Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2019年10月の読書記録>

月と六ペンス (新潮文庫)

月と六ペンス (新潮文庫)

再読。ただし金原瑞人さんの翻訳では初読。
岩波文庫で出てる行方昭夫さんの翻訳では過去に読んでる…たぶん複数回。
翻訳作品をあまり読まないこともあって、同じ作品をこうやって読んだのははじめてかもしれない。

なんでって、キラキラ装丁に惹かれて買っちゃいましたシリーズ第2弾


それはともかく、数年ぶりに読んだけど、まぁ面白かった。
著者のモーム、そして訳者にそんな意図があるかどうかはわからないけれど、
ところどころにぐっと惹きつけられる一文があって。
たとえばこの記事のタイトル。(この本から引用しました)(初読時によっぽど感銘を受けたんだろうね)(中身はただの日記です)

yellowsky.hatenablog.jp


これは行方さんの訳なんだけど、今回読んだ金原さんはこう訳してた。

神話は、平凡な人生に対するロマンチックな抵抗なのだ。

はーー、なるほど。
と思いながら読み進めた次第。
ほかにも今回いくつか手帳に書き留めた文章はあったんだけれど、特筆すべきは最後の場面、そして最後の数文。

主人公のように、目の前の出来事と関係のない事象を夢想していること、
そういうことはわたし自身にもよくあって、そこに共感を覚えたのと*1
それがこの長編の最後の場面になっているということ。
そしてその最後の一文に、だいすきな牡蠣が出てくること。(…)

たぶんこれからもずっと一緒にいる本なんだろうな、などと。
京都のお店「月と六ペンス」にも行きたくなった。


且坐喫茶

且坐喫茶

たぶん買ったのは昨年で、最初のほうを読んで、しばらくそのまま置いてたんだけど、今月残り3分の2くらいを一気読みした。
それくらい、読み進めるごとにどんどん面白くなっていった。

とはいえ、この本を読了したいまでも、はっきり言うとお茶のことは全然「わからない」。
(いしいさんも最後の章で「わからない」と書いてらっしゃるけど、言うまでもなくそれとは比較にならない)

それでもこんなにこの本が面白くなっていったのは、いしいさんがお茶の真髄、まんなかに、きっとどんどん近づいていってる、
そのさまがありありと伝わってきたからじゃないかなぁ。
そしてその段階が、その様子が、いしいさんの、いしいさん自身の(オリジナルの)表現で書かれているからじゃないかなぁと思った。

いしいさんご自身はまだまだお茶が「わからない」にしても(そしてそれはたぶんほんとうで、おっしゃるとおりきっとお茶はそういうものなんだろうし)、
それでもわたしのすきないしいさんの言葉がいきいきと綴られていて、あぁ面白かった。

さらにはタイミングの妙というべきか、ポルノグラフィティの東京ドーム公演の感想文を書いているところで、
なんかこう、ひとつヒントをもらったような気持ち。(…なんや感想文のヒントって)(セルフつっこみ)


* * * * * * *


はーーー10月ねぇ。
広島、そして大阪で出張ポルノ展を満喫したり、愛媛まで数ヶ月ぶりの功治くんのプレーを観に行ったり、
海を渡ってすぐのところに中澤さんのトークショーを聴きに行ったり、近場でWOWOW遠征キメたりして、
たしかに息継ぎできた瞬間はあったんだけど、まぁほとんどは潜りっぱなしの10月でした。

最近、この曲がよく頭のなかで流れてるんだよね。
前回流れてたのはいつだったかなぁ。
少なくとも、最初に流れてたのは11年前の9月か10月、その理由も含めてよく覚えてる。

*1:そんな場面はこの本のなかに何度も出てくる、いま考えるとこの共感がわたしにとってのこの本の魅力のひとつかもしれない

ポルノグラフィティ 20th Anniversary Special Live 東京ロマンスポルノ'19〜神VS神〜 @東京ドーム(190907)

2階スタンド3塁側(下手)9列目より
ワイ名義、また連番だとこうなるの、、、と心苦しい気持ちはありつつ、、、
ステージ正面エリアの圧倒的な遠さもなく、かといって真ん中奥のスクリーン(後述)が見えづらいこともなく、
こはちょうどよい加減の位置でした。
あと、この距離、そしてこの高さから観る(ことができる)のもドームならではだよなぁと。*1
ドームの大きさというか、規模感を体感できる席でした。


先にセットについて触れておきますね。
写真を見たほうが早いんだけど…プレビューだと小さいけど、とりあえずこれを引用させてもらいます。
natalie.mu


メインステージには、蔦?植物?みたいなものが絡まったアーチ状のセットが大きくかかってて、
その真ん中、頂点に今回のライブのロゴ(「VS」)。
そのアーチのなかにもうひとつ円形のセットがあって。
そこには隠し「PORNO」と「ポ」があった。(初日の開演前、かなり早く入ってたから、そのときに気づいた)

以下、そのセットの外のほうを「アーチ」、中のほうを「円」と呼ぶことにしますね。

さらにスクリーンについて。
円の真ん中に大きな丸いスクリーンがひとつあって、円とアーチの間には左右にひとつずつスクリーン、
そしてアーチの外、左右にもうひとつずつスクリーンがあった(これはサブなのかな…?)

