Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

<2021年12月の読書記録>

「本」のなかでも「雑誌」という媒体を手に取るときに、すくなからず実用性を求めてしまうのはわたしだけでしょうか。
これを読んで終わりにするともったいないよな、
これを手引きに新しいものを手に取るきっかけにしてなんぼだよな、みたいに思うことがあって。

だからこそ、雑誌を手に取るときにちょっとした覚悟みたいな(そういうと大袈裟かもしれないが)、
「これを読むからには、紹介されているものまで味わいつくすぞ」みたいな、そんな気持ちもあるんだけれど。
(たとえばラジオの特集だと、その雑誌を読むだけだと半分しか味わえてなくて、
紹介された番組を聴くことで、はじめてその雑誌の価値をまるっと味わえるというか)

この雑誌については、その考えかたはまったくの杞憂だった。

たとえば「手放せない51冊の本」についての特集、当然ご本人が書いた紹介文、その紹介文自体が目的になるんだもの。
(それをきっかけに手に取りたいと思った本もあるけれど、絶版らしい…)

ともかく、まぁ平たくいうとファン垂涎というか。
この「雑誌」自体が、それだけで大きな価値のある「本」でした。おいしかった。


1年ぶりに再読。
2021年の項、年の終わりに読み返してみると、昨年読んだ時とはちがうところにぴんときて面白いなぁ。

 2021年、あなたは自分自身の意志で、自分に魔法をかけて、本来の自分らしい美しさを、自分のなかから引っ張り出すことができるのかもしれません。
 あるいは、これまでのあなたの人生で培われ、懐胎された美しさを、見事「孵化させる」ことができるのかもしれません。

自分で感じたことというよりは、周りに言ってもらったことと繋がるんだけれど。
久しぶりに会えたサポーター仲間で、だいすきで信頼してるおねぇさんに言ってもらったことを思い出した。

そして2022年の項については、ここが引っかかってる。

 つくってみたかったものを、つくることができます。
 生み出したかったものを生み出せます。
 さわってみたかったものに触れられるかもしれませんし、それが少しがんばれば、自分のものになる可能性が見えてくるかもしれません。

さて、年末に読み返すとどう感じるんだろうね。たのしみ。


* * * * * * *


まぁもう12月よ。いろいろあった。この1年を凝縮したような1ヶ月。
前月末から突然降ってきた仕事に奔走し、それでも意地でライブに行き(半休で広島日帰り2回と近場のライビュ1回)、
そのどちらにも属さないような気持ちが揺らぐできごともあり。

これも抱えて、新しい年へ向かいましょう。