もう1ヶ月弱も前のお話になりますが(そんなのばっかりだね苦笑)、観てきました。
ドキュメンタリー映画『David Bowie is』
culture-ville
David Bowie、ほとんどお名前だけ存じてて、東京に巡回してる展覧会もずっと気になってたんだけど、どうしても行けそうになくて。
そしたらこっちでその展覧会のドキュメンタリー映画を上映するって知って、タイミングだなぁと飛び込みました。
名言botから引用
(72年自身の書いた歌詞について)
— デヴィッド・ボウイ 名言集 (@DavidBowieBot) 2017年2月21日
聴く人自身にその意味を考えて欲しいし、勝手に言葉を定義づけして欲しいんだ。自分自身、書いた歌詞の半分も理解しちゃいないんだから(笑)。
✳︎写真:ボウイ直筆のジギー・スターダストの歌詞 pic.twitter.com/lLznysTfUA
これとまったく同じ言葉じゃなかったと思うんだけど、映画の冒頭に出てきた言葉。
それを見ただけで、観にきてよかったなって思いました。
この考え方って、昔、愛するミュージシャンから教えてもらったもので。
聴き手として精一杯に歌詞を感じること。行間に込められた想いをも読みとること。それらは聴き手に与えられた"自由"なんだ、と。
おかげさまで、いまもそれは音楽を聴く大きなたのしみのひとつになってるんだけど。
なんというか、それは間違ってなかったんだなって。
もちろん間違ってるだなんて思ってなかったけどさ、やっぱり別のところから聞けたらさ。ましてやボウイのようなひとの口から聴けたらさ。
圧倒的な説得力で、なんだか確証をもらったような。
そしてもうひとつ、芸名、別の名前をつけること。ひとつの人格までもをつくりあげて、それを演じるということ。
それを生涯にわたって続けるということ。ほらこれもそう、そこで思い浮かぶ顔がいくつかあるんだ。
そう考えてみると、このひとのつくったものやったこと残したもの、
それらからわたしは間接的に影響を受けているし、受けていた。受けてきた。ただ自覚していなかっただけで。
それはつまり、David Bowieはいまもここにもいるってことだし、前からここにもいたってことなんだ。David Bowie is here.
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音楽について、知ってる曲も少しはあったけれど、初聴きですごく気になったのがこの曲。
たしか映画の中ではちょろっとしか流れてなかったんだけど、どうも引っかかってて。97年の曲ってことだけ覚えてたので、そこから引っぱってきました。
ちゃんと聴いてみたら、まぁもう好みにどんぴしゃり。相変わらず、わたしの音楽の趣味はわかりやすいなぁ
そのまま、この曲が収録されたアルバム『Earthling』を通して聴くと、スーパーカーの色味が感じられて面白い。繋がってるなぁ
少しずつにはなるけれど、ほかの曲も聴いていこう。知りたいや。