なお、いつものように映像を見ずに、記憶だけで書いてますのであしからず。
ちなみに今回の感想文は初日ぶん、2日目ぶん、雑記と3本立ての予定です。あと2本は後日載せます。


* * * * * * *


開演は割と時間どおりだったはず、、、
たしかほぼ暗転なしで鳴り響くファンファーレ(生音…?かと思ったけど収録だよね…?)、
下手袖からしれっと出てくるサポートミュージシャンズ、
と思ったら!同じく下手袖からしれっと出てくるメンバー!
(SWITCHツアー本編の登場シーンが浮かんだ)(そしてこのへんでもう泣いてた気がする)

左右のスクリーンにはライブのロゴ(モノクロ)、そこからカメラが寄っていって、
浮かび上がるはメンバーのシルエット(下手岡野の上手新藤、モノクロ)、それがステージ上のメンバーの映像に切り替わる
そこで聴こえてきたのはこの曲、


1.プッシュプレイ
演奏なしのアカペラ、たぶんオンステージ全員でのコーラスでうたい出し(頭サビ)
新藤の歌う顔もスクリーンに映ってた、それでまた泣く
その新藤さんが鳴らすは!Vタイプ!!
「♪OK もう一度」のところ、腕ぶんぶんしてしまった74生まれSWITCH育ちのオタク

パターンとして、この曲はじまりはあるかなぁと予想はしてたけど、
いざ現実になるとさ、信じられない気持ちで。
それでもやっぱりうれしいし、
だって遡ったら10年前、2009年のロイフラ追加のときに聴きたい曲で挙げてたんだよ…
それがやっと、やっと、スタジアム(ドーム)で叶ったんだ…そりゃあうれしいよ……ここまで続けてきてくれてありがとう……


2.メリッサ
真助ちゃんのあのドラム(´;ω;`)いつもより長め
岡野の「(カズ)いっとけ!」はなかったね
頭サビで緑照明〜!!やっぱメリッサの緑照明すき!
大サビ「♪救いのない」で黄色照明、からの緑照明〜〜〜!!!


3.THE DAY
青赤照明…!
間奏、BEツアーバージョンになってた!(たしかロッキンでもやったんだっけ?)(とはいえ岡野くんの発声にちょっと物足りない感はあった)
ギターソロ前の鍵盤の音、どうだったんだろう…記憶がない…


MC
岡野「わしらが!ポルノグラフィティじゃ!」
新藤「10年前は野球場で音楽やってる感じじゃったけど、今日はライブ会場になっとる!
今日は最後までよろしく!」

岡野
「20年やってきて、いつのまにか歴史みたいなもんがあったんじゃけど、
それを辿っていくにあたって、スペシャルゲストを紹介します!」

おおっきたきた!だれだれ!?
岡野「本間ー!昭光ー!!!」
ぎゃーーー!!!
いつの間にか下手側にグランドピアノ*2、下手袖から手を振りながら出てくる本間さん

岡野「ここからは本間さんと一緒にメドレーで!お送りします!」


4.ミュージック・アワー
虹色照明!
Aメロ歌い出し、ピアノを弾いてる本間さんに絡みに行く岡野くん、たのしそう〜!

ワンコーラスうたったところで

5.マシンガントーク
マシンガントーク!!!(´;ω;`)
岡野くん軽めのモンキーダンス(腕メイン)それをちらっと確認したところで、こっちは全力でやるよね〜〜〜!

からの

6.ヴォイス
ヴォイスーーーー(´;ω;`)
本間さんが弾くイントロのワンフレーズで、一瞬にして空気が変わる
もちろんこの曲の雰囲気によるものもあるんだけど、わたしもそうだけどみんな待ってたよね、
悲鳴も上がる(っていうか上げた)し、一気に客席が聴く体勢に変わるのが、スタンド2階からだとよくわかった
なんとなくの記憶で青照明だったような、、、

なおいわゆるテレビサイズでの演奏、Cメロのコーラスをたぶんサポートミュージシャンズ含め歌ってた
(横のスクリーンに映ってた気がする)(カズさんを見た気がする)
前日に読んでいた『自宅にて』の2001年11月号掲載回「負の力」を思い出すなど、その曲をこうしてドームに連れてくること

そして

7.狼
!!!
また一気に雰囲気が変わる!
しまなみ、そして因島からこの曲を連れてきたんだなぁぁぁと

からの
ミュージック・アワーに戻る
Cメロからだったと思う…あんまり自信ない
大サビの高音、思ったより出てるなぁと思った気がする(ひどい記憶力)


メドレー終わりに本間さんと3人で雑談
(長い)(そしてまったくの雑談)(でもこれまさにファン垂涎ってやつ、こういうのが聴きたかったんだ…!)
もっとエピソードはあったんですけど(ぜ、ぜひほかの方のレポートをご参照ください)(…)、
印象的だったもの、割と(書けるくらい)覚えているものだけ書きますね。順不同です。
(※このゾーンだけは、「お」が岡野、「し」が新藤、「ほ」が本間さんと表記を変えます)


