→チョキ→勝った10名(はいなかったと思うんだけど…w)にプレゼント
白い紙袋にセットされたものを、スタッフさんが各客席に持ってこられる


因島高校吹奏楽部+音楽選択の生徒さんによる「愛が呼ぶほうへ」の合唱&合奏

合唱する生徒の1人、坊主頭の少年(1年生)をやたらと気にいる岡野くん
岡野「えぇーキャラじゃ、もう因島にもあんまりおらんようなキャラで」
オオクボックス「よし、じゃあ(メンバー2人の)間に入っていいぞ」
岡野「えぇねぇ〜(少年の頭を撫でまわしながら)気持ちえぇ!
気持ちえぇ〜子犬みたいな毛並みじゃのぉ」

新藤「あの住職のヅラ借りてこいや」笑うわ
岡野「気持ちえぇ〜〜毛並みが」

(曲終わりのコメント時にもツッコむ)
岡野「なんかその、1年生がみんな坊主みたいなことかと思ってたら、彼だけなんじゃね坊主。そういうことじゃないのか」

メンバーは客席(最上手ブロック3列目:実質最前列)で鑑賞、
終わったらオオクボックスさんに呼ばれてステージに戻り、生徒さんたちとトーク

・曲について
生徒さん「音が高くて難しかったけど、音を低くしたらうまく歌えたんでよかったです」
岡野「そう難しいんよね、この曲ね」
新藤「難しいんよ。転調もあるし」
岡野「実はすごく難易度の高い曲で。
歌のメロディーの音域もすごく広いので、まぁ僕もいまだに歌うのがすごく、こう、気合い入れて歌わないと(いけない)。
なかなか大変だったと思います、きっと」

岡野「いや難しい曲なのに、よう頑張っとったね。素晴らしい。
緊張すると思うんで、こんな大勢の前でやるとね。でもそれでものびのびと、やってくれてたのがほんとに、ありがたい。
それも僕らの曲じゃけね。いやほんまにありがたい、ありがとうございますほんとに」

新藤「いや、穢れのない、『愛が呼ぶほうへ』で。もういつもは、ヴォーカルを含めやさぐれた人たちがやってるんで」
岡野「もうね!」
新藤「こんなに心洗われる『愛が呼ぶほうへ』を聴いて、うれしいです」
岡野「そうそう、ピュアなね、すがすがしい。ね」
新藤「緊張しとんかわからんけど、誰も笑顔じゃないっていう」
岡野「緊張しとんかいね」
新藤「もう、もう終わったよ!笑 楽しい顔してもらっても大丈夫よ!」

岡野「今の子は度胸があるね」
「ほんまにね、一緒になんかできたらえぇのにねぇ」
←あら、まだそのへんは決まってないのかしらん


生徒さんがステージから下がったのち、
オオクボックスさん、もぞもぞ「えーっと…この次は…」
岡野「えっなにするん?わしゃなんも知らんぞ?」
オオクボックス「(小声でだんだん大きくなる)(メンバー2人にも)歌って…ほしいです!」
岡野「えっもう(台本の)そんなところまできたん!?早いなぁ」


○ライブパート
1.Aokage
曲前岡野「さっき話にも出てきたけど」
「18年因島で育ったわけで、いろんなこと、まぁいろんな経験をしたなかの、この、その総合した思い出をこの『Aokage』という曲に詰め込んだんですけども。
まぁほんとに、自転車漕いで、山を越え、トンネルを越え、海に行くみたいな。
なんかそういう経験って、非常に、こう、いたときには分からなかったけども、離れてみたらこんな素敵な体験ってなかなかないなっていう。
因島って、海沿いを走ってると風も強いし。行きはじゃあ、追い風じゃったらえぇわ、はよ行けるんじゃけど。
帰りは反対側から帰るけぇ、逆風になったらめちゃくちゃしんどいみたいな。でもそれもなんかちょっといい思い出じゃったなみたいな。
そんなことを、東京に行って、デビューしてから何年か経ってから思いまして、この曲を、書きました。
この因島でこの曲をできるのが、また特別なものだなと思います。『Aokage』、聴いてください」

