Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

ポルノグラフィティ 17thライヴサーキット"続・ポルノグラフィティ" @ 広島文化学園HBGホール初日(211125)

ツアー4本目!今回も広島に来られてうれしい!
1階22列は真ん中ブロック、あえて言えば上手寄り(豊夢さん前あたり)
PA隣のブロックだったので、どうしてもそわそわしてしまうオタク
後列だからかね、照明がよく見えて面白かったなぁ


* * * * * * *


1.IT'S A NEW ERA
照明、歌いだしはどうだったかなぁ…
Aメロは暗めの青のなかにオレンジで、夜明けみたいな照明だった…綺麗だった……うっとり眺めてしまった
1サビで一気に点灯、白っぽい、いわゆる照明の色
そのあとはずっと点いてたっけ…大サビ後半のテンポが上がるところでは白い線のような照明がたくさん交差する
最後のジャーンは青だったような
…本当にここまで照明のことしか書いていない、どれだけうっとり観ていたか、おわかりいただけるだろうか。。。


2.幸せについて本気出して考えてみた
HBGホールの構造なのかしらん、少なくとも1階後方は、割と席が狭いんだなぁ*1
と、動き出して気がついた。

今日も「♪つまんないことぉっ↑」と語尾が上がる岡野くん
サビ、新藤も歌ってたのか…!
これを書きながら、メンバー紹介の新藤のMCを思い出してもう一回咀嚼してると、また泣ける。。。


しゃべる岡野
「今日はマスクがあるけど!そのぶん目で!気持ちを表してくれ!
そして手拍子が!Bodyがある!Bodyを使え!
いい夢みて帰ろうぜ!」


3.ドリーマー
「♪妄想の"海へ夜な夜な漕ぎ出す"のが癖だけど」
この曲も海だ…!しかも漕ぎ出してる…!


4.ANGRY BIRD
サビの照明がすごい(20日ぶり4回目)
たとえば1サビでいうと、「♪誰も〜」は赤、「♪WOW」からは緑、
「♪ANGRY BIRD」終わりのギターじゃかじゃかは青地に緑スポット
この流れがひとつのサビのなかでもう1セット
しかもこれ、全面赤とか青とかじゃなくて、色は赤しか使ってないんだけど、全面を照らすんじゃなくて、凝ってる差しかたをしてて(全然うまく言えない)(映像作品を観よう)

そして大サビ「♪幻滅の」のあと、「♪FLASH」でギターを振りかぶる新藤がかっこよくてかっこよくて
そのあと身体で弾くのもかっこよくてかっこよくて


5.LiAR
おおっ!なるほどこうきたか。意外と驚きはなく、むしろちょっと納得かも。
なぜなら「ANGRY BIRD」とラブですも結構落差あるな…と思っていたので。どっちも聴きたい曲ではあるけど、流れとして聴くには落差が大きい。
…でもラブですがなくなるのはいやんいやん

Aメロ「♪シルクを爪先で裂いたような〜」が、ドラムと岡野くんのうただけに聞こえた、、、
サビでカラフルな照明に!赤と紫と黄色だったと思う、好きな組み合わせ〜!
ただ「♪吐く息を凍らせ〜」で一気に青照明 それこそマッチ棒みたいに、スポットを浴びて、ひとりすっくと立った岡野くん


MC
岡野「わしらが!ポルノグラフィティじゃ!!」
豊夢さんはスティックで拍手
新藤も拍手(右手はピック持ってグーの形、左手はパーの形)
…って、いや、あなたは「わしら」のほうでは〜!当事者側〜!