ほ「晴一もうすぐ誕生日でしょ?みんなでハッピーバースデー歌ってもらってさ、誕生日会で流しなよ」
…はい?(^ω^)笑
というわけでなんとまぁ、かの名プロデューサー・本間さんのディレクションを、
メンバーのハッピーバースデーを歌うために、まさかの東京ドームで受けるわれわれ (^ω^)なんじゃこりゃ
ちなみに指揮をしてくれたのは岡野くん、まさか岡野くんの指揮のもと、東京ドームで合唱する日が来るとは(^ω^)(指導?はよくあるけど)
なおその後、10月がお誕生日の岡野くんバージョンも歌いました(^ω^)

ほ「なんかドームでやりたいことないの?」
お&し「やりたいこと!?」
ほ「せっかくだからほら、ウェーブやりなよ」
お&し「ウェーブ!?」
…これ、本間さんがやりたいだけでは(∵)
2人もまぁまぁ慌ててた印象、まぁでもやりますよね。笑
でもそれに一緒に慌てながら乗っかる、めちゃめちゃたのしいからしゃーない

ほ「この機会に訊いてみたいことがあって。今だから言える、失敗したなぁと思う曲は?」
2人とも悩む
(岡野:「音のない森」)
お「失敗したというか、周りのスタッフの理解含めて、ようやったなと」
ほ「こういう言いかたがどうかわかんないけと、だいぶ鬱になってたもんね」
お「鬱でしたねぇ」
ほ「でもあのときすごくこの曲を推してたよね」(←表現が曖昧)

(新藤:「タネウマライダー」「NaNaNaサマーガール」)
し「それでいうと…タネウマかなぁ。
ハネウマライダー』からダジャレを思いついてしまったけぇ、この歌詞書いたけど。
曲だけ聴いたらロックのかっこいい曲なんじゃけど、ただやりたいだけっていう。笑」
し「あとNaNaNaじゃね。
気ぃ張ってたころじゃけ、たまには抜いてみようと思ったら抜きすぎた。笑
なにも伝えることのない曲になってもうた」

(まったくの個人的な話*3、このお話をこの場で聴けたこと、あのころの自分自身のことを思うと…ものすごくありがたいな…)

流れを忘れたけど
ほ「ポルノがどんな曲を出してもついていきます!って人?」
まぁまぁ手が挙がる客席
ほ「ほら、甘やかされてる!」
こんなん笑うわ(^ω^)
(わたしは半分、肩ぐらいまでしか挙げられなかった)(個人的な話、でもそれでよかったと思っている)(後述する)

し「だいぶ尺取ってたけど、それでももう(時間が)押してる」デスヨネー(^ω^)

次の曲の話
ほ「『アポロ』はロマエゴの中で最後にできた曲で」
し「そうじゃっけ?」えっ
ほ「最後にもう1曲入れようかって作ったのが、『アポロ』」
し「そうじゃっけ…」えっっっ
お「この曲があったからここまでくることができました」的な言葉に続いて


8.アポロ
ワンコーラスは本間さんと3人だけで。
岡野が1人で頭サビ歌って、新藤の「ワンツースリーフォー」で本間さんと入る
もちろんこのバージョンもぐっとくるんだけど(だってほら、本間さんと3人だけでって、今まであったかしらん…?)

サポートミュージシャンズが入ってきたときの、まぁこの圧倒される感じ、そうこれこれっていう大正義感!
本間さんの(2日目のMCでの)言葉を借りれば!華がある!
たしかこの曲だったはず…間奏、ベースソロがなくって(たしかピアノのフレーズになってた)、ぶわぁっと涙が出たのを覚えてる

照明、たしかこの曲だったと思うんだけど(2回目)、、、もしかしたらメドレーの曲かなぁ。
セットの円が、ステージの割と手前(メンバー立ち位置の横くらい)にあって、そこからかなり奥行きのあるセットになってたみたいなんだけど。
その奥行きにも、奥に向かって照明がついてて、それがこのタイミングで(たぶん)はじめて点いたと思うんだけど。

それがなんだか光のトンネルみたいだなぁと。
そしてそっから思いついたこと、ドラえもんがタイムマシンに乗ったときに、光のトンネル(?)の中を進むじゃん、
あれみたいに見えたんだよなぁ…まさに時間を遡っているかのような。
※参考画像


曲終わりに岡野「スペシャルゲスト、本間昭光でしたー!」
手を振りながら帰る本間さん、そして暗転


9.グラヴィティ
あーーーー
頭の照明から青色で、イントロの間はロマポル'06の「ロマンスギター」のことしか頭に浮かびませんでした
歌い出しからだったかな、真ん中の丸スクリーンで星空みたいな映像、プラネタリウムで寝転がって空を見上げてるみたいだなと思ってたら、
1Bくらいからブランコに乗った女の子、最後に映像が動いて、そのブランコが月にぶら下がってるのが見える

印象論だけど、昔聴いたものよりも完成度が上がってるような気がした…
音源がひとつの完成形であることは間違いないんだけど、
音源を聴いて、そこからわたしが勝手にイメージした「ライブで聴きたい音」になってたというか。
「♪いつからか 時間が意味を失くしていたの」
2サビのこのフレーズが、なんだかこの曲を思い出させて。
「♪時間は距離じゃない」

アウトロ…音源ママで流してくれた…スゴの声を東京ドームに連れてきたんだね…!
そのまま音が続いて、ねぇこれ知ってる、あの曲だよね?


