Dreamin' Dawn

たいがいまぁまぁのポエム

ポルノグラフィティ 18thライヴサーキット"暁" @ 高知県民文化ホール・オレンジホール(221209)


ツアー6本目にして本編最終節、1階17列上手側はたぶんスピーカー前にて。



とはいえ実は別席で参戦の友人がなんと前から数列目。。。
ということで、早めに入ってちょっと会いに行ってみるなど。

そこで気づいたこと、大きい窓枠2つは上から吊られてないんだ…!
足つきのホワイトボードみたいに、両端の枠が下に伸びてて、おそらくキャスターがついてる…!
斜めになってる窓枠は、傾いてるんじゃなくて平行四辺形の形になってる。
ドアの文字、下は「akatsuki」かなぁ。小文字に見える。ほほぅ。

1755から初回アナウンス。特に変わってはないと思うんだけど、この日聞き取れたところをいくつか。

会場にたくさんの悪霊が侵入してしまった。
紳士淑女少年少女の諸君が悪霊に取り憑かれないよう、いくつか注意事項をお伝えしておこう。
呪いの儀式で身を焼かれないよう(以下略)


1823ごろ、人形が下手から上手へ横切る

1825、2回目のアナウンス。

ふはははは。
わたしが聞いたところによると、どうやら間もなく、ライブという名の悪霊たちの宴がはじまるらしい

注意事項のうち、「自分の席で楽しんで」だけ悪霊絡みの話が入ってなかったねぇ

おっと、ついに宴の時間が近づいてきたようだ。早めに席に戻ることをおすすめする。
さぁ、耳をすませてみるといい、聞こえてこないから?悪霊たちの蠢く音が、悪霊たちの囁く声が、
そして、ポルノグラフィティがステージに忍び寄る足音が…。
(これって新藤が出てくるときのゾンビみたいな歩き方に繋がってる!?)
悪霊との邂逅が、呪いの儀式となるか、それは君たちに託されている…
ここまできたら、覚悟を決めて楽しむがいい、はっはっはっはっは!

その後は風の音、そして女性の笑い声。


* * * * * * *


メンバー2人が扉から出てくるとき、こちらの座席による角度の違いかしらん、ふたりの姿が綺麗にシルエットで見えてよかった


1.悪霊少女
ふと思っただけの話、SE終わってからイントロの音までの間、ちょっとだけ無音でタメるよね だからなにって話なんだけど。

大サビでめっちゃ豊夢さんの色!
テンポは変えてないんだけど、細かく刻んでるから疾走感が出て、オープニングっぽく盛り上がる感じがしたなぁ
この曲ってもともとそこまで盛り上がりきる曲じゃないというか…盛り上がるんだけど突っ切る感じはないところに、
この豊夢さんのドラムと、岡野くんのロングトーンスキャットで、かなり気持ちよく聴けるそしてノれる曲になってた気がする
そう岡野くん、今日はロングトーン短めで、最後にスキャットを入れてたなぁ


2.バトロワ・ゲームズ
イントロで客席方向に差す照明がすごい 最初の音と同時だったはず、一気に客席が照らされるのがすごくかっこよい
ミラーボールくらいの大きさの照明が、ステージ両袖ぎりぎり置いてあって、それも客席を向いてた
ヘッショを狙われるときは自分の頭を指で差し、ヘッショを狙うときは客席を指す岡野くん

みなちんのシンセソロが気持ちよくて気持ちよくて!音の粒が割とはっきり聞こえる感じ
「♪無秩序だけ鉄則で」の高音がすきだということに気がついた
アウトロで「♪バトロワ・ゲームズ」を2回、叫ぶように歌う岡野くん


3.カメレオン・レンズ
「♪What color?」のところ、緑と青とピンクの枠が点灯してすぐ消灯するんだけど、その点いて消えての動き、
なんかブワンってブラウン管のテレビがついて消えるみたいな。それこそゲーム機のスイッチを入れたときみたいな。書き表すのがむずかしい
今日のギターソロのスポットライト、追っかけギターは黄色だった。でもギターソロは白…!