2人だけでの演奏なので、アレンジしてたんだけど、これがめちゃくちゃよかった。*2
これを聴きに来たんだよ、ここまで来た甲斐があったなぁと、こころからおもったよ
イントロアウトロが…(´;ω;`) 新藤がじゃらららと弾く→岡野が指パッチンでリズムをとる、の繰り返し(伝わらない)
こないだまでのBEツアーの弾き語りパートで聴かせてくれた、「一歩引いたうたいかた」、まさにそれだった
こんなんもう聴けんやろ…そして青の照明がものすごく綺麗だった…

曲終わり岡野「まさにね、この場所で歌うべき曲だったので」

MC
・青影トンネル(2)
岡野「僕らにとっては青影トンネル?まぁ新藤は青影トンネルはそんな通ったことないか、自転車で」
新藤「ないよ。だってなんしに中庄行くん」
客席笑うわ
岡野「来いや来いや笑 "なんしに"じゃなくて、たまには来いや」
新藤「いや一回、お前んちか誰かん家に遊びに行って。土生からその、青影トンネルを越えて行ったことがあるんだけど。
これをこの人ら毎日因高("いんこう"呼び!)まで通いよんと思って」

岡野「通いよったよぉ」
新藤「ちょっと…アフリカの人が目ぇめっちゃ見えるみたいな、あるじゃん」
岡野、客席笑う
新藤「なんかそういう違う能力がこの地方の人にはあるんだなと思って」
岡野「備わったと思うわ」
新藤「(それ)ぐらい遠かったよ。中庄って」
岡野「遠かったよねぇ。
夏とか、一応高校生になったらおめかしもしていくじゃん?
髪の毛整えて、なに、この、開襟シャツ着て、みんなにオシャレと思うてもらわないけんけぇね、モテたかったから。
んでチャリ乗ってったら、もう汗だくになるんよ行ったら。
髪型崩れるわもう汗だくになるわ、シャツはもう汗びちょびちょ、
で、おまけに虫はついとるわ身体中に。大変じゃったねあれ」

新藤「あれ、自転車通学の距離じゃないよあれ」
岡野「おかしいよね」
新藤「お前なんでバスで来んかったん?」
岡野「…まぁそう言われたらそうじゃね。まぁやっぱお金がかかるからじゃない?」
新藤「いや、でも、チャリの距離じゃないよ」
岡野「たしかに。でも生口の人なんかもっと大変じゃった」
新藤「いやー大浜とかのう」
岡野「うん。大変だよあれ」
新藤「大浜の子んとこにも遊びに行ったことあるけどチャリで」
岡野、会場笑うわ
新藤「ようこっから通ってくるわと思ったよ、チャリで」
岡野「すごいよ、すごい能力ですよ。
でもあの、大山トンネルができて、因島高校まで近い近い!こんな、こんなトンネルはよ掘っといてくれ思って。10分くらいで行けよったで」

新藤「いや、行けん行けん、それでも行けんよ」
岡野「ほんま?」
新藤「それちょっと麻痺しとる」
岡野「あっそう。いやいや10分で行けると思うたけどねぇ」
「今度また新しいトンネルができるんじゃろ?ほしたらこっちはどうするんじゃろうね?危ないから埋めるんかいな?
昨日も親父(って言ってたっけ…?「父」だったかも)とその話で議論になって」

岡野「まぁまぁそんなことはよくてですね。ちょっとまぁみなさんにもう1曲聴いてもらおうかなと思います」
会場拍手
岡野「あのぜひ、因島のみなさん、そしていろんなとこから来られてるみなさんに、せっかく因島に来てもらって思い出を作って帰ってもらいたいので、
みなさん歌う場面がこの曲ございます。手拍子する場面もございます。
先ほど尾道北高校の書道部のみんながパフォーマンスしてくれたその曲、それを僕たちからここで聴いてもらおうと思いますんで、
みなさんもどんどん、促したら参加してきてくださいね。『アゲハ蝶』、聴いてください」