10.Twilight,トワイライト
さっきの「アポロ」と関連づけるなら、奇しくもこの曲も5thアルバム『THUMPx』の、最後にミックスされた曲だったんだね。
『自宅にて』で触れられてた。(2005年4月号掲載回「ものづくり」)

「この曲が(アルバムの)最後に上がってよかったと思う。まだ新しい段階へ挑戦するぞって自分らでも確認できた。」

SWITCHツアーでやってた、間奏アレンジバージョンだった。
そこに思いを巡らせたところで、そういえば、音森の間奏アレンジバージョンを久し振りにやったのって、
たしか前回のドーム、そして15thを掲げた1999ツアーだったよね…と。
(そしてこの前後の3曲、そしてこのあとに流される映像*4も含めて、2日間とも2002〜2005年の曲だったよなぁと)
このへんの考えたことは、あとで雑記に書きますね。

間奏のノイズ!たすくくんがツマミいじってて、たぶんみなちんも
たぶんこれはノイズと呼ばれる音なんだろうけど、誤解を恐れずに言えば、すごくきれいな音だった。
照明はこれもほぼ暗転に深い青色、イントロで青と緑のレーザーが客席(アリーナ)上に広がる
最初の「♪Twilight」のところからかなぁ、真ん中の丸スクリーンにはステンドグラス、ピンクメインの色づかい。
モスクの天井を見上げてるかのような


アウトロが終わって、暗転したままでエレキギターの音だけが聴こえてきて


11.Theme of "74ers"
ライブで聴いたのは1回きりだったけど、音源を何回も何回も何回も聴いてきたから、
曲名を認識するよりも先に口ずさんでて、なんの曲か理解した瞬間から動揺しっぱなしで

なんでそんなにって、以下、個人的な話です。
これが人生初ライブの1曲目で、曲の由来からして、もう二度とライブでは聴けないと思ってたんです。
だからこそ、そんな曲が"聴けてしまった"ことが、うれしいというよりは…こわくて。

なにがこわいって、いろいろあるけど、
この曲に続くは、特別にすきで、ある意味ではわたしにとっていちばんだいじな曲なんじゃないかと思って。
その曲ももう二度とライブで聴けないだろうし、正直なところ3人で鳴らさないなら二度と聴きたくないとすら思っていて。

でもこの曲に続くならその曲しかないんじゃないか、いやだ、うれしい、いやだ、こわい、、、の中を行ったり来たりで、
ライブでここまで動揺したのははじめて、たぶん泣いてたけどもはやそんなレヴェルじゃなくて、なんかもう自分が壊れるかと思った…
助けてくれたいつものおとなりさん、ありがとうございました…

いっこだけ目にした(そしてそれが動揺を増幅させた)のは、
スクリーンにモノクロで過去の?リハ?の写真がスライドショー的に流れてたのは見えた、
それこそ74のころみたいな、ニット帽をかぶったはるいちくんが見えた、ような


そこまで動揺したわたしを目の前の現実に引っ張ってってくれたのは、
聞きなれた小鳥の鳴き声…あっこれは例の森やん……

ここであえてピヨピヨ鳴らしたことについて、よくない評判もちらちら目にしたけど、
個人的にはこの音に救われました…
おかげさまで正気に戻れました…ありがとうございました……

というわけで、ひとりセンターステージへと向かう岡野くん、
照明が当たるはドームの真ん中、センターステージにひとりで立つ
岡野「せっかくだから自分の詞曲をきいてもらおうと思って。
さっきの『音のない森』じゃないけど、それくらいの時期に作った曲で」
うーんなんだろう、「見えない世界」とか?
岡野「自分に対する怒りとかそういうものを曲にぶつけても、いいものにはならなくて。
そういう時期に作った曲です」
岡野「侫言断つべし」


12.n.t.
あーーーえぬてぃーーーーー
ラジオで弾き語りしてたときの音が、いまだにほんのり記憶に残ってるんだけど、
その音がなんだか立体的に聴こえて。とてもよかった。

終わって暗転
となると、次はもうひとりのオンステージ…?メインステージに明かりがついて。


13.Hey Mama
ひと通り音源の英語詞で歌ってからもう一回、次は日本語詞!一瞬、新歌詞かと思ってヒョエってなった
あの…歌うまくなってたよね…?そして少なくともわたしの目には、すごく楽しそうに歌ってるように見えた!
真助ちゃんがブラシで叩いてる!珍しくない?
カズさんはウッドベース!!
そしてたしかこのあたりで確信したはず、サポートミュージシャンズ5人、全員おそろいの水色のベスト着てる…!(´;ω;`)

次はMCかな…でもあれだけしゃべったから曲かな…?
だとして、これに続くのってなんの曲だろう…?


