Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2024年1月の読書記録>

Kindleにて、柚木麻子さんの小説をはじめて読みました。
早稲田を受験するチャンスがあったのに受けなかった身(そしてさらに言えば女)として、ゾクっとする、身につまされるような経験だった、、、
めちゃめちゃ思い当たる節、ある あぁでもここまでの行動力はないんだよなぁ


これだけいろんなことを考えてしまうほうだと思うけれど、実は自分のことはあんまり考えてない。なんでってこわいんだろうね。
でも久しぶりにここまで抉られたし、ちょっとだけ…と、なんでゾクっとするんだろう、って考えてみて、
結局、ひとに評価されるのがこわいんだろうな、と思っている。
よい評価だとしても、悪い評価だとしても。ジャッジしないでほしい、いてもいなくても同じだと思ってほしい、
それが絶対に、いちばん楽だから。

だから仕事でも、もう同じ仕事を同じ担当エリアで4年やってて、たぶんおそらくそれなりに顔は知られているはずなのに、
いまだに直接話したことがない人と改めてサシで話す機会が出てきたときには、
その前についつい同僚に「知ってるかな、私のこと知らんよな」って、ひとことこぼしてしまう。

同僚は優しいので「それはないでしょう」と言ってくれるけれど、その答えに半分安心して、半分緊張してしまう。
そうか、わたしのこと、もう知ってるのか…なんらかのイメージを持たれてしまっているのか…と。
それは仕事をするうえでありがたいことではあるけれど、わたし個人としては、こわいよね。


…といったことを考えていたら、次に読んだ柚木さんの本でまた抉られるという。それは翌月の話。