2.アゲハ蝶
照明、赤と黄色とオレンジだったっけ
Aメロで泣きのギター…!(「♪旅人に〜行くのかと」まで、その次は違う弾きかた)
1コーラス後の間奏なし、岡野はあると思ってた様子で、2コーラス目歌い出しをトチる
ギターもなんかどっか変えてたよな…間奏のラララの後半だったのことだったかな…

ラララ部分、個人的な感想ですが、なんだかテンポが遅かったような(でもそれに合わせるのすらたのしかった)
岡野が客席をだいぶフォローしながら歌ってくれてたと思う
だからかな?1サビは新藤さんコーラスしてたのに、大サビはなかった、2サビもなかったような…?

間奏前で岡野の説明
「さぁこっからは、みなさんが歌う場面があります。メロディは2つ、簡単でございますので、一緒に歌ってみてください。スリー、フォー!」
「これがひとつのメロディ、ふたつめ」
「さぁ、みなさん一緒に歌ってみましょう!」

曲終わりの岡野「この場所で『ラララ』で一体感が生まれてよかった」的な

オオクボックスさん再登場


トーク(2)
ぞうさん
新藤「土生の人間にとっては」「あっこ(上手側:会場外を指差す)のぞうさんのすべり台で遊んでた」「さっきも見てきたけど、だいぶ年取ったねぇ」
オオクボックス「これも市長に言って…」
岡野「どんどん新しくなっていく笑」
岡野「あそこ*3の図書館でね、友だちと勉強してたね」「言うてまぁたむろしとっただけじゃけどね」

オオクボックス「家を出るための口実っていう笑」

びんご運動公園
新藤「だいぶ大きいとこ借りてしもうて」「因島の全人口が、生まれたばっかりの子も入れて、全部入るんじゃないかいうくらいの」
新藤(だったはず)「スカスカでやるんはちょっと」

オオクボックス「お二人と言えば、雨ですけど」
岡野「それは言わんの(きっぱり)」
岡野「まぁ下見行ったら見事に土砂降りじゃったけど」

・新曲「ブレス」
オオクボックス「(ポケモン映画の)主題歌のお話がきたときはどうでした?」
岡野「わしらが思うとるよりも、ポケモン世代っていうのがあって、世界中にファンがいる、
それを知ったときにすごいことなんだなと(的な)」「ポップな曲を書きました!」

新藤「こないだ、不倫ドラマの曲を書いたのに。しかもだいぶドロドロのやつ。そのギャップに戸惑いました」

・最後にひと言
岡野は…ごめんなさい…忘れた…。オンエアあるやろ……と思ったらなかった……
新藤「『音楽やるの楽しいなぁ』くらいの気持ちで東京行ったのに、それを20年経ってこうして『おかえり』って迎えてくれるのはやっぱりうれしい。
その気持ちを今度のライブで表現できたら」

岡野「あっ、これ言うとかにゃいけん!」
わたし「(えっ!まだ告知あるの・*。゜☆゜・。)」
岡野「今日お車で来られてるかたも多いと思うんで!お気をつけて!」
「はじまる前に警察の人に『これ言うてね』って言われたんよ」
律儀か!!!そんなところがすきです!!!