14.渦
ええええっ渦って!!!このギャップ!!!
ここでFIRE HORNSが登場
丸スクリーンでは渦、そして時計が回ってた
サイドスクリーンのメンバー映像も回転、ときどき左右が入れ替わる
イントロから照明も真ん中スクリーンの映像も渦になってて、音もど迫力で、なんだか飲みこまれそうだった
でもAメロの歌いかたは割と淡々としていて、1番Bメロの詞にあるのは「排水溝の"小さな"渦」、
そこからサビにかけての曲の展開を、ドームという大きな会場で、こんなスケールで体感できるなんて


15.俺たちのセレブレーション
曲前に岡野がなんか言ってた(…)「セレブレーションしてくれ!」的な
真ん中の丸スクリーン、黄色くて丸い月〜!


16.ジレンマ
真助ちゃんのドラムが入ったところで、あっっっこれ知ってる!いつものやつ!!!
岡野「FIRE HORNSと一緒に!定番のあの曲を!」
えーっここかーーーいと心のなかでずっこけつつ、全力で跳ぶ!!
そしてイントロのギターフレーズ〜!おかえり〜!軽率に言う〜愛してる〜!!


17.愛が呼ぶほうへ
岡野「みなさんに育ててもらった曲です」
ピンク照明
ここでも、ステージ最後部のせり上がりに揃ったFIRE HORNSと一緒に。


18.ラック
岡野「次はヘヴィロックを!」
この曲もそうだ、なんだか完成されてたように聴こえた…
たしかイントロから、白いスポットライトがアリーナの上にに乱射されてて、74パンフレットの毛糸みたいだった


19.キング&クイーン
丸スクリーンが水色で。
これは空かな?と思ったらドラゴンボールの玉みたいな、宝石みたいな輝き


20.Mugen
FIRE HORNS(全8名)再登場!
上手に走る新藤と下手に走る岡野を4人ずつに分かれて追いかける。笑
そして大サビからのアウトロ、真ん中で8人に囲まれるふたり。こわい人に絡まれてる。。。笑
と思ったけどこれ、「Mugen」のMVの再現だったんだね…!ぎゃあああ



21.ネオメロドラマティック
はいきたーーーぎゃーーーー!!!
ハンドルをギュイーンしてたのをスクリーンで見た記憶がある、Aメロのぐるぐるぱんはやった、あとは暴れて覚えてない、以上
あ、あと「この曲は今日だけなのかもな…」となんとなく思ったことは覚えてる、だから全力を出した


22.ハネウマライダー
ギター!曲前のジャララララーンにきゅーーーんとした。タオル掲げる準備できるのもよき


23.アゲハ蝶
セットについて、この曲でアーチが光ってたんだけど、この曲の色味が水色からの薄ピンク!アゲハでピンクって珍しくない…?
真ん中の丸スクリーンには赤い水引みたいな。喫茶ポルノのはなむけビールのグラスの柄を思い出した

(引用元)(まだページ生きてたー!)
the-guest.com

間奏のラララ、それなりにやり慣れてはいるけれど、さすがにこの規模この席だと難しいね。。。
音に合わせて応えると、ステージ上とは手の動きが逆になる。。。
かといって歌いながら手の動きをいつもと逆にするのも違和感。。。
10年前の記憶がないんだけど、こんなに難しかったのかなぁ…
前回はたしか*5スタンド1階の、どちらかというとステージサイドに近い席だったから、
やっぱタイムラグも少なかったのかなぁ

そしてさっき名プロデューサーにディレクションしてもらったウェーブをやるなど
2階スタンド3塁側、届くころにはだいぶぐだってたけど、精一杯やりました


MC
岡野「25年前、吹田っていうところのfree birdっていうスタジオで最初に演奏して、
6畳くらいかなぁ、ほんと狭いところなんじゃけど、そのときはみんなで音を出すのがただただ楽しかった」

(…個人的理由により、ひと言めのおかげでこのあとの記憶がありません)(ここで吹田って出てくると思わんじゃん)


24.VS
この曲のイントロのピアノ、これはもうみなちんの音じゃないとだめなやつかも
メインステージで歌いはじめたけど、ギターソロを弾きながらついに花道を走るはるいちくん、そして昭仁くん、
大サビ頭には間に合わず。笑
なんとかたどり着いたセンステで大サビ、
そして最後の英語詞のところでドバァっと金吹雪!!!
もうとにかくすさまじい量、、、密度の問題なのかな?テレビでもここまで飛ばすことないのでは…
っていうくらいの、えげつない量だった。

この曲のときに思ったこと…以下、個人的な話です。
以前にも書いたけど、発表時点からドーム公演に対しては好意的になれない気持ちがあって、
それをどうしても、どうしても捨てきれないままでこの日を迎えてて。
10年前にどうも全力でたのしみきれなかったという事実にも、
そしてそれが一因となってドーム公演を好意的に捉えられないこと自体にも、
どこか後ろめたさがあって。

でも今回、「VS」の大サビ〜アウトロを聴いているときに思えたんだ、
いまこの瞬間、間違いなく10年前よりもたのしめているし、
たとえば10年前にここに来たときの自分と戦ったとして、そこについては打ち勝っているな、と。
ほら、セットリストだけ見たら正直10年前のほうがすきな曲、思い入れのある曲は多いんだ。でもそうじゃないんだな、と