岡野「…先にベース紹介しよった、先にドラムなんよ、ドラムス!玉田豊夢!」
豊夢さん「こんばんはーよろしくお願いしまーす」
岡野「ベース!山口寛雄!」
山口さんお辞儀

岡野「そしていつものメンバー、キーボード皆川真人!みなちん!
そして彼も広島出身です!福山出身!ギター、そしてバンマス!tasuku!」

岡野「今日はまぁまぁマニアックな曲やるよ。
これをきっかけにみなさんが深掘りしてくれたら、それがまたわしらの道を作ってくれることになるかもしれん」

これがぐっときた 「深堀り」という言葉に

もちろん、今日初めて聴く曲があるお客さんに向けて、これをきっかけに昔の曲も知ってほしいって意味で言ってるんだろうけど、
セットリストとか演出とかについて、こうやっていろいろ考えてつらつらと書き連ねるような、
そんな重めのファンに向けても話してくれているようで…勝手な解釈ではあるんだけど。

岡野「次は15年前の曲を、久しぶりに聞いてもらおうと思います。その曲の名は、『Free and Freedom』。聴いてください」


6.Free and Freedom
フリフリ…!(20日ぶり)(香川でも聴けて、同じように思った)

「♪BGMに生き急ぐ奴の〜」って、これまたいま聴くとちがって聴こえるなぁ…
こんな状況でもこうありたいよね…

2Aだっけ、愛のくだりにになったらやわらかい色、ピンク寄りの照明に
岡野くん、大サビがちょっとしんどそうだったかな、、、


7.Love too, Death too
よかった〜〜!!ラブですが残ってた〜!!!
わたしにとって、このセットリストの価値はこの曲に拠るところが大きいから。だってずっと聴きたかった曲だから。


MC
新藤「開演前にもいろいろ注意事項があって。声出しちゃいけんとか、ハイタッチしちゃいけんとか。
まぁこれまでハイタッチとかしとったんか知らんけど」

ハイタッチ…してないことはないかもしれない気もする


岡野「今年の9月でデビューから22年経ちまして。ん?23周年に入ったんか?もうようわからんのよ」そりゃあそうなるよ


8.ミステーロ
暗転のなかでのイントロ、新藤に弾きはじめからスポットが当たるんだけど、
そのスポットライトの照射域がだんだん広がっていく
この照明、いつかのライブのどこかの曲で見た記憶があるけど、やっぱりすきだなぁ
豊夢さんはシェーカーとバスドラだった


岡野「続いては、そのファーストテイクでも演奏した曲を」


9.サウダージ
豊夢さんはブラシだった 


ここの曲間かなぁ、暗転のなかの演者用のほんのりライト(?)がオレンジだった
普段は青が多いと思う、、、


10.鉄槌
イントロでドラムの音が鳴りはじめると、客席に向かって赤い照明が計10本くらい差すんだけど、
ギターが入る前までにその照明は動いて、消える前の瞬間(歌いだしの直前)に
ステージ上(メンバーの頭上)に集まって、「井」みたいな形になるの。

1階後方の割と正面から見ると、この真ん中がさ、なんか檻みたいに見えたんだよね。

そしてAメロからは、回り灯籠が回ってるみたいなライトが、1階の壁に映ってた
ボーリングのピンみたいな模様の灯籠(描いてみたけど自主規制)

そしてこの歌詞。
これもさぁ、コロナ禍での市民(もちろんわたし自身も含む)の状況に当てはまるよなぁと思って。

♪裁判は僕の知らない深い夜のうちに決していて明日を奪う

↑市民が知らないうちに、どこかの偉い人が決めた「緊急事態宣言」とやらで、個人の自由(外出の自由、営業の自由など)を奪う

♪無駄とは知りながらスプーンで抜け穴を掘っているんだ 手伝うかい?

↑「緊急事態宣言」が出ていても、散歩ならいいんだよね?日用品の買い出しはいいんだよね?って
いち市民が、出来るだけの手段でなんとか懸命に生きようとする様子

そう捉えてしまうと、わたし自身も(とりわけ)今年前半にしんどかったことを思い出したし、
それはきっとほかのお客さんもそれぞれ、そしてオンステージのかれらも、少なからずしんどかったはずだろうなと想像してしまって。
その気持ちが一気に降りかかってきて、正直めちゃくちゃ苦しかった。絶望してしまったと言ってもいいかもしれない。
ポルノのライブで、精神的にこんなに苦しくなるのははじめてだった。

だってさぁ、この曲をここまでわがごととして聴く日がくるなんて。
自らが裁判にかけられて監禁されるなんて、想像もしてないじゃん。一般市民。
十数年間、遠い世界のおはなしと思って聴いてたところで、このリアリティは重い。苦しい。