半分余談だけど、開場前に会場付近をうろうろしてたら、途中で入口に警察官のかたが数名来られて。
なるほど、これは島のいち大事なんだな…警備とか大変なんだろうか…と思ってその場を一旦離れたんだけど。
開場後、再度入口に行くともっとたくさん(10名くらいだったかなぁ)の警察官のかたが、来場者に声をかけてらして。
わたしも声をかけられて、なにかなと思ったら、これを頂きました。

個人的な感想、なによりも「因島」に行ったんだなって感慨深くなるおみやげは、これ、この文字の並びなんだよなぁ。


○タイトルコール録音
オオクボックスさんからタイトルコールの割り当て発表
オオクボックス「9ジラジ公開録音」
メンバー「with ポルノグラフィティ
客席「in しまなみ supported by 尾道市文化協会」
新藤「(supported by)そんなコマーシャルなところまで読むん?w」
しかしまぁ、1回やってみると客席のところがとても難しい…w
新藤「これわしらが『in しまなみ』も言おうか?」はい優しいきた
割り当てを変更していい感じ、2回録音して完成。


○集合写真
オオクボックス「おふたりに『因島』って言ってもらって、お客さんに『最高!』って言ってもらって」
あといっこ、客席は「イチハチ」って言ったバージョンもあったんだけど、
メンバーがなんて言ってたか覚えてない…「しまなみロマンスポルノ」…?
撮影時は書道部員さんや因島高校の生徒さんたちが、客席の一番前に来てらしたんだけど、
岡野「(近くの書道部員さんに)まだ手ぇ汚れとるじゃん。それ取れんのん?」


何回か撮って、和やかな雰囲気のまま、拍手で送りながらメンバー退場


○(どこか忘れたけど)印象的だったこと
・出てきたときから岡野さんがすごくテンション高い!終始たのしそうでした。こっちもうれしいぞ。
新藤さんもたのしそう、でもちゃんと岡野さんの様子を見てバランスを取るようなところもあって。
(コメントしようとマイクを持つ→岡野さんのコメントが盛り上がる→マイクを下ろす、という一連の様子を2回くらい見た)
それを見られたのもうれしいぞ。
それと同時に、「ライブでのアンコールの生声では、後から言うほうが先に言ったほうと違うことを言うよう、お互いに調整している」って
以前どこかで言ってたのを思い出した。*4
・新藤、浄土寺の住職さんを「ヅラの住職」とやたらと(何度か)いじる
・新藤さんの拍手
基本的にマイクの下のほうを持って話してて。
そこにもう片方の手を持ってって拍手するから、叩くたびにマイクに振動が伝わって、ぼんぼんという音が入る(それにすらきゅんとしてた)(…)


* * * * * * *


…予告どおりに長いナァと思いつつ。
いやぁ…冒頭にも書いたけど、ほんとに行ってよかった。
いちばんは文中にも書いたとおり、あのアレンジの「Aokage」を因島で聴けたっていうところなんだけど。
因島市民会館でポルノを観られるなんて、こんなことあるんだなぁとも思いつつ。
そして因島自体にも、実は行ったことはあるんだけど、それはもう10年以上前の話で。
同じ瀬戸内に住んでいて、瀬戸内海の景色を毎日見て暮らしているとはいえ、
たしかに、ここから見るしまなみは格別だなぁと思えたし。

もうひとつ、それなりの田舎に生まれ育った人間としては、かれらの地元との関わりかたが素敵だな、理想的だなぁと。

というわけで、その場でも感じてたけど、振り返ってみても貴重な時間でした。
メンバー、スタッフさんはもちろん、
こころよく迎えてくださった島のみなさまも、ありがとうございました。

*1:そう、客席の座席がめっちゃキレイだったの!色も変わってて。05年凱旋ライブのときの映像を観たときはたしか赤だったけど、今回行ったら緑になってた

*2:のちに"しまなみロマンスポルノ'18"でも演奏されたアレンジです

*3:会場の裏手?