* * * * * * *


アンコール
Tシャツ、岡野くんがロゴTで新藤くんがポルノTのような気がしなくもない(…)(組み合わせが逆だったかもしれない)


EN1.オー!リバル
イントロ前に新藤くんの顔芸あり
「(指を組んで祈るように)ディーンの魂が降りてきますように」
メインステージでたしかイントロから頭サビまで弾いたところで、
上手新藤、下手岡野に分かれて花道ダッシュからのトロッコ乗車〜〜!
ロッコ側面には装飾あり、長辺(幅?)にはダイキャスツアーでステージセットにいたサイ、短辺(奥行き?)には今回のロゴ
途中からトロッコの上でバズーカを撃ちはじめる岡野くん(サインボールを撃ってたそうです)
まったく、歌えて、ない/(^o^)\
いやまじで全体の半分も歌えてなかったのでは…
「あっそれ2番の歌詞!次でこっちへいったら戻れる!」って2〜3回突っ込んだ記憶がある(…)

だいたいバックネット裏ぐらいで曲が終わり、メインステージまでの残り半分は…


EN2.Before Century
きたーー!!!
下手側だったので、はるいちくんがスタンドやらアリーナやらをよぉく見ながら拳を上げている姿を、こちらも目に焼きつけるなど

そしてメインステージへ
Century Lovers
この曲でのことだったかなぁ
岡野「愛してるぜファン!」
って、メインステージの真ん中、花道前くらいで言ってて。
岡野くんがライブでわれわれのことを「ファン」って言うのって珍しい気がした。
いつも「お前ら」とか「あんたら」とか「みなさん」とか「みんな」とかじゃないかなぁ


メンバー紹介
新藤
「ポルノってもともと文化祭のためにはじめたバンドで。
まぁちょっとずつ人数は減ったけど、そこからずーっと地続きでここまできてて。
みんなもそうじゃと思うけど、なんかそのときの気持ち、初恋の人との思い出は汚したくないじゃん。
その少年のころの気持ちを穢したくなくて。
だからたのしいからやる、やめたくなったらやめるっていう気持ちでやってきて、
その結果、ここまで楽しいままでやれてる
(っていうのはなんちゃら)(ありがたい的な)

これさぁ、ライブ終わってから読み直してて気づいたんだけど。
『自宅にて』P.202の1行目を読んでびっくりした。

ポルノグラフィティはたくさんの人がかかわってるという点で大きなプロジェクトになったけど、どこまで行っても「それぞれが好きでやってる」という基本はあるし、それである以上続けるも続けないも自由であるべきだから。

すごい、すごいよね。
これ2004年の6月には、もうこうして言葉にしてたんだよね。
そしてそれを2019年の9月に、改めて、おそらくそのときと同じ純度で、東京ドームで口にできるんだもん。
なんというか…尊敬、するよね。


そしてそれと同時に、かれがここまで穢さないようにだいじにしてきた「ポルノグラフィティ」を、
ファンとして、それをだいじに思う人間の1人として、
そんな存在に失礼のないようにいたいし、そうやって清潔に向き合っていたいと思った。
具体的には…以前に書いてたことと近いので引用しますね。

yellowsky.hatenablog.jp

過剰に褒めるばかりになることをなによりも恐れている
だってそうするとなんだか正当に評価することができなくなりそうで、
"いま"についての正当な評価なしで、ただ昔からすきだからって、それだけですきでいるのはなんだかいやで、
これなんでだろうって、それはやっぱりかれらに失礼だとおもうからで、
"いま"を更新しつづける"現役バンド"でいようとしている(ことを常常口にする)かれらに対して
だから"いま"思ったことをなるべくそのまま書いていきたい、プラスの感情を抱いたときもその逆もどちらも

だからさっきの本間さんの質問に対して、半分しか手を挙げなかった自分を振り返って、
なんというか…「そうしてよかったな」とは違うんだけれど、正直な、嘘のない反応ができてたんだな…と。
(あっ半分なのは忖度です)(中途半端に大人なので)
(とはいえ挙げきることはできないという中途半端さ)(まぁそれも含めていまのわたしの本音なので)
ポルノのライブが、そうやって自分のまったくの本音を出せる場であることがうれしくもあって。


あと、『自宅にて』P.203には、はっきりとこうも書いてるんだけど。

自分の理想というのは日々変化してるとは言え、いつまでも初期衝動が関係している。
(中略)
とても幼稚な出発点かもしれないが、僕は間違いなくバンドをやりたくて音楽を始めた。音楽イコール、バンドだったわけだ。

かれの「バンド」へのこだわりも、今に至るまでの初期衝動、つまり「初恋の人への想い」を抱いた相手がバンドだったがゆえのもので。
だからこそ「バンド」という形にこだわるのかなぁと。改めて気づかされてる。


岡野
「これからもよろしく!」
(…記憶力なくてほんまにごめん)(でもはっきりとこういったことを言ってくれてうれしかったの)


