Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

ポルノグラフィティ 18thライヴサーキット"暁" @ 倉敷市民会館(221122)

ツアー5本目、1階13列下手側より。


開場中SEにときどきキュッキュッみたいなネズミの鳴き声
全体には青ベースの照明だけど、一番大きい下手側の窓に、ときどき緑のスポットが当たる
ステージ上部に吊るされているのは、大きい窓が2つ、小さい窓が3つ(この5つは中がLEDスクリーンになってる)
枠だけの窓?が8つあった。たぶん。


* * * * * * *


扉から出てきて上手2階のほうを指さす新藤
下手のほうを指す岡野
そのまま立ち位置へ、最初は後ろを向いて、今日は先に新藤が、SE最後の1フレーズで前を向く、
そのフレーズが終わりかけのころに岡野が前を向く


1.悪霊少女
岡野は指で十字架、右手で横、左手で縦
「♪逃れられなーーーーーーーーい」のロングトーン含めて、終始めーっちゃ気持ちよかった
声にものすごく気持ちよさを感じた(こう書くとよくあることなんだけど)
音のよさで有名なホールっていうこともあるのかしらん

最後の照明が黄色(じゃーん)からの、白+ちょっとピンク(じゃじゃじゃん)で、きれいだった
窓枠、ここでは光ってなかったような


2.バトロワ・ゲームズ
ここから窓枠が光りはじめたような(緑)
大きい窓がゲームのプレイ画面、小さい窓がコマンド、窓枠がちらちら緑に光る、みたいな
岡野くんがノってるから「ノっていいんだ」って思えるのもうれしい

そしてあの、このあともこういう話が何回が出てくると思われますが、今日はかなりどんぴしゃりもらえる角度でして
下手までぐるって指したときの端っこの角度
「♪薬投げてよこせ」で右手で煽られました 手のひらを上に向けて指で招く仕草

照明、ここだったかなぁ、客席方向に向かって何本も差すのが、その光の筋たちが綺麗で綺麗で
横からも見られる席ならではの景色だよなぁ
最後の「♪バトロワ・ゲームズ」で真緑


3.カメレオン・レンズ
1Bのコーラス、1回目の前半(〜imagine)だけ口ずさむ岡野
ギター2人へのスポットが、黄色じゃなくて白になってた…!新藤2本、たすく先生1本の本数は同じ。ギターソロもアウトロも。
でもCメロの岡野くんへのスポットは黄色だった
「What color?」で窓枠が緑と濃いピンクと青に光るの好きだなぁ


MC
岡野「パノラマツアー以来、10年ぶりですよ。お待たせしてすみません」

新藤「10年ぶりとのことですが!新しいアルバムを持って、新しいツアーで、ここに立てていることがいっちばんうれしいです!
今日は盛り上がっていきましょう、よろしく!」

これがほんっとうに、いっちばんうれしかった…!わたしもそう思っていたから。

岡野「さっき新しいアルバムの話をしたけど、いうてわしら24年の歴史もありますので、先にそのなかから何曲かお届けしたいなと、思います!」


4.ジョバイロ
たすく先生のバッキングがすきすぎる隊・隊員です
下手はこれが味わえるのがよいんよ〜とうっとりしてたら、歌いだしの歌詞がなんか違ってた気がする
会場がかなり温まっていたようで(たしかにクラップの揃いかたがすごかった)満足気な岡野くんの表情に、こちらも満足気になってしまう


5.Stand for one's wish
新藤さんとサポートミュージシャンズのコーラス!!たぶん前はなかったよね…?
たぶんサビだけかな、しゅんたくん以外全員入ってた
どの公演から入りはじめたのかわからんけど、新藤さんは歌詞が曖昧でちょっと笑ってるし、
たすく先生も入ったり入ってなかったりでちょっとおもしろかった。。。ごめんやで


6.サボテン
照明がすごい…
上からステージを照らす照明が、どんどん明るくなっていくの
最初のメロは青→1サビで濃い緑→またメロで青→2サビでちょっと明るい緑→ギターソロは青(…暗め)→大サビでミントグリーン→落ちサビでほぼ白
客席天井に当たる照明もあった 2本、緑 なんの形かはわからなかった


MC
倉敷、広島より地元説

新藤「こないだ広島でもやって、もちろん地元公演なんじゃけど、こっちのが近いよのぉ?
広島と因島ってこっちとこっちじゃん(左と右を手で示す)」

岡野「(広島県の)両端ってことね」通訳

岡野「と(↓)は(↑)い(↓)え(↓)」
新藤もたまに使う、このイントネーションすき
岡野「ここからはアルバムの曲を」

ちなみにこのあと3曲はたぶん全面LEDを区切ってたと思う たぶん
このあと3曲の映像は、どれも白い枠、窓越しの景色にも見えるし、白い額縁に入った風景画にも見える


7.ナンバー
Aメロでいち音ずつ弾く新藤 エフェクター(ディレイ?)を軽くかけたあの音、すき
メロは水色と緑、サビで黄色と赤
ここだったと思う、下手にいたからかな、ギターソロの裏のベースソロが聴こえてハッとした


8.クラウド
Bメロの後半、「♪ひとつずつ消える」のところで膝で跳ねながら弾く新藤がすき
最後のギターの音のあとのエフェクターを止めてぎゅいんって弦が鳴る音がすき


9.ジルダ
曲入りのみなちんのソロは、なんとびっくりオシャレ「桃太郎」…!