それに続くギターソロ、今日はなんだか孤軍奮闘といった印象
後ろでドラムもベースも鳴ってるんだけど、それでもどうしても孤独で、孤軍で、独りで必死で闘ってるように聴こえた

アウトロ、赤照明がたくさん刺す(差すというよりは刺す)んだけど、
最後のシャンとドンの音だけ青


11.Fade away
サビで新藤だけコーラス


12.元素L
歌いだしは岡野だけ、ギター持ってひとり
2サビ以降のサビはサポートミュージシャンズもみんなで(たぶん全員で)コーラス


13.Winding Road


MC
岡野「その緑のん(ボイスストラップ)あってよかったねぇ!
最初はえらいもん作ったなぁ
(どうなるんじゃろか?だっけ)と思いよったけど」


岡野「この2年、いろんなことがあったと思う。暗い気持ちになることも多かったじゃろう。
でもそればっかりじゃいけん。前を向いていかんと、それこそNEW ERAに向かって、船出していかんといけん。
今日が!その日だ!THE!DAY!


14.THE DAY
そうでしたここもスモークですよね、ステージ上の計6箇所から上に向かって吹き出すやつ
サビの照明がトリコロール…!←やっと覚えておけた
ギターソロ前の鍵盤、音色もフレーズも康兵選手と違う…!いまさら


15.REUNION
ひたすら照明の話
サビ前の英語は緑とか赤とかの電球が1個ずつ、計5個並ぶ、下手のクレーン、それだけ
「♪REUNION」で白と黄色の間みたいな色、上手のクレーン、それだけ
「♪我と彼を〜」は赤と緑の曼荼羅みたいになる
大サビの「♪REUNION」でPGロゴが点灯、直後の「♪NOW」でほかの照明も一気に点灯(客電点いた…?くらいの勢い)たぶん↑の計5個のも点く


16.メリッサ
また照明の話
Aメロ?黄色とピンクのストライプのPGロゴの照明!
そのあとは真っ黄色と緑とが使われることが多かった
(たとえば、たぶんここだったと思うんだけど…
「♪鳥を夕闇に〜なぜる」は一面黄色、そのあとのジャジャンってところだけ一面緑に変わる、
「♪羽が〜」でまた一面黄色、みたいな、その切り替えの技にもぐっときた)

そのなかで、大サビで黄色と緑のハーフアンドハーフの照明、ちょうわかる!!!


ハネウマ前、ギターを弾きながらしゃべる
新藤「こうしてしゃべれんなかじゃけ、みんなの気持ちを代弁したいと思います。
久里ありがとー!誠也、決まったら行ってこい!」

ちなみにPGロゴが点灯、真っ赤
これってほかの公演でも赤でしたっけ?カープ話のターンだから赤にした説ある…?

新藤「そのエネルギーでサステナブルな社会を!」


17.ハネウマライダー
「♪ハンドルはないけどわしゃあ曲がらん、まっすぐ行く」←もはや歌ではない、宣言


テーマソング前にしゃべる岡野
「これまでで一番の手拍子を!」って言った途端に、鳴ってた手拍子が一段と大きくなるの、すごかった


18.テーマソング
大サビ前の「♪その胸は」でざっくり角度的に指差しもらったような気がして、震えるよね


* * * * * * *


EN1.メビウス(新曲)
今日は2Aの歌詞を聞き取ってみた(が、翌日聴くと聞き取れていなかった模様)
わたしの名前はくるみ割り人形(?)
名前を欲しがり ごめんなさいごめんなさい


メンバー紹介
岡野「広島は福山出身!たすく!地元じゃけひとことしゃべれや」
たすく先生固まる(岡野くんは予告なしで振った模様)
岡野「そんな、わかるじゃろ、地元じゃけこれはしゃべるんじゃろうなって」
たすく「地元…というとちょっと離れたところなんですが(正直だ)、こんな状況のなか、広島でライブができてうれしいです!ありがとうございます!」


新藤「1年前はこうしてライブができるなんて考えられもせんかったじゃん。
まぁ医療従事者は除いて、こんな状況のなかで、一人ひとりが、もうやらんといけんことをやるしかない。
それは当たり前のこととされてるから、別に褒められたりはせんのんじゃけど」

