Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

描いた 未来は あんなにも 鮮やかだって 明かしてやる

2017年の10曲、で書こうと思ったんだけど、うーん、8曲になってしまった。。。まぁいっか。。。
昨年と比べると、ライブの思い出から選んだ曲が多めですね。
あ、Perfumeの「If you wanna」も「TOKYO GIRL」も、
迷って結局入れなかったのは、今年ライブで観られてないからかもしれんなぁ。

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パスピエ「永すぎた春」

永すぎた春

永すぎた春

年明けから秋のはじまりくらいまで、もうずーーーっと、ことあるごとに聴いてた。
そのあとちょっと躓くようなことがあって、そっからまだ聴けてないんだけど。。。確実に2017年のあの季節を表す曲。
なかでもいちばん濃度高く聴いてたのは3月のツアー香川公演前後、
このバンドをはじめてライブで観て、そのバンド感(5人が等しく迫ってくる感じ!)に感激しつつ、この曲でもう、、、うれしかったと言うのが近いんだろうな。
4人のパスピエを観られてないし、あんまり大したことは言えないけど、また観たいです。


LEO今井「Taxi」

昨年のMETAFIVE祭りの余韻から手を伸ばしました。
もーーーーね、LEOくんはかっこよいよ。(あっいまさらっと断言してる、そんな自分にびっくりした)(いやかっこよいんだけど)
日常的に車に乗るようになって早3年、相変わらず運転は苦手なんだけど、
暗くなった帰り道、この曲を聴きながら運転するのがいつの間にかたのしみになってた。
7月の"KYOTO LIGHTS"で聴かせてくれたMETAFIVEの「Maisie's Avenue」もすごくよかったよーーーすきだよーー


David Bowie「Little Wonder」

Little Wonder

Little Wonder

これに尽きる。今年0から知ったという点においては、この曲が圧倒的な存在。

yellowsky.hatenablog.jp


ポルノグラフィティ「キング&クイーン」

今年、ポルノで1曲選ぶなら…と思ったら、出てきたのはこの曲でした。
アルバム『BUTTERFLY EFFECT』の感想で書いたことと重なるけど、もう一回書いてみる。
正直、初聴きでは「眩しさの供給過多…」と思ったし、いまだにシャッフルとかの不意打ち単体で聴くと目を細めてしまうし、
もっと言うと、たとえば「今年リリースされた曲」のなかでもっとすきな曲はあるんだ。(ごめんやで)
それでも、10月に出たアルバムの最後にこの曲を聴いたとき、
新藤がカフェイレ(2017.10.16 OnAir)のアルバム全曲紹介で言ってた言葉に納得したので、この曲を選びました。

まぁこの曲がやっぱり、今回のアルバムっていうかこの、「ポルノ2017」というか、この時期、にはまぁひとつ象徴する曲なので、
まぁ最初か最後、しかなかったので、今回は最後にこの曲で締めたという、感じでしょうか。


ポルノグラフィティ「夜間飛行」

夜間飛行

夜間飛行

…とか言った口の下、この文章の仕上げを書いてたらどうしても頭のなかで流れてきたので挙げます。
アルバムリリース時からめちゃめちゃだいじに聴いてるけど、ここ10日ぐらいかな、不意に頭のなかで流れてくる瞬間があって。
とは言っても、ライブ後は音源(セットリストにその曲があるかどうかに関わらず)をなかなか聴けないタイプなので、
今月上旬のライブ3連戦からはあんまりポルノ自体を聴いてなかったんだけど。
まぁでも、自分の精一杯で曲を感じて考えて読みといて、そんな聴きかたを久しぶりにさせてもらってて(いまも)、
それはすごくしあわせな聴きかたなんだなぁと思い出させてもらったので。
またこういう曲が聴きたいなぁという期待も込めつつ。


電気グルーヴ「N.O.」

N.O.

N.O.

2017年もぼちぼちライブには行ったけど、
「あのときに戻りたい!もう一度まったく同じライブを体感したい!」という点での断トツ1位は、5月の"CIRCLE'17"。
KIMONOSと細野さんでの最前は忘れられない(来年も何卒…!)し、芝生でまったりごはん食べながら聴くのも楽園みたいだったし、
トリの電気がもう…あんなにたのしい、享楽的で快楽的なライブあるんかいって思う。今でも。
そのなかでもこの「N.O.」!その場では正直歌詞も曖昧だったにもかかわらず!(あとでちゃんと読んで、そこでだいすきな曲になった)
ライブ後からずーっと頭のなかのすぐ取り出せるところに置いてる。そしてこの秋にどん詰まりに突っ込んだ時期は、その抽斗を開けっぱなしだった。
なんとかこっちへ帰ってこられたのは、毎朝電気の曲を聴いてたからなんだーーーアーティストシャッフルにして、最後は必ずこの曲を選ぶんだ。
憂き世を生き抜くすべをもうひとつ教えてもらったような感覚。ありがたや。