曲終わりにシャンデリアが降りてくる、どうやらアルバム曲ゾーンの前で上がってたらしい


MC
岡野の座ってもらうMCに続き
岡野「いうてずっと座りっぱなしじゃなくて、空気を掴んで立ち上がってもらえたらと、思います!」

岡野「『稀・ポルノグラフィティ』というのをやりまして。さっきもそのなかから『Stand for〜』という曲を聴いてもらったんですが。
次もしばらくライブでやってない曲を聴いてもらおうと思います。
13年前、2009年に10周年で一夜限りのって東京ドーム公演をやったんですけど、そのとき以来です。聴いてください、『うたかた』」


10.うたかた
入りかたは、いきなり歌いだしwithみなちん→二胡のフレーズで新藤→サビでたすく先生
→1コーラス終わったらドラムスティックでカウント取りつつしゅんたくん→2Bから寛雄さん

岡野くんがこれまた気持ちよさそうにうたうんだよなぁ
なんかもう声の出しかたが、ポップシンガーのそれではない気がした オペラとか声楽とかそっちの感じ(素人の感想)
Bメロの「♪はかーーーーーなくも」の伸ばしかたとか 安定感って言葉を超えてて、なんて言えばいいのか


11.瞬く星の下で
うたい出し「♪幼い少女が夢に見ていた白馬の王子みたいなもの」ってこれも「悪霊少女」の主人公に重なるのでは…?
最後のほうの青い星空、これいま見たらこのときのアー写の背景と似てるかも。

たぶん岡野くんがふたことくらいはしゃべったはず(…)(言葉は忘れた)


12.Zombies are standing out
「♪さまよっているの」の「の」、今日は歌いだしも押すタイプの「の」だった。引くタイプじゃなくて押すタイプの「の」(わかりづらい)
さすが名ホール、音はめちゃ聴きやすいんだけど、このBPMだとホールで迫力を出すのは難しいのかなぁ、
と思うくらいクリアに、すごく音が整理されて聴こえた


13.メビウス
メビウスの輪に窓枠と、外の景色みたいなものも映って見えた それこそ「証言」のMVみたいな外国の景色に見えた
大サビからは、メビウスの輪の周りにピンクのスモークみたいなものが広がっていた
「悪霊少女」のMVもそうだったよね?モノクロの世界にピンク色だけが出てくる


ここの暗転かなぁ、ステージ上で上着を脱ぐだけ?着替える?で白黒の柄シャツ(ロング丈)に着替える新藤
インスト
第一楽章:寛雄さんウッドベース→新藤の順番(そのあと忘れた)ひとりずつ入る
第二楽章:弦楽器も入って鼓笛隊みたいな
寛雄さん、終わりのほうでエレベに持ち変え、切り替えのタイミングでルーパー使ってる…!
第三楽章:雷鳴
第四楽章:スーパー新藤タイム、真っ赤


14.証言
新藤がかなりうろうろしてた印象…なんでだろう。結構、もはや徘徊みたいに見えた
狼狽を表していたのかなぁ


MC
だけどこの話ってここだったかしらん…?いっこ前のような気がする
岡野「この会場は音がよいって有名でね。山下達郎さんは(ツアーに)必ずこの会場を入れるらしいですよ。
じゃあなんで10年も来てなかったんよって話なんですが。
その会場をひとつにするために、みなさんの手拍子が必要です(的な)」
「カモーン!」
からの冒頭のクラップ、おかのくんにドンズバで「いいね!」指差しもらった生きる


15.アゲハ蝶
映像、ドームのときみたいな哲学的な映像だけど、やっぱり窓枠みたいな黒い線が乗っていた
間奏、新藤はひとりでメロディを弾いてた ほかのメンバーはクラップ


岡野「みなさんでひとつになったところで!次はステージ上のミュージシャンたちが!一体になる演奏を!」

岡野「♪あか!つき!くーらしきからファンキィターイム!あか!しき!」←首を捻るおかのくん
(「あかつき」と「くらしき」が混ざったねたぶん)