これ!!「幸せについて〜」じゃん!!(;;)

新藤「その結果として、こうしてこうやって集まることができて。
いうてこんな機会もうないと思うけぇ。
3年後くらいには笑い話にできるじゃろうけぇ、あんな緑のん買わされたなとかも、
そんなふうに今日のライブがその栞になればいいなと思います!」

高地と香川では「勝利」って表現で言ってたけど、オタクは今日の言いかたのほうががしっくりきました。ありがとう。

岡野「母屋に戻ると、えぇ壁紙つこうとるなぁとか、この柱こんな立派じゃったんじゃとか、天井の細工えらい凝っとるなぁとか」

岡野「(ラスト1曲に向けて)最後0にして帰らんといけん。
そうすることで、またポルノグラフィティに会いたいと思える」


EN2.ジレンマ
飽きもせずに照明の話
イントロからPGロゴの照明が点灯、いろんな色に、そして模様に変わっていくんだけど。
イントロで岡野くんが「ウォイ!ウォイ!」で下から上に煽りはじめるタイミングで、
PGロゴも下から上に光る、グラデーションみたいに光が動いていくんよ
それがなんか一緒になってジャンプを煽ってるみたいで!
その一体感に、スタッフさんも含めてみんなでアホになろうっていう気概が伝わってきて、ぐっときてしまった
なお頭のベースソロでは山口さんにばっちりスポット当たってた、からの新藤にもばちばちのスポット

歌いだし
「♪気づいてあげーる、だから、わし2番歌いよるね!?」あれ、ほんまや(気づいてなかったファン)
でもしばらく戻れない岡野くん、「♪膝の力抜きなよ」はそのまま歌ってた

そのあと戻ったはずなんだけど、記憶にないのよね、、、
なぜならわたしは戻ったことを忘れて、ひとり「♪No No place to go」のテンポでクラップをしていたから そしてそこでは岡野くんはすでに1コーラス目の歌詞に戻っていたから(…)

ソロ回し、たすく先生が月見!
あの間奏のギターフレーズって、よく考えたら新藤以外で聴くのはじめてかも…?

そのあとのみなちんはセンラバ!
今日はポルノライブがはじめての人も割といたイメージ(1階後方から見た感じたと2〜3割?)だけど、
ポルノライブは経験済でも、今回のツアーは今日がはじめてって人も割と多かったみたいで。
なんでって、ここまでのセットリストでも、岡野くんの言うところの「マニアックな曲」が出てくるたびに、
驚きの反応がそこかしこから聞こえてきてて。

ここまで前置き。で、だからこそ思ったことなんですけど、
ここでいきなりセンラバ振られて、FuFu!!が腕の動きだけでできる客席って、その適応力…すごくない…?(岡野くんはFuFu!!言うてた)

そして新藤のターンで跳ねる岡野、下手袖まで跳ねながら移動していって、
でも袖のスタッフさんからおしくらまんじゅうみたいに、ぼよーんと跳ね返される あんたなにしてるん


生声
新藤「(拳を突き上げながら)さいこーでした!」(!!)(←この感嘆符は、あの語彙をもつ新藤だからこそのもの)
岡野くんのは忘れた、、、ごめんやで


* * * * * * *


いやーーーたのしかった!広島っていう場所はもちろん、遠征然とした遠征も、そしてなにより友人との再会!
念のため、ホテルの部屋*2もライブの座席も別にしたけど、それでもライブ前後を一緒に過ごせることの尊さよ…!
(「尊さ」って言葉、普段は意識的に使わないようにしてるんだけど、いまは自分のなかから自然に出てきたから使う。びっくりした)

とはいえ仕事に追われまくって、ホテルで割とずーっと仕事してたのは大変申し訳なかった。。。それでもつき合ってくれるありがたさ。。。ありがとう。。。

というわけで、この翌日が現地参戦最終日。
ここまでで感じたことをすべて掬いあげてくれるかのようで。
だからこそ、それ以前、つまりここまでに書いたような、この日に感じたことはきっちり残しておきたくって。

*1:あっ、もしかしたら大阪初日も香川も隣が空いてたからかもしれんな、、、

*2:ホテル自体は同じホテルに泊まった