細野晴臣「El negro zumbo(Anna)」

El Negro Zumbon (Anna)

El Negro Zumbon (Anna)

やっと音源化された…うちでも聴ける…!ありがたや…
久しぶりに出た新譜が2枚組、そのうちのDisk1、ライブで育ててきた曲を音源化したカヴァー集の最後に収録されてるこの曲。
ここ何年かはどこかしらで欠かさず行ってる細野さんのライブ、もちろんライブで聴くのがいちばんなんだけど、
音源でも聴けたらいいのになって思ってたからさ。うれしい〜〜〜
お守りがいっこ増えた気分。ありがとうございます。
ちなみに未音源化のオリジナル曲をまとめたDisk2、その1曲目の「洲崎パラダイス」も推し。よすぎ。そしてワイの好みが伊賀さんとただ被りでちょっと笑った。

natalie.mu


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最後に。
でんぱ組.inc「WWDBEST」

WWDBEST

WWDBEST

以下、8月末の時点で書いてたメモを多少編集して載せます。
なにが言いたいって、そのあと(っていうかここ数日)でまた新しい局面を迎えているけれど、ここに書くのはその前の段階から考えていたことで、
その次の局面を迎えたいまも、同じように考えてるんだ、って前置きしてから書いておきたくって。
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今年1月に出た新譜がベストアルバムで、タイトルは『WWDBEST』、新曲のタイトルも同じ。
幕神アリーナツアーは神戸2日目のみ参戦したんだけど、そのときの感想として、
「あぁ、これでWWDシリーズを完結させるんだな」と思っていた。*1
(余談、このライブでいちばん印象的だったのは「W.W.DⅡ」、
パフォーマンスの完成度がすごく上がってるなと思ったし、それはつまりこの曲がめちゃめちゃ響いてきたってことです。
箱推しねむ寄りは、もちろん「WWDBEST」のねむきゅんも忘れてないけどね)

そう感じてしまったとき、ひとつ完結させてその先に進む彼女たちに光がありますようにと思いつつ*2
そんな彼女たちと共に先に進めるかどうか(わたしは置いていかれるんじゃないか)という不安はあった。
でもきっと、彼女たちなら「W.W.D」という名のついた曲たちを消してしまうことはしない、
その曲たちをなかったことにするわけではない(具体的にはこの曲をこれからも時折歌って、歌い継いでいくだろう)と思ってたから、
次はどう打って出てくるのかな、と期待も込めて待っていたんだけれど。

あのね 終わりなんて来ないって 笑ってあげる(「WWDBEST」)

やがていつか魔法が解けるなら この場所 この景色 想いだけは(「でんぱーりーナイト」)

あと少しだけ!! あと少しだけ!! この青春(キセツ)がいつか過ぎ去っても 繋いだキモチ 永遠ならいいな…(「ノットボッチ・夏」)

少なくともわたしにとって、終わりは、きてないかな、だって6人のうたう曲との日日を終わらせるつもりはないから。
これからも頼りにしてます。

そして、その先の彼女たち6人に幸あらんことを。
彼女たちにはどんどん前へ進んでってほしいし、手垢のついた言葉でいうと今後の活躍を願ってます。
わたしはここでちょっと置いていかれるつもりです。またそのうちどこかで追いつくかもしれないし、このままかもしれないし。
少なくともいまの時点では、わたしは6人の、「W.W.D」シリーズをうたうでんぱ組.incの箱推しで、ただそれだけでしかない、なぁ
彼女たちをまったく気にしなくなるってことはないだろうけどね。それでも、ここでひと区切りつけておきたい。

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こんな感じで。今年はライブ12本に試合は9試合(うちマリノス6試合)(あれ、思ったより行けてた!)、
おかげさまでみちみちの1年になりました。ありがとうございます。
来年は、間違いなくひとつの集大成になるので、、、本気出します。
もちろん、早速年明けから再開されるツアーを筆頭に、決まってるライブも何本かあるので、めちゃめちゃたのしみます!

というわけで今年も残りわずか、しあわせなことに都内のホテルからお届けしました。
天皇杯決勝、ここまで連れてきてもらったことへの感謝を込めて。一緒に勝つよ。
とはいえひとまずご挨拶。みなさまよいお年をお迎えください。

*1:当時はあえて、わざと、このことはどこにも書かなかったけど…

*2:完結させて、そこで「でんぱ組.inc」を"終わらせる"とはその時点では到底思えなかったから。それをひとつの"季節"として、また次の"季節"を6人で迎えるように見えたから