MC

岡野「高知は1年ぶりですよ。去年もめっちゃ盛り上がった。すごかった」←去年来てたのでうれしい
岡野「でも今回も盛り上がりそうな感じがしてますよ!!」

新藤「1年ぶりって言うてたけど、新しいツアーでこうして来られるのがうれしいです!
新しいアルバムの曲に、みなさんの熱を入れてもらって、また新しく作ってもらえたらと思います!」


新藤「…これちょっと悩みなんじゃけど、この最初の挨拶って難しいんよ。
(岡野の)『どうも』『こんばんは』『盛り上がってるかー!』のあとじゃん。もう(言うこと)ないんよ。
前は持ちネタがあったんじゃけど。『やるっきゃナイトー!』って、これもコロナが憎いね。翼をもがれたね」

岡野「コールアンドレスポンスができんからねぇ」
新藤「『わしもポルノグラフィティじゃ!』もねぇ」
岡野「その前に『わし"ら"が』言うとるけぇ、おかしいよねぇ」

新藤「ちょっともう一回やってみるけぇ、もっかい紹介して」!?
岡野「ギター!新藤晴一!」

新藤「…ロッケンロー!」
新藤「…これは今日限定にしとこう。なんかちょうだいよ。『どうも』は?」

岡野「『どうも』…言わしてくれぇよ」
新藤「『こんばんは』は?」
以下、全部渋る岡野くん(…)

新藤「最後にメンバー紹介があるけぇ、ちょっとそこまでに考えとくわ」
岡野「大丈夫?ちゃんとライブはやってくれんと」

岡野「このツアーももう終盤ですよ。今日入れてあと8本?」ひぇぇそうか


4.ジョバイロ
うたい出し、一瞬曲がわからなくてクラップできなかった なぜ(自分の問題)
頭サビの間を通して客席に向けて照明が放たれるんだけど、最初は白だったのに、最後気づいたら黄色になってた
徐々に変わってたのか、最後に変わったのか…?

Aメロに結構がっつり、しっかりした音でピアノが入ってた。新鮮。
そして1サビ「♪あなたが気づかせた」の「あなた」でドンズバありがとう(今回気づいた、わたしは大丈夫だ、どの席でもたのしめる)


5.Stand for one's wish
「♪only one」で人差し指を立てる岡野
「♪two hearts」で2本の指を掲げる岡野
コーラスはたしかに今回もきっちり統一されてたわけじゃなくて、出たり入ったりしてた。でも、そのラフさがひとつの味になってた。
豊夢さんの細かく刻むリズムが気持ちよかった!


6.サボテン
ナンチャンのタンバリンを探してしまうよ
前にも書いたけど、ふんわりした色の照明がすきだなぁ


MC

岡野「ワールドカップも終わりましたし」
新藤「終わったん?あぁ日本が敗退したってことか」
岡野「僕にとってはね。
しょーもないんじゃけど、ここでどうしても言いたいことがあって。聞きたい?」

新藤「…き、聞きたい!」(ですよ?どうぞ?みたいなトーン)
以下略(W杯の話)

そして壁の話へ(…ここだったはず)

岡野「わしら9月…9月?からツアーしとって、飛行機乗ったりするのは今回が最後よ」
新藤「ほぉ。基準がようわからんな…仙台は新幹線で2時間ぐらいで、高知は飛行機で1時間よ」
岡野「距離の問題よ。もう遠征みたいなのってないじゃん。
そんで最近気づいたことがあるんよ。移動のときに、新幹線とか乗るじゃん。
そんときにわし、これが(手を上下に動かす)右側にあってほしいんよ。
(※右端の席に乗りたいってことだと思われる)
あなたそういうのある?」

新藤「…ないかな。新幹線で西に行くってなったら、富士山が見えるけぇこっち(右)がいいけどねぇ」

岡野「一回、窓?壁?が左にあったときに、めっちゃ身体痛くなって。そこで気づいたんよ。わし右がいいんじゃ、って」

途中で新藤が口を挟む
「これ、過去最高にオチが見えんけど大丈夫?この話の先に宝物は待っとる?」
(客席上手に向かって)「こら!そこ不安そうな顔するな!」

これを受けてだったか、左足のパンツを捲り上げる岡野 17列目からでもちょっと生足の肌色見えたぞ

岡野「今回は左じゃったんね(手を上下に動かして壁を表現)
まぁ気づいたの最近で、チケットとか前に押さえとるけぇ、まぁしょうがない」

〜そしたら右側は屈強な体型のマネージャーさん(男性)で、その肩にもたれかかってしまった、っていう話でした〜

岡野「これをどうしても高知のみなさんに言いたかったんよ」そうか、話してくれてありがとうやで。なにげない話だけどおもしろかった。


7.ナンバー
イントロで楽器が入ったタイミングで上から赤と黄色の照明、ちょっとぐるぐるしてた
メロは青と緑、サビは赤と黄色
ドラムが強く聞こえるからかなぁ、原曲とは結構違ってて、バンドサウンド全開に聞こえた
そしてここのはず、2A「彼が走り」のところのドラムを刻んでた。
豊夢さんならではのやつ、テンポを変えずに倍速で刻んで、疾走感を出す。