EN3.ライラ
曲はじまっていきなりむせた記憶…
UNFADED初日でも思ったけど、やっばりこの曲の、主に曲頭のテンポはわたしには難しい…
後半はなだれ込む感じで、なんというかアホになれるんだけど。(そしてそれはすごくたのしい!)
まぁさっきのラララじゃないけど、やっぱりドームならではの難しさもあるんだろうし。


新藤語り(ざっくり)
「デビューでバーンといって、浮かれてたときもありました、うまくいかないときもありました。
でもこの景色を見たら、それは全部正解だったということにしていいですか?
そんな20年を、みなさんが正解にしてくれるんですか?」

…ここでもってくるんだね、この言い回し。
これってサーベスのサビじゃん。。。まぁ泣くよね。。。

ソロ回し
この日はサポートミュージシャンズ、思い思いにソロ弾いてたと思うんだけど…最後に本間さんが!!満面の笑みで!!
「カルマの坂」(イントロ)…!本間祭やんかァァァ


なお生声は、忘れた、、


* * * * * * *


この日の感想は…ただただとにかく「Theme of "74ers"」のことで頭がいっぱいで…
必死で送ったアンケートにも、それしか書けなかった
だってさ、まさかさ、ライブで聴けると思わんやん。。。
あとめっちゃ泣いた、わかってたけどめっちゃ泣いた

だからまぁその、全体が見える席だったのに、照明とか演出とかの記憶が薄いね、、、
音もかなりよかったのになぁ。そう音、ドームの2階なのに全然まったく不満がない!(10年前はドームの音の悪さを実感した記憶がある)(当時はスタンド1階1塁側だったけど)
技術の進歩と、たゆまぬ努力の成果なんだろうなぁ…

というわけで初日はこんなもんで。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

*1:だってほら、こんなに遠くで見られるのは会場がドームだからこそじゃない?←こう言うと負け惜しみっぽく聞こえるけど、まったくそういう意図はなく、言葉のとおりの意味で聞いてほしい

*2:2日目に気づいた、せり上がってたんだね

*3:だから地の文でも()つけて書く

*4:ほとんど見られてないけど

*5:だいぶ曖昧…

<2019年9月の読書記録>

夢眠書店の蔵書、喫茶にて明太子ごはん(卵黄のせ)、そしてりんごジュースとともに読了。(こう書くと、なんかすごいことしてきたんだな…)

Twitterをするなかでいつからか目にするようになった(そしていつからかフォローもしてる)、
ナタリーというメディアをわたしは信頼してて。
この本を読んでつくづく感じた、「事実だけを淡々と伝える」「ソースを取る」という姿勢、
だからナタリーさんなんだよなぁと。
まさに玉石混交であるWebの世界で、メディアを名乗るだけの矜持を感じたし、
それと同時に「ファンなら間違ったことは書きたくない」っていう気持ちに、
いろんなミュージシャンたちのいちファンとして、共感もしてる。

そしてそのナタリー本を夢眠書店で読めるだなんて、なんというかすごいことだよなぁ。
(そういえば、1年前に引退の報に接したのもナタリーのTwitterだった気がする…)(いや第一報はねむさんのTwitterだったか…?曖昧)


自宅にて

自宅にて

何回目かの再読。
先月ぐらいから、今月上旬にあったポルノグラフィティ東京ドーム公演の前に、この本を読むかどうか迷ってて。
結局今回は読むのやめた…つもりだったんだけど、
いざ公演前日、家を出るときになぜかひっ掴んで出てしまって、そこからの道中で読みはじめた。
その結果、いま書いてるドーム公演の感想文は、この本の影響を大きく受けたものになりそうだなぁ、といったところ。
読み終わったのはドーム公演後だけれど、それも含めて、このタイミングで読んでよかったのかも。


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まさに天国と地獄といった様相の1ヶ月。
前半は余裕の長期休暇(いうて有給なくて6日間)(…)
とはいえ翌月に有給増えるのを待つという選択肢は皆無、なぜならたっぷり5日間トーキョーへ。
上記のとおり、愛してやまないポルノグラフィティのデビュー20周年イヤー(ややこしい)のファイナル、
東京ドームで、池袋パルコで、盛大にお祝いしてきました。
その途中では、夢の夢眠書店にもお邪魔して。
たっぷりとはいうものの、たくさん諦めもしたので、やはりすごいところだよなぁトーキョー。

そっから復帰してからはもう嵐も荒らし、大嵐。。。(現在進行形)
きっとこの会社にいる限り、こうやってわたしは定期的に荒らして、そして荒らされていくんだろうな…と痛感した次第。はぁ。

<2019年8月の読書記録>

まぁこの歳で読んでどーすんのってツッコミは入れつつも。読みたかったんだもん。
稼ぐ、逃げる、そして笑う、この3つの手段を携えて生きていこうと思った。
(いまここに、こう書いたことを忘れずに>自分)


しずく (光文社文庫)

しずく (光文社文庫)