ソロ回しがしゅんたくん→寛雄さん→みなちん、からのたすく先生は前に出てきて新藤と横並び、岡野「新藤!晴一!」
そのままたすく先生が戻って新藤は前に残ったままで


16.ミュージック・アワー
新藤と岡野が前で横並びなのがなんかぐっときたんだよなぁ


17.VS
18.テーマソング

このへんのことが飛んでる、、、


岡野「より強い光が差すように、最後の曲を届けようと思います。聴いてください、魂入れてください、よろしくお願いします」


18.暁
個人的にいろいろ思うことがあったタイミングだったので、ズバッと刺さってぐさっときてしまったな、、、
「これが次の課題だな」と思ってたところに「まぁそれだよね」って頷いてもらったような気持ち

最後の「♪暁」のシャウト(?)の途中かな、退場用の扉が下手から出てくるのが見えて、なんなら扉を運ぶスタッフさんの手が見えて、
ちょっと笑ってしまった

曲終わりの岡野(暗転してたはず)「ありがとうございました」

ふたりは下手の扉から帰るので、たすく寛雄コンビの前を通って捌けるんだけど、
ふたりが通り過ぎるのを、律儀に気をつけの姿勢で待つたすく寛雄コンビ


* * * * * * *


おかのくんの足元の絨毯はアンコールもそのままだったね
メンバーが出てきたタイミングで、「暁」の文字を構成していた窓枠たちが解体されて、袖に捌けはじめる
その時間もあるからかしらん、しっかり客席に手を振るメンバー、そしてオンステージ


岡野「ここでポルノグラフィティのパーティチューンを!」


EN1.Century Lovers
最初のカウントだいすき、無条件で跳んでしまう
BCの途中でちょいちょい入れてくる寛雄さんの音が好き!
BCだけだっけ、後ろの小さい窓で白いPORNOが光ってるんだけど、その合間をちらちらと青い光が通り過ぎるような照明

ボイスストラップ、初回で結構揃う
岡野「すごいじゃん」
2回目、ちょっと間延びする
岡野「さっきのがよかったね」

このあと(メンバー紹介の前)だったかなぁ、本編だった気もするなぁ
岡野「それって無音で録音するん?」
新藤「音源に合わせて入れるんじゃろ?」
そうそう(頷く客席)
岡野「はー!なるほど。そんなやりかたがあるんじゃ」


メンバー紹介
客席が「ハルイチー!」を鳴らすボイスストラップコーナーはギターを持ってうろうろしていた新藤、
最後の「ハルイチー!」ボイスストラップのあたりで、急いでスイッチングを踏みかえに立ち位置に戻る
岡野の最後の「ギター!新藤!晴一!!」で自分でジャカジャカ演奏する(サポートミュージシャンズも乗っかる)

新藤「はいどうもハルイチでーす!」←芸人さんみたいな入りかた
岡野「出囃子かい」


新藤「こんな景色を見せてもらって、じゃあ曲でも作るかって作って、レコーディングして、またこんな景色をみせてもらって、その繰り返しで。
こういう、サスティナブルな(←この言葉が出たところで客席から拍手が起きるのおもろい)活動が(このあとを忘れた)
これからもみんなの居場所になる、みんなの気持ちの居場所になる曲を作っていけたらと思います!今日はありがとう!」

新藤「さぁ、(ボイスストラップを)鳴らす時間がやってきました。『ボーカルは?』」(ここでかなりの人数が鳴らす)
プークスクス的な笑いかたの新藤「初歩的な…」ひどい

岡野「引っかかったね」引っかけたんじゃい
新藤「『ボーカルは?』で鳴らすんよ、って言いよったのに」


岡野「(今回のアルバムの曲に)元気をもらいましたとか、希望をもらいましたとか言ってもらって。
もっと次は頑張れって人もおるかもしらんけど」
←こんなこと言うとは びっくりした



EN2.ジレンマ
ソロ回し、たすく先生がハネウマイントロのフレーズをリピートし、
続くみなちんがハネウマのサビ!岡野くんが「ここで(タオル)回してね〜!」的なことを言ってた

そのあとの「あんたらは」でも端っこならではの指差しもらったねぇ 拍手を返したねぇ(;;)


* * * * * * *


演出の件、大分の感想文に書いたことの続きで感じたこと。もっと具体的な表現にすると。

最後にステージ上に掲げられる「暁」の文字について。
家の中にいた少女がずっと外を覗いてきた「窓」、もっというと閉じ込められていた内側の世界を構成する「枠」たち
それを解体してできるのが「暁」。

ただ、それは「夜明け前のまだ暗い時間」でしかない。日が差すのか雨が降るのかはわからない。
だからこそ、そこに日が差すように、「血の滴る弱音を吐け」「絞り出した本音だけが」と少女に歌いかける。

…ここまでの5本の参戦で、そんなストーリーが感じとれた、かなぁ。


さらには先日、この話をもってだいじなおともだち(と呼ばせてください!)と、いろーんなお話をさせてもらって。
そこで感じたこと考えたこと、腑に落ちたことすっきりしたことがあって。

ありがたくもそこまで引っさげて、ツアー本編最後の1本に行ってきます!さぁ、わたし自身がどう完成させられるかな