*4:これ、ソースをパッと思い出せず…もしわかれば教えてください。

<2018年9月の読書記録>


読んでよかった。
ひとつずつ大切に読みました。
ライ麦〜」のホールデンつながりのお話たちは、個人的には「ライ麦〜」本編よりぐっときた。

そしてグラース家長男、シーモアの手紙。
はーーーー。このお話に、かれらにまた会えてうれしい。
たしかに長いし、話があっち行ったりこっち来たりと読みづらいところはあったけれど
(そしてこれを7歳が書いたとは…?というツッコミはあれども)、
それでも、それでもあのグラース家がそこにはいて、その世界にどっぷり漬かって、一気に読んでしまった。

はーーーー、遠征*1のときに本屋さんに立ち寄ることがあって、ちょっとお時間いただいて咄嗟に手に取ったんだけど、
スタジアム着いたころから、チケット完売の試合前にハードカバー買って荷物増やしてどうするん…とちょっと反省してて。。。
でもやっぱり買ってよかった。読んでよかったーーー。


著者の本を手に取ったのは、めっちゃ久しぶりのことで。学生時代に「女の一生(1部)」を読んで以来かなぁ
同じモチーフが何度も出てくるので、ちょっと既視感に手が止まるところもあったけれど、
それだけそのモチーフが著者にとって重要だったんだろうなとも。
それでもやっぱり文体が合うのかな、割と読みやすかった。
個人的には最後に収録されてる3編がすき。


* * * * * * *


あぁ、9月もいろいろあったなぁ。
ひとつ大きいのが"しまなみロマンスポルノ'18"であることは間違いないんだけど。
それはそのうち別記事で書くとして。
(ただこれ、ライブの感想文とライビュの感想文で分けるか迷うんだよなぁ)

年末、年明けに向けてもいろいろあるんだろうなぁ、といったところ。まぁなるようにしかならんよ。

*1:8月末のA神戸戦

<2018年8月の読書記録>

岳物語 (集英社文庫)

岳物語 (集英社文庫)

岳物語 (続) (集英社文庫)

岳物語 (続) (集英社文庫)

勧められて著者初読。自分ではきっと手に取らなかっただろうなぁ。
すごく読みやすかった。さらっと読めた。
連作になってるんだけど、一話ごとにふふっと、ほぉっと息をつきながら読む感じ。
なんというか、たしかに、ひとつの理想だなぁと思った。

個人的には『続』のほうがすきだなぁ。


* * * * * * *


はーーーーー終わった。2018年の8月が終わった。
ほんとなんだったんだろう…これまでに経験しなかったことが怒涛のようにやってきて、
そこに全力で突っ込んで、まぁいろいろあったけど、
一周回って元に戻ってきた、みたいなところかしらん…。

でもたぶん、一周回ってるうちにわたし自身がいろいろ変わったんだろうな、という感覚もあって。
まぁね、たのしいと思う時間が延びるのはよいことではないか、と思うことにしよう。
そのうちきっと節目はくるんだろうし。知らんけど。
いつかぜんぶ笑い話にして、笑顔で話せたらいいんだけれど。

というわけで6連勤最終日じゃ〜〜〜

<2018年7月の読書記録>

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

大部分を読んだのは今月になってからだけど、実は先月上旬に*1読んでた「バナナフィッシュ〜」が衝撃だった。
そこからページが進まなくて、しばらくしてから続きを読んでたんだけど。
もうひとつ、最後に収録されてる「テディ」が印象に残ってる。
そう考えると、このお話の選びかた、並べかたが秀逸だってことなんだろうなぁ。


ITALAN (限定盤)

ITALAN (限定盤)

CDの初回盤についてくる短編集。
「こどものはなし」がいちばん刺さった。


ウィステリアと三人の女たち

ウィステリアと三人の女たち

だれかを見送って生きているひとたちのお話たちだった。
表題作は雑誌に載ったときに読んだことがあったんだけど(読みはじめてから思い出した)(たぶん昨秋、豊島美術館近くのカフェにて)、
この著者の作品って、たしかに藤色のイメージがあるかもしれない。届きそうで届かない、掴めそうで掴めない、でも"掴めそう"なところにはある。


週末カミング (角川文庫)

週末カミング (角川文庫)


* * * * * * *

もう今月に入ってからいろいろあって、必死で先月のことを思い出そうとするも、思い出せない。。。
ひっさしぶりに遠征のない月だったなぁ。GLHのライブがめちゃくちゃたのしかったことが救い(救い?)だった。