(読んだのはハードカバーだったけど、見つからなかった)
短編集。
どの短編も短い1文ではじまっていて(最初に収録されている「ランドセル」だけはイレギュラーだけど、本文1文目はそう)、
それらすべてに毎回はっとさせられるなど。
わたしの読みかたの問題ではあるんだけど*1
同じテーマの作品が続いていたように感じて、ちょっと食傷ぎみではある。
とはいえ、そのテーマはいまのわたしにとって身近なもので、背中を押されるようでもあり、考えさせられるようでもあり。


papyrus (パピルス) 2010年 06月号 [雑誌]

papyrus (パピルス) 2010年 06月号 [雑誌]

ポルノファンにはおなじみの"寿命"特集のみ読了。
新藤の年表の42歳のところにふふってなるなど。主題歌ねぇ。笑


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翌月頭のセレブレーションに向けて、自分比でかなりおとなしくしていた1ヶ月。
島を出てすらないのでは…?と思ったけれど、そんなことはなかった(8/31〜9/1で出てた)
その割には読書含め、あんまり進んでないよなぁ…と。まぁなにごとも気の持ちようってことですね。。。

*1:途中から一気に読んだ

<2019年7月の読書記録>

人間失格 (新潮文庫)

人間失格 (新潮文庫)

おそらく初読のはず。
新潮文庫の夏のキャンペーンにまんまと引っかかり購入。
というと言い方悪いけど、いやそれがほんまに、この表紙も帯もめっちゃきれいなんよ。

これが残る本なんだなぁと思った。
時間の経過に耐えうる、時代の淘汰を生き抜いてきた本。
「名作」というと、なんだか違和感も残るのだけれど。
言い換えると、重さのある、重々しいというよりは重みのある作品だなぁ。

もうひとつ、冒頭から出てくる「道化を演じる」くだりについて、わかるなぁ…と思った。偽っているというよりは、演じている。
そしてほかの人の感想を読んで、自分が"そう思う側"の人間なんだなと自覚もした。
昨年、はじめて読んだ『フラニーとズーイ』への感想と同じ意味で、
結果的にいま読めてよかったと思う。


こどもと絵で話そう ミッフィーとマティスさん

こどもと絵で話そう ミッフィーとマティスさん

ヴィレヴァンでうろうろしていたときに見つけて購入。よかった。
本編を読んで目に癒され、解説を読んで納得もしてる。


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7月は6月の曇天から一転とでもいうべきか、まぁたのしかったことがいくつも!
いうてまぁ当たるだろうと強気な気持ちが呼んだ(ということにしてる)番組観覧も、
ひっさしぶりのアウェイゴール裏、そして個人的な今季初勝利も、
きっと今年のハイライトになるだろうし、またこうして生かされているなぁと実感してもいる。
たのしい思い出を目一杯抱えて生きていくんだよー!

<2019年6月の読書記録>

男友だちを作ろう

男友だちを作ろう


コンコルド広場の椅子

コンコルド広場の椅子

東山魁夷せとうち美術館にて購入。
前回行ったときにこの作品に関する展示がされてて、そのときに買いそびれてたので今回購入。
変わらず「この本も大事にしたい」という気持ちはあるものの、
やはり前回、展示を見てその場で買っておくべきだったなとも思う。
そういう意味では「北欧紀行」復刊版、今回はそれに関する展示を観たんだけど、
こっちも復刊しないかなぁ…
数年前に買い逃したんだ。。。欲しいと思ったときに買わないとこうなるんや。。。


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6月は、なんだかあまりぱっとしなかったなぁ…
たのしいこともあったんだけれど、ずっと重かった印象。。。
そのうちのひとつはライブの延期(からの払い戻し)かしらね…
いつかまた必ず、どこかで。その日を待ってる。

<2019年5月の読書記録>

だれのためではないと言えども、さすがに遅すぎる、、、
ずっとiPhoneのメモにしたためたまま、なんとなく気が乗らず、いまに至る、、、


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著者初読。
ひっさしぶりにSFと言われるジャンルの本を読んだので、「あぁこれこれ、こういう感じ!」と思いつつ。
短編集だからか、印象としては星新一に近いかなぁ。


となりの脳世界

となりの脳世界

エッセイ集。
わたしには到底思いつかない発想がどんどん出てきて、
でも語り口はやわらかく、読みやすい文章だったから、
まさに前書きにあるように「誰かの脳世界を覗く」かのような経験で。
貴重な経験でした。そして素敵なご友人だなぁと。


アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア

アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア

ジェーン・スーさんのおっしゃる「自分の欲望を舐めるな」じゃないけど、
やりたいことがある人は強いなぁ。
そしてそれだからこそなのかな、「アイドル」という仕事?肩書き?存在?に対して、誠実だ、と思った。


ついにKindleに手を出してしまうの巻。ふふっと笑いながら楽しく読みました。


i(アイ)

i(アイ)

率直な感想、ものすごく面白かった。こんなに面白い本を読んだのは久しぶりだと思った。
これもそうかもしれない、自分の欲望を舐めないひとの話。
「血を分けた自分の子どもが欲しい」という望みを、その欲望をはっきりと自覚して、
それを満たすために行動して、でも叶わなくて、そこで親友に聞かされたこと。

想像するって、やっぱりすごく難しいんだよね、と突きつけられた気持ち。
それでもやらないといけないと思った。自分のために。