8.クラウド
全体に雲みたいな、白っぽい水色の照明だけど、「♪燃えるような夕日だけが」で赤照明だった気がする
最後に残るギターの音の粒がすき


9.ジルダ
前曲終わり〜みなちんソロへの入りが割と詰まってた(間がほぼなかった)ような なお今日のフレーズはオリジナルだった気がする

うたい出し、青照明のなかでメンバーふたりに赤スポット
「♪十分すぎるだろう」って、これも結構な口語だよなぁ、と改めて


MC
岡野「わしら座ってみたんじゃけど、せっかくなのでみなさんも座っていただいて。初の試みですよ。
(ずっと立ってると)足痛い痛いねぇ」
←え、なにキャラ…!?


10.うたかた
「♪儚くも」の「か」の音をめっちゃ伸ばすのがめっちゃすき おそろしく安定した「か」の音


11.瞬く星の下で
シャンデリア、真ん中のひとつだけ光ってた
そして2サビでもう満点の星空(窓越し)出てた!
でもそのときは割と暗めで(色が暗めの青ではなく、照度を落としてたというか)
大サビはそれのまま明るくなった感じ

Cメロの新藤さんのギター、じゃかじゃか細かく弾いてるのすきだなぁ

岡野「さぁみなさん、屍となる時間がやってまいりました。覚悟はよろしいでしょうか。『Zombies are standing out』」


12.Zombies are standing out
これがとてもよかった。このツアーでいちばんよかったかも。しっかり迫力があった!
シャンデリアは緑の炎 率直にこわい
Vタイプを操る新藤、かっこよかったなぁ←そろそろ語彙力のなさが


13.メビウス
サビにシンセのフレーズが入ってた!
前の参戦時(倉敷)には入ってなかった気がする…たぶん


14.証言
この曲のはず、、、たしかCメロ、上からステージに落ちるライトが、下手赤、真ん中紫、上手青のグラデーションになってて
途中で(徐々に?)下手がピンク寄りの紫になって、メンバーふたりへのスポットが赤になる
これがすごく綺麗だった
新藤さんはたしかに歩いてたけど、うろうろする感じではなかった


岡野「こっからは上げていきますよ☝️」←この手でアゲてた


15.アゲハ蝶
よい曲だなぁ、と、しみじみとうっとりしてしまった


ファンキータイム
ここかなぁ、新藤さんの細かく刻むギターの音!すき
岡野くんのスキャットがすごかった!たのしい!!!


16.ミュージック・アワー
曲冒頭、ふたりがステージぎりぎりまで出てくるところ、なんだっけな、片腕を上げるポーズ?🕺←こんなポーズ?
とにかくふたり同じポーズをしてて、シンクロ…!ってなってた
そしてこの曲だったかなぁ…ちょっとテンポが走ってた気がした 気がしだだけかも

大サビ前の「♪キミが夢を願うから」だけほかの楽器が控えめななかでギターの音が響くのすき
大サビの歌詞が行ったりきたりしてたね テンション高いもんね
アウトロ「♪your letter」からの「高知!」

ふと思ったこと、「♪キミが夢を願うから 今も夢は夢のまま」って、願いつづけるしかないんだよって気もするなぁ
「♪俺がやってやるって気持ちが大事さ」「♪できる限りはチャレンジ やらないのなら作れないの」的な


17.VS
よい曲だな…とさめざめと泣いてしまった
これも愛媛〜大分のMCで新藤さんが言ってたこと*1じゃないけど、物語の仮託だよなぁ
と、このあとの「テーマソング」を聴きながら思った

「テーマソング」はリスナーみんなに当てはまるように書かれたうたで、
その一方でこの「VS」はかれら自身に近いことが書かれたうた(もちろんそれだけじゃないけど)
わたしは後者がすきなんだよな。あなたの物語を聞かせてもらえることにぐっとくるんだよな。