今月も生き抜くぞ。行きつく先を目指して。

*1:尾道への道道

<2018年6月の読書記録>

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

数年ぶりの再読。
先月読んだ『フラニーとズーイ』、その関西弁訳(と呼ぶのが正しいのかはわからん)が収録されていると耳にして、
本棚から出してきました。

いつからか、読書してて気になった言葉や文章があったときには、ほぼ日手帳に書き留めているんだけど。
この本をはじめて読んだ大学生のころ、あまりにも書き留めておきたい箇所が多すぎて、
マスキングテープでばんばん印をつけてて。(そんなことをしたのははじめて)
そのあと読み返すごとにその印を見て「なるほどな」「あっそこなんや」と過去の自分と対話するような気持ちにもなってて、今回。
また新しくいくつか印をつけました。次に読むとき、どうおもうのかなぁ。


* * * * * * *

なんだかんだで忙しかった6月(いつものこと)
尾道からの因島からの尾道がとにかくたのしかった…正直、ここまでたのしいとは予想してなかった…
そしてはじめての尾道、めちゃめちゃよいところじゃないですか…


とはいえ、いまは大雨の被害がかなり出てるようで…おだやかな暮らしが1日も早く戻りますように。
尾道には近くまた行こうと思ってたところで(ライブとは関係なくね)。いまは必ず行こうという気持ち。

* * * * * * *

まぁでもここ直近の話でいうと、うぅむ
カフェイレ*1での新藤のこの話が刺さる、図らずも

(年齢)
俺、ときどきこうやって話すけど、29から30になるときは、なんか若さからの離脱、みたいな。
29歳までは若かったけぇ。…若い?じゃけぇ、高校生や中学生の延長で29歳までのイメージじゃったけぇ。
で、30になったらいよいよ若さからの離脱か、みたいなイメージじゃったんよ。そんとき。
で、30になったらちょっとどんよりしとったんじゃけど、まぁ30代を過ごしました。(後略)

やっぱり何者かにならないとだめかね、だめかねぇ、、、

*1:2018.6.25 OnAirぶん

<2018年5月の読書記録>

フラニーとズーイ (新潮文庫)

フラニーとズーイ (新潮文庫)


ラニーへの共感とズーイへの憧憬。これに尽きる。

「フラニー」の章は、どちらかというとうわ滑り気味に読んでいたところで
(でも読み進めるのが苦になるところまではいかなかった)。
「ズーイ」の章、ページをめくる手が止まらなかった。

ラニーの話を聴くうちに、ああこれはわたしがずっと抱えている(そのことに気づいたのはこの5年くらい、たぶん)ものと、
近しいものの話をしてるんだろうなと。
美しくないもの、完全でないものの存在を、心のどこかでは認められないんだ。
自分自身について、もういい大人なんだけど、まったくもって子供だよなと思うことが日常的にままあって。
きっとそれはここに起因してるんだろうなぁ。
(そう考えられるだけの客観性があることが救いかもしれないし、
それでもこのお話がリアリティをもって迫ってくる程度には目を瞑って生きている)
(そして、いまこの具合でこの本に出会えたことをとても喜ばしいと思っている)

そしてその妹に、いまの自分のすべてをつかって話して聞かせるズーイには、
きっと自力でそこへたどり着いたんだろうと思うと、やはり憧憬の念を抱かざるをえないな。
…実際にこんなふうに横で話して聞かされたら、きっとうんざりしてしまうだろうけど。苦笑
それはともかくとしても、清濁併せ呑むってほんとうに憧れる。とかくこの世は生きづらい。

それとは別の話として、すごく、村上春樹的要素の強い文章だなぁとも思った。
それがこの本を手に取ったきっかけでもあるし、ここまで響いた一因だとは思う。


女ごころ (新潮文庫)

女ごころ (新潮文庫)