18.テーマソング
今更気づいた、この歌詞って「暁」と近しいことを言ってるのかも…?
「♪気がつけば口癖が自分を縛る呪いみたいで
 嘘でもいい I can do it I can do it 言い切ってしまおう」(「テーマソング」)
「♪絞り出した本音だけが刃となり体を縛った鎖を断ち切る」(「暁」)

歌詞のテーマとして、どこか近しいところがある気がする…。
いつの間にか自分で自分をがんじがらめにしてしまうことがあるけど、それを振りほどけるのは自分の言葉しかない、というか。

さらに今更だがサビの動き、「♪フレフレ」と「♪拳上げて」とか、全部やろうとしたら難しいな!?
上で書いた歌詞について、ちょっとぼぉっとしながら考えてたら、全然ついていけなかった(…)まぁそういうもんだと思ってなされるがまま


岡野「みなさんにも、強い光が差してきたと、信じています。
より強い光が差すように信じて、最後の曲です。」


19.暁
岡野くんの憑依型パフォーマンスがすごい うたい出しのあとの立ち上がるときがもう、これまでと違った いわゆるサル状態

Cメロの照明、「♪乱反射をして」で青の照明が入って明滅するのかっこよかったな
大サビ前だったはず、たしか「暁」は白に光ってて、その後ろからこちらへ、太陽みたいに赤くて大きな光がひとつ向かってくる


* * * * * * *


岡野くん暁T、新藤さんポルノT
豊夢さんたすく先生がPhotoT、寛雄さんみなちんがDesignT
…メンバーふたりが着てるとやっぱり売れるのかしらん。


EN1. Century Lovers

間奏のBCにて
岡野「めちゃめちゃ揃っとるじゃん。ここ、1回目は『バラバラじゃ』って言うところなんよ。ちょっと次遅らせてみて」
2回目)岡野「ちょっとわざとらしいわ」
3回目)岡野「いい感じ。笑 いい感じの遅れかた」遅れかたを褒められる客席

曲終わり、音が残ったまま
岡野「12月ということで、みなさんにクリスマスプレゼントを!」


EN2.Hard Days, Holy Night
イントロで号泣(“REUNON”以来2年ぶり2回目)
だってさぁ!!!今回はC&Rできんから聴けると思わんじゃん!!!!!(;;)
そのC&Rは音源のコーラスを流してた
アウトロの締めは新藤さんのジングルベル!


メンバー紹介
新藤「ハルイチです✌️」←顔の横に、あんまり開いてない横向きのピースサイン
…これ、「Perfumeです」のハンドサインをまねたつもりでできてない人の典型的なパターン(辛辣)

岡野「かわいいに逃げたね」
新藤「ハルイチです✌️」←2回目やった、ちょっと照れてた

新藤「(ライブ頭のMCで)「『盛り上がってますかー?』をちょうだいよ」


新藤「曲作って、レコーディングして、歌詞書いて、こうやってライブで聴いてもらって、また聴いてほしいから曲書いて。
サスティナブルですよ」
(客席拍手)
新藤「このサイクルを、続けて(回して?)いきたいです。またツアーで来たいし」

新藤「そのボイスストラップさぁ、もうここしか押すときないんよ?
もうコロナが終わったら、『なんか買わされたなぁ…』ってなるんよ。あともう8回くらいしか押せんよ?」

岡野「そうよ、お手持ちのやつを押してくださいよ。(「昭仁ー!」は)もともと入っとるんじゃろ?
5番ですか。(客席が)手で教えてくれたけど、そこまでは知らんかったわ」


EN3.ジレンマ
ソロ回し
たすく先生はジングルベルの早回し
みなちんはサウダージサビ、ただし一緒にスポットを浴びてエアで歌うギタリストに目がいってしまう、ごめんよ。。。笑 


生声
新藤「お前ら!今日は飲んでよし!」
岡野「次に会うときまで元気で!」自分が病み上がりだと沁みるね…。元気でいます。


もういっこ、どこだっけなぁ 全然思い出せないんだけど…とりあえずメモとして残しておく
本来なら途中で明るくなる?テンポが上がる?ところで上がらず、普段の倍の長さ上がらなくて、ほぅ!と思った。照明は紫だったんだけど。「証言」かなぁ。。。

*1:自分の心の奥深くと向き合うときには、他人の物語(あるいは芸術作品)を通して向き合うことが大事、直接触れると近づきすぎて危険だから