再読。
フラニーとズーイ』に打ちのめされた直後に一気に読んだんだけど、
あんまり客観的には読めず、他人ごととは思えないな…という感想。
「相手のためになれば」と思ってやったことが、相手にとっては地獄を見せるようなことだったとしたら。
それは結局自分のために、自分の都合で、自分が楽しむために、自分が楽になるためにやってるんじゃないかって、
主人公・メアリイの行動を見て感じてしまったんだけれど、いまはなんだか身につまされるような思い。
前回はどんなふうに読んだんだったかなぁ。


キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

サリンジャーという作家を知ってしまったので。
フラニーとズーイ』よりは客観的に読めたかなぁ…
ホールデンの思考や行動に、あぁわかる、わかるんだけどそれはやっちゃだめ、とハラハラさせられながら読みました。
そしてこうやって話せるようになってよかったなぁ…と。もちろん、かれのなかではまだ終わってないんだろうけど。


* * * * * * *


5月はまたよく遊んだなぁ。名古屋福岡横浜。その間にこっちでもライブ行ったし。
横浜がほんとにたのしくて。まぁ久しぶりの横浜で勝ったからってのも大きいんだけど。

でもまぁね、『フラニーとズーイ』の衝撃がね。だいぶ叩きのめされたね。がんばろうね…

<2018年4月の読書記録>

城塞 (上巻) (新潮文庫)

城塞 (上巻) (新潮文庫)


武道館

武道館

読もう読もうと思いながらも、ずっと手にとってなかった本でした。

なんかもうねぇ、だれかしらの"ファン"を名乗ってる者として、これは読んでよかったんだろうなぁと。
ましてやこないだまでアイドルを(本気で、ただしぬるめに)応援してた者としては…
考えさせられるし、想像せざるをえないし、振り返らざるをえない。
そんなことは知っていたけれど、ファンはファンでしかないんだよなぁ。

そのなかで相手のためになにができるかなんて、そんなことを考えること自体がルール違反のような気すらしてくる。
もちほん、ファンにしかできないこともあるんだろうとも思うけど、けどね
(たとえば、ただの"観客"としてライブや試合に足を運べるのは、ファンの特権だと思う)


もうひとつのトピックス、選択することについて。
碧の言葉で思い出したのは、わたしにとって特別なミュージシャン*1の言葉。

「僕らも君らも正しいと思う方に進むしかないし、
それが正しいかどうかは選んでない方には進めんけぇわからん、
でも大事なのは進んだってことだし、
そうやって選んだ道の先でまたこうやって会えたらいいなって思います」

(※ライブでのMCを記憶を頼りに文字起こししたものです)

きっとだれにとってもそうなんだろうし、みんながそう思いながら日日選択を重ねて生きている、「これを正解にするしかない」と。
だからこそ、だいじなひとには、人に"選ばれる"ためになにかを選ぶのではなく、
自分がやりたいことをやりたいようにやってほしいし、自分で選んだ道を正解にしていってほしい。
それに対してどう反応するかは、そのときのわたしが勝手に決めることだから。自分で決めるから。
だからあなたにもそうしてほしい。

…こう言いたいよなぁと思って、言ってもいるけど、けどね。
実際に、そのひとがなにかわたしを揺るがすような選択をしたときに、どう反応するかはわからない。
でもやっぱり、"(その距離に関わらず)だいじな"ひとが取った選択は、時間をかけてでも受け入れられるようになりたいなぁ。
そしてそう思うからには、わたし自身も自分で選択して、選んだ道を「正しい」ものにしていかなくちゃいけないね。ね。

あと、一市民として。ポルノグラフィティの「Fade away」という曲を思い出した。


* * * * * * *


4月はなんというか、まぁまぁ苦しい記憶が濃いめに残ってるなぁ。後半がそうだったからかも。
いろんな場面で、周りのみなさまの優しさと、これまでの貯金(比喩)で生き抜いた感があるなぁ、、、感謝するしか、、、

また1ヶ月生き抜きましょう。そうやっていつか会える日まで、なんとか元気